パン屋さんとの出会い

神戸パンプロジェクト様よりのご依頼でイメージ写真を撮らせて頂きました。
で、これはオフショト。さすがパン屋さんですね。パンを手に談義を始めると本当に良い表情を見せてくれます。使われるとか使われないとか関係無く、こういう絵を撮ることが僕にとっては幸せこの上ないことだったりします。

やっぱり職人さんってかっこいいですね。パン屋さんだけにきっと朝に厨房で会うと恐いんでしょうけど、それでもやっぱりものをつくる人は優しいですよ。心が温かい人じゃないと美味しいものをつくることなんて出来ないと思います。

ずっと厨房に立つ父を見て来ましたが、やっぱり料理を作っている時、自分が作ったものを美味しいと言ってもらった時、本当に良い表情なんですよね。身内だから撮りませんけど。
そして、やっぱり優しいですよ。強くて優しい。昨日見た皆さんの手は父と同じで大きくて優しかったです。だからやっぱり職人さんってかっこいいんです。
僕が仕事で行ってる保育園の子供達は、コックコート姿の父をヒーローと同じ位置で見ています。なんとかレンジャーを見るのと同じように見ているし、仮面ライダーを呼ぶのと同じように「コックさん!」と呼びます。コックコートの神聖さもあると思いますけど、きっとその本質的な部分である、ものをつくる人の強くて優しい心を大人よりも純粋に感じるんでしょうね。僕も昨日皆さんをそういう目で見ていました。いや、本当にかっこよかったですよ。

秋になると米屋になったりイベント屋になったり野球教室の事務局になったり、それはそれで色々あって見失いそうになることも多いんですけど、色んな街角で切るシャッターが僕を僕でいさせてくれるんだと思っています。皆さんの表情に救われ、道を繋いで頂いています。感謝。

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