カープ優勝に思う

広島東洋カープ優勝おめでとうございます!
デイリーの一面がカープで、いつもの虎の尻尾が鯉になってて、デイリーも空気読むことあるんや!と新鮮な驚きをおぼえた朝です。
という訳で、昨夜からLINEやメッセンジャー、メール等で僕の所にも「優勝おめでとう!」というメッセージがたくさん届いて困惑しております。
皆さん!申し訳ありません!僕はもうここ数年プロ野球を見ておりません。高橋君が監督になったことは知っていますが、背番号24のままだということを先程知りました。それくらい無縁です。阿部も引退していると思ってました。球界全体知らない人ばかりです。「ミコライオ」という響きと、去年のヤクルトのストッパーがグランジのギタリストみたいな奴で、あれ?ストッパーはイム・チャンヨンじゃねぇの?と思ったことが、ここ最近のプロ野球に対する一番の印象です。その程度で申し訳ない!
ただ、カープへの思いはそれなりに強いです。以前の職場で働いていた際、スタッフの層が薄く、よくミーティング等で「我々はカープと同じ!レギュラーが怪我をしたらそこで終る!控えはいない!各々が全試合戦う気持ちで頑張ってほしい!」とゲキを飛ばし続けておりました。そんな怪我人が出たら終るという刹那的な野球をしていたカープが好きで、そこに自分が置かれた環境を重ねておりました。結果、育てた有能なスタッフが「もっと高い給料でもっと質の高い仕事がしたい」と大きなホテルへと移籍していくという、まさに江藤、金本、新井と4番がFA移籍していくのと同じように主力が流出、そこで更に強いシンパシーを覚える、と・・・。
そんな訳で、どこのファンですか?と聞かれたら、色々面倒くさいので、「南海、阪急、近鉄、それと京阪」とネタで答える以外は、少し真面目に「広島の刹那的な野球が好き」と答えてきたことと、ミズノの工場で頂いたこの名刺入れの効果で、僕がカープファンであるというように周知されていったようです。ただまぁ、先にも書きましたが、野球自体見ておりませんので、カープ云々という話でもなく、せっかくメッセージを送ってくださった皆さんに対して「申し訳ない!」という返信に追われる一日でした。ホンマにすみません!


この名刺入れを頂いた2012年の夏の時点で、工場でもカープの名刺入れと楽天の名刺入れは不人気故に相当数が余っており、まだカープ女子も盛り上がっていませんでしたが、桑田さんに苦笑いされながらもカープの名刺入れを手にして「近い将来カープの新時代が来ますよ」と言った自分を褒めてやりたいです。

この名刺入れは高級グローブの革で作られているので本当に手触りも良く、製品として素晴らしいので手放せません。使っていると、80%くらいの確率で「カープファンなんですね!」という一言と「巨人ファンだと思ってました」という一言が返ってきます。ハッキリ言っておきますが、僕は子供の頃から巨人ファンだったことは一度もありません。好きとか嫌いとかいう以前に仕事でしたし、「負けると皆の機嫌が悪いので勝って欲しい(ウチにいる時だけでも良い)」とか、「勝っても負けてもさっさと試合を終らせて帰ってきて食事して寝て欲しい」とか、そういう気持ちが強かったです。純粋に野球を見ることなんて無かったですねぇ。それが染み付いて今もその時の感覚が残っているんだと思います。野球場の思い出といえば、1990年・ストーンズの東京ドーム、1997年・イエモンの西宮球場ですよ。それと甲子園のロッカー with 照本さん。桑田さんの仕事で何度もドームのグランドに立ちましたが、その都度「これがキッスとかエアロがやった東京ドームか!」と呟き、野球するより弾かせてほしい!そう思ったものです。すみません。
ただ、2015年のキャンプを撮りに伺った際、菅野投手、大谷選手の撮影でイマイチ評価が芳しくなった僕が、最後の黒田投手の撮影で評価を頂けたのは、黒田さんの人間性のおかげだと今でも感謝しております。あの時の写真は自分の教訓であり宝物。これからも大事にしたいと思います。そういう意味では、黒田さんが胴上げされたと聞いてとても嬉しいです。
最後に一つだけ真面目な話、今年のカープはなんといっても河田コーチだと思いますよ。コーチングスタッフの見直しが大きかったのではないでしょうか。明らかに走攻守が締まりましたから。
そんな今日は朝イチで板宿で撮影。帰ってから母がくれたハモを鍋で頂きました。ビール飲む気マンマンで帰ってきたんですけど、帰り道に昼からのご予約の電話を頂いたので我慢。9月に入り間違い電話が全くかかってこなくなった木村屋さんに思いを馳せながら頂きました。来年も間違い電話、覚悟してます。

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