これが答えだ!

血圧正常を目指して4ヶ月経ちました。ここ最近は上が「115前後」下が「80」前後で安定しておりますので、一応の目標は達成したことになります。「薬飲んだ方が良い」と言われていたらこうならなかったと思うので「頑張りませんか?」と言ってくれた近所の「いまむらクリニック」の今村先生(素敵な女医さんです)に心から感謝します。僕の恩人です。

さて、目標が達成されたら終わりなのか?と問われればそういう訳ではなく、体脂肪率が21.5%まで落ちてきてるのと、BMIが25.8まできているので、これを体脂肪率19.9%、BMI24.9を目標にして、現状の活動に筋トレを足して継続しております。ここまできたら自分の中から「肥満」という指数を無くしたくなりました。

要するに「目標を設定してそこに到達して得る満足感を一瞬で味わい次の目標を立てることが大事」だと思っていて、最終目標を「それを維持する」というものにすれば良いだけなのです。

「目標は通過点、そして永遠」という考え方です。

さて、プロダイエッターでもないのに、ここまで痩せてしまうと、「どうやって痩せたんですか?」と聞かれることが多いです。特に餃子を買いにお越しになられたご婦人から「健康的に痩せてる!秘訣を教えて欲しい!」と言われることが多いです。
我が家のイタリア人曰く「あなたは自分では誰でも出来ると思ってるかもしれないけど、あなたがやってることは普通の人はなかなか出来ない事だから!」とのことですので、本当にあまり参考にならないと思いますが、僕が「これが答えだ!」と思ったことを記しておきます。

まず僕の場合は、「痩せる」ということよりも「健康な体と心を構築する」ということを目標にして取り組んできたので、痩せたことはあくまでもその目標に付随した結果だと思ってください。

「これが答えだ!」は、とにもかくにも「生活習慣に落とし込むこと」です。
食事制限、運動、色んなことを「当たり前のこと」にしてしまえば良いのです。
僕のように太る者は太るべくして太っている訳です。人一倍食べて動かない、そして太る食べ物が好き、・・・振り返るとそういう要素が五万とある訳で、それを見直せば良いだけだったんです。
例えば、白ご飯をやめることで「野菜ファーストにした上でおかずだけで食べる」ということを習慣に落とし込む。それを当たり前にしてしまえば良いだけなんです。僕の場合は、そういう要素が色々あったので、全て見直して修正していきました。それで食に関しては解決出来るかと思います。ビール飲まない、ラーメン食べない、コンビニ行かない、出来ることはやっちゃった方が良いです。僕は意志が強い方ではないので、「やめる!」と決めてしまった方がやりやすかったです。「ここまで頑張ったら解禁しよう」的な考え方だと崩れると思ったので、とにもかくにもやめてしまうことが大事だと思いました。
体重を含め自分をコントロール出来るようになれば、多少の増減はコントロール出来ます。
現在、「消費カロリー>摂取カロリー」を継続していますが、この状態を続ければ体重が減るスピードは落ちたとしても、確実に減り続けると思います。ただ、そのまま続けると健康に影響が出てくるので、「この辺がベスト」というところをお医者さんと相談しながら決めて、その数値になったら「消費カロリー=摂取カロリー」にしていけば、大崩れすることなく維持し続けること出来ると思います。たまに外食して「消費カロリー<摂取カロリー」になったら、「消費カロリー>摂取カロリー」にして戻していけば良いということになります。

もう一つは運動要素も「生活習慣に落とし込むこと」です。
よく言われているのが、電車通勤の人は一駅分を歩くとか、必ず階段を使うとか、普段の生活の中で運動をしっかり取り入れるだけでも良いということです。
僕個人の意見ですが、それはそれで大事だと思いますが、やはり「しっかり運動するという意識」を持って取り組んだ方が良いのではないかと考えます。
僕の場合、ちゃんと着替えて歩きます。スイッチを入れるのは大事な事なので。それとMBTは大きな武器になっています。普通の靴で歩くのと全然効果が違うので。
歩くコースも自分で試行錯誤して作りました。アップダウンを交えてストレートの長い距離をコースに入れています。アップダウンは筋力強化を目的として長い距離は燃焼を目的としています。それこそ集中してしっかりと腹に力を入れてちゃんと歩きます。僕は10キロを90分です(ほぼ小走りに近いスピードです)。これを継続するだけで、最近は少し腹筋が割れてきました。
後は落ちにくい脂肪を筋肉に置き換える作業に入っているので、歩いた後は筋トレを行います。ムキムキになりたい訳ではなく、白い筋肉より赤い筋肉を鍛えたいので、軽いダンベルで量をこなす感じです。
歩いた後の筋トレ、その後のプロテイン、ここまでがセットです。
そういうことをしていると、「やらないとスッキリしない」という習慣が出来てきます。疲れたら休めば良いですが、スッキリしないと思えば疲れていてもやった方が良い。そこは気持ちの問題。とにかく睡眠の質が全然違います。それもまた大事なことだと思います。

とにもかくにも健康を維持するのは運動です。糖質制限では健康を維持出来ないです。むしろ健康を害していく危険もあるので、その辺はちゃんとお医者さんと相談して取り組んだ方が良いです。僕の場合は、あくまでも糖質制限は食生活の習慣を改善する為の手法の一つに過ぎないと思っていますし、何よりも数値が高過ぎたので、若干の荒療治にも耐えれる体でしたが、普通の人にとっては極端過ぎる例なので、僕の朝ヨーグルト・昼スープ・夜ささみ1本という食生活はあまりおすすめしません。それに運動を足すのはなかなかヘビーです。その辺がイタリア人の「あなたは自分では気づいていないが実はあまり人が真似出来ないことをやっている」という言葉に繋がっているのかもしれません。

ちょっと動かなさ過ぎかなぁと思う人は、アルバム1枚分聴きながら歩く事から始めたら良いのではないかと思います。燃焼は40分くらい歩かないと意味がないので、アルバム1枚分が丁度良いくらいです。
ちょっと食べ過ぎかなぁと思う人は、少しずつ食べる量を減らせば良いのではないかと思います。

ただ「健康的に痩せたければ食べずに運動!」だけは間違いないと思いますので、そこはしっかり外さず自分のペースで取り組めば良いと思います。「食べたから動く」ではなく「食べずに動く」が大事。どちらかだけでもダメで、やっぱり「食べずに運動」だと思います。全く食べないではなく食べる量を減らすという意味です。ただ「夜は食べない!」は実践した方が良いです。

頑張れば頑張るほど、くじけそうになったら「今までの頑張りが無駄になる」と思って更に頑張れるはずなんです。そう思えない時は頑張りが足りない時なので、更に頑張ってみれば良いのではないでしょうか。

歩き出して一週間くらい、帰宅後に「ここでビール飲んだらムッチャ美味いんやろうなあぁ」と思いつつ、「いや、ここで飲んだら今歩いてきたことが無駄になる!」と思って耐えたんですけど、多分その気持ちが全てに通じる答えだったりするような気がします。

それはきっとリバウンドという問題にも繋がると思います。
リバウンドは「意思」です。食べるからリバウンドする。せっかく構築した生活習慣を継続するのも壊すのも自分の意思です。「今までの頑張りが無駄になる」と思ったら継続出来るはずなんです。
だからリバウンドという概念は最初から無いんです。

「今日頑張らないと昨日までが無駄になる」
それで乗り切れるはずなんですよ。

後、やっぱり側で支えてくれる人の存在は大きいです。
我が家のイタリア人がいなければ目標に向かっていけないです。
本当に感謝しています。

最後になりますが、僕にとってウォーキングに欠かせないのは音楽。
歩いていてお薦めだと思うのは、70年代のスティーヴィー・ワンダーの三部作
『Taking Book』『Innervisions』『Fulfillingness’ First Finale』
でしょうか。
家のステレオで聴いてるよりも外で聴いた方が刺さる!
とにかくこの三枚こそ至高!
改めて「すげぇ音楽!」と腹の底から感じます。
後、やっぱりテンション高めの曲を集めたプレイリストを作るのも効果的だと思います。
一度、中島みゆきさんの曲を聴きながら暗い道を歩いていて、運動そのものより生きているのが嫌になったことがあるので、その辺の選曲には気を使った方が良いです。
「今日は何を聴きながら歩こうかな」そういう楽しみを見つけるのも大事だと思います。

色々な要素を全て生活習慣に落とし込む、とにかく「慣れ」です。
慣れたら勝ち!
それが僕の答えです。

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