この切なさ、止まりません!

2012122501いつもお世話になっている大好きな現場である保育園の忘年会に呼んで頂きました。組織に属さずやっているので、こういう忘年会に呼ばれると嬉しいですね。属してた頃にはその有り難さが分からず、面倒くさいという感覚しかありませんでしたが、とても素晴らしい人達に囲まれ、その中で仲良しで大好きな先生と同じ席でただただ幸せを感じておりました。ありがとうございました。
その先生は僕にとって特別な先生で、一番最初の年長さん(何度も書きます!俺のふじ組!)を受け持ってらっしゃって、右も左もわからならい僕に子供との接し方を身を持って教えてくださった先生です。本当は一番子供を甘やかしたいくらい心の優しい人なのですが、常に自分を律して子供達と接する姿に色々教わることも多かったです。
何度か書いてきましたが、僕は本当に子供と接する事が苦手で、一番最初に現場に行った時、この先大丈夫かな?と不安になったのも事実です。でもそんな時に僕の道標になってくれたのが、その先生でした。一年間、ずっと先生の背中を追って子供達と接する事が出来たので、僕も本当に子供達と仲良くなれたような気がします。僕にとって本当に恩人です。きっと子供達にとって太陽のような存在だったと思いますが、僕にとっても太陽のような存在でした。優しい顔も厳しい顔も泣いた顔も笑った顔もその全てが輝いている素敵な人です。たくさんたくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。先生は子供達と接しているのが一番似合っています。どんな時も子供達の側にいて見守ってあげてください。

2012122502そして25日は園のクリスマス会の撮影に行って来ました。撮影後は子供達と共に一緒に御飯を食べさせて頂くのですが、クリスマスパーティ(最近はクリパと言うらしいじゃないの!)なるものとは無縁のオッサンにとっては、肉眼で太陽を見るのと同じくらい眩しい訳で、更に一年目に隣に座った年長さんの女の子から好きだと告白されたので、もう僕にとっては特別な訳ですよ。クリスマスに告白ですよ。あり得ないでしょ・・・。
とはいえ、そんなに毎年告白される訳ではないので、今年は仲良しのりゅうたろう君と一緒に食べました。一番最初に彼と会った時はまだ黄色い帽子だったのですが、その後に赤い帽子になり、今では年長さんの青い帽子をかぶっています。黄色い帽子の頃から僕のことを名前で呼んでくれて、ずっと仲良くしてくれた子です。
今回も「もうすぐ小学生やなぁ〜」と言うと、「そしたら梅田さんに会えなくなる!寂しい!小学校まで会いに来て!」と、彼が進学する小学校の名前を教えてくれました。だからと言って会いに行ける訳ではないのですが、その言葉がただただ嬉しくて、そしてそう言ってる間中、僕の手をずっと握りしめてくれて、その時の事を思い出すだけで、ペットボトル5本分くらい泣ける今日この頃です。

大体ね、この季節になるとダメなんですよ。10月の遠足が終わり11月の音楽会が終わった頃から、もの凄い勢いで密接になっていくんですよね。仲良しの関係から更に一歩踏み込んだ関係というか、なんかもう凄く密接なんですよ、気持ち的に・・・。で、この季節になると年長さんの一つ下の子達もなんとなく一気に近づいてくるんですよね。そういう世代交代的な波も感じながら、やっぱり年長さんとの別れをすぐそこに感じるこの季節がね、もう本当にダメなんですよ。切な過ぎるじゃないですか。年が明けたら一気ですよ。3月になったらお別れ遠足があるんですけど、そんなんもうすぐそこの話じゃないですか。もうたまらん訳ですよ。どうしたら良いんですか・・・。

まぁ、どうしたら良いんですかって、僕に出来ることはただただ彼等の幸せを祈ることと、彼等を写すことだけなんですけどね・・・。
でも、いつも思ってますけど、僕と彼等との間には本当にたくさんの写真が残っていて、少なからず彼等の人生に携わることが出来たのは、僕にとって幸せ以外のなにものでもなく、いつかきっと僕のことを忘れ去っても、僕が撮った写真を大人になった彼等が見てくれたら、僕はそれだけで充分なんですよね。

でも、切ないねぇ・・・。

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