春が来ました!

遅ればせながら、六甲味噌さんの春ポスターが完成しました。本来であれば2月中旬には完成していなければいけないところ、気がつけばこの時期になってしまいました。ご迷惑をおかけしました。

今回もホテル竹園芦屋の増山さん(料理)、O女史(コピーとデザイン)、僕(写真とデザイン)の3人のコラボレーションです。

更に今回は六甲味噌の長谷川社長自らがディレクションしたバージョンもあります! 是非六甲味噌本社でお確かめ下さい!

写真(クリックで全体をご確認頂けます)は、O女史のアイデアで作った田楽味噌のポスター。背景紙も一緒に買いに行きましたし、器の選定も一緒に行ないました。コンセプトに沿って、全く同じ盛付けで料理を作って下さった増山親方に感謝です。

これで四季分が揃いましたが、やはり尻上がりに完成度が高まっていくというか、回を重ねるごとにアイデアを結集させたというか、確実に新しいステップを踏んでるような気がします。

僕自身も独立してすぐの夏ポスターから比べると、全然違いますしね。というか、本当にO女史との仕事は勉強になります。今までの自分なら絶対に出来なかったであろうアプローチの数々を習得する事が出来ました。本当に感謝しております。

そして、何よりもその場を与えて下さる六甲味噌の長谷川社長には、心から感謝しております。皆が揃って“良い仕事がしたい”という気持ちを何の障害も無くぶつける事が出来る現場を与えて下さる事は、我々にとっては本当に大きいですから。

今回も本当に良い仕事をさせて頂きました。先程事務所でA2サイズで刷り上げたんですけど、いやぁやっぱり良いですね。写真は刷ってなんぼだなぁと改めて思いました。

お知らせ「食といのち」

個人的に色々お世話になっているフードジャーナリストの向笠千恵子先生が、2010年3月6日(土)に築地本願寺の本堂にて「食といのち」という講演を行ないます。

詳細は http://www2.convention.co.jp/hongwanji/ にて。

向笠先生とは、竹園に勤務していた2008年の9月に、取材を通じてお話しさせて頂く機会を得て、その直後の10月に本の出版記念パーティーに呼んで頂き対面を果たし、それ以降「すきや連」というグループにお誘い頂いて今日至っています。

現在個人的に進めている本の出版に関してご尽力下さり、本当に感謝してもしきれない存在です。

そんな先生のお話ですから、きっとためになる講演だと思います。興味のある方は是非足をお運び下さい。

しかし、場所がお寺の本堂というのも珍しいですね。

今月は残りわずかですが・・・

好発進か?と書いた今月も残りわずかとなってきました。アっという間ですね・・・。確かに好発進でしたし、それが継続されております。皆さんのおかげです。ありがとうございます。

さて、今日はたまっていた画像処理を一気に行ないました。先日松山で撮ったサンプラスさんの分に始まり、昨日の竹園さんでの撮影まで色々と。こういう作業を一気に行なうと痛切に感じるんですが、僕は本当に色んな物を撮ってますね。

今日処理した分だけでも、上記のように左から「機械」「スイーツ」「化粧品」「惣菜」ですからね。勿論、この他に通常の料理の画像も処理しました。溜め込むと一日がかりの作業になってしまうんですが、作れるのであれば、そういう日を一日作って集中してやった方が効率は良いですね。

今月はこの他にも割と色んな物を撮らせて頂きました。撮るのが好きでこの仕事をしておりますので、たくさん撮る物、要するに仕事を与えて下さる皆さんに心から感謝しております。

こういう画像処理の作業をしていると、本当にそういう感謝の気持ちが溢れてきます。今後ともよろしくお願い致します。

さぁ、明日はようやく休めます。ゆっくり休んで来週からは今日処理した分をレイアウトしていく作業に入っていきます。撮るだけでは無いんですよね・・・実は撮ってからが長い仕事も多く(というかそういう仕事の方が多いかもしれない)、まさに今、そういう仕事が多数同時進行している次第。ありがたい事ですので、全力投球で乗り切っていきたいと思います。

今月は残りわずかですが、今月で終わらず仕事が続く事が何よりの幸せです。

春の弁当祭り!

というタイトルな訳では無いんでしょうけど、本日の竹園さんでの撮影でたくさんお弁当を撮ってきました。どれも美味しそう! 春の折込チラシの内容と重なるので、ここでは書けませんが、「春の竹園は美味しいと楽しいがいっぱい!」(事業部時代に僕が書いたコピー)といった感じになるのではないでしょうか。

さて、ホテル竹園芦屋さんでは、年に二回、春と秋に折込チラシのTakezono-Styleを発刊されています。されていますなんて書いてますが、第一号を作ったのは僕です。2006年の9月に新体制が発足したのを機に発刊を開始したんですけど、今回でもう8号。時の経つのは早いもんですね。

今日の撮影は、そんなTakezono-Style(通称タケスタ)8号の撮影と、毎月替わりのメニュー用の撮影(通称ルーティーン撮影)でしたが、久しぶりにカットも数も多く疲れました。竹園さんの場合、フルセット持って行きますので、それだけで体力がいるんですよね。

今日からタケスタ8の為に業務提携しているFF Total Designの今村チーフが合流、撮影も手伝ってくれたので助かりました。

明日、今日撮った画像の処理を済ませたら明後日休んで来週からシコシコとタケスタの制作に入っていく予定です。平行して抱えてる仕事が多いので、今回はちょっとタイトです・・・。

とはいえ、独立後も自分が手掛けた紙面を作らせて頂ける喜びは大きく、配慮頂いている竹園の福本社長には心から感謝しております。

料理人の勢いは店の勢いを変える!

本日は西宮北口のお鍋をメインとした創作料理のお店、秋津島さんの撮影でした。僕のクライアントさんであるLE TABLIEさんからのご依頼で昨年から色々撮らせて頂いてます。基本的に“ぐるなび”用の撮影なんですけど、新しいお鍋が出来たりしたらそのポスターなんかも担当させて頂いております。ちなみに現行のメニューも僕が作りました。お店に行ったら是非チェックしてみて下さい。

さて、昨日は新しく作ったコース料理の撮影だったんですけど、昨年の暮れに料理人の方が変わったようで、その勢いがそのまま料理にも出てました。撮影後にも色々お話しさせて頂いたんですが、真摯に料理に取り組む姿勢に深い感銘を受けました。

で、お店自体ももの凄く忙しそうで、“やっぱり飲食業って料理人の勢いが店の勢いを変えるよなぁ~”なんて思いながら店を出た次第。そういう業界にいたもんで、そういう部分にはちょっと敏感です。

実際、以前の板さんと比べると腕前は全然違いますし、今までの人気メニューも更に美味しくなっていますので、行った事のある人も行かれた事の無い人も、是非足をお運び頂きたいと思います。

このご時世に忙しくて良いスねぇ~と言ったら、「この現状に満足せずやっていきたい!」と強く語ってらっしゃいました。こういう人がいるお店は強いですよ。

特別参加させて頂きました!

独立前まで僕がしていた仕事は、ホテルの中で宣伝広告物を自社で制作したり、イベントの企画や商品開発等だったのですが、それを行なうまでは料飲の現場にいました。勿論、最初は洗い場から始まり、料理を運んだりするサービスを経て、最終的には人事的な部分を含めたマネージメント職になった訳ですが、その頃に芦屋食品衛生協会という団体の事業を手伝わせて頂いた経緯で、食品衛生指導員になり、体験発表の全国大会にまで出させて頂いたのですが、独立と共に食に携わる仕事では無くなった為、指導員の資格は失効、協会とは関係の無い立場になり、ホっとした気持ちが大半を占めてはいたのですが、心のどこかに寂しさを感じたりしていました。

というのもこの団体の皆さんが本当に良い人ばかり。年に数回の講習会や懇親会でお会いするのが本当に楽しみだったんですよね。

で、今日。毎年2月恒例の懇親会に特別参加という事で呼んで頂き、参加してきた次第です。

いやぁ、ありがたいですね。皆さん相変わらず暖かく、そして優しく、基本的に“部外者”である僕を今まで通り受け入れて下さいました。こういう人の情は心に染みます。あまりにも染み過ぎてちょっと飲み過ぎてしまいました。勿論、飲み過ぎて写真も撮り忘れ・・・反省。

今後も僕に出来る事は協力させて頂きたいと思いますし、またこういう席に呼んで頂けるよう、コツコツと頑張っていきたいと思います。

宮崎は今日も雨だった

という訳で、昨日と今日、宮崎に行っておりました。まだまだ公表出来ないのが辛いところですが(もったいぶってる訳では決してありません!)、現在進めている話に関して、原監督へ報告に行ってきた次第であります。

話的にはありがたい言葉を頂き、順調過ぎる程に順調です。皆さんの思いを受け止め、しっかりした仕事をしないといけないと思っております。

さて宮崎。竹園時代の13年前、当時の監督であった長嶋監督より誘って頂いて以来ずっとこの2月に通って来ました。今年はもう仕事が違うので行く事は無いと思っていたのですが・・・。

13年通って来たとはいえ、殆ど球場とホテルの往復くらいで実はあまり詳しくありません。

でまぁ、何が楽しみってやっぱりチキン南蛮でしょうか。ウチのカミさんが大好きなんですが、やっぱりファーストインパクトの大きさで、おぐら本店で食べるようにしています。一番最初にここで食べた衝撃は本当に大きかったので。

今ではすっかり全国区になったチキン南蛮ですが、10年前は本当に宮崎くらいでしか見かけなかったですからね。

宮崎もすっかり“そのまんま”な感じになってきてますが、いつまでも宮崎らしさが無くならないように願うばかりです。

昨日も今日もあいにくの雨でしたが、帰りの空港でキング・カズに遭遇したのと、我々と入れ違いにきた桑田さんを無事にお迎えする事が出来たので良かったです。

それにしてもキング・カズ、マジでカッコ良かったです。ボ~っと見ていたらマネージャーさんに怒られてしまいました。スミマセン。

宮崎でも宿は変えません。ずっと「オーシャン45」です。今ではシェラトンになりましたが、根底に流れる雰囲気は変わりませんね。ここも温泉が良いんですよね。近代的なホテルなのに全館浴衣で過ごせるという、なんともいえない空気が流れているホテルです。そこが魅力だと思いますが・・・。

このホテルでは色々な思い出があるんですが、それはまた別の機会に。

雨故に殆ど写真も撮らず味気なくてすみません。球場で紅白戦とか見させて頂いたのですが、なんか写真撮るのも違うし・・・。

明日の自分が楽になるために!

水曜日に長期ロードから戻り木曜日に撮影に出かけ、昨日と今日でなんとか作業を行なってきましたが、いかんせん時間が足りない感じです。勿論、嬉しい悲鳴ではあるのですが・・・。

とりあえず、後手後手にだけはなりたくないので、出張中の撮影分と打ち合せ分、木曜日の撮影分を昨日と今日で済ませてしまい、明日からまた出張!という流れだったのですが、一つだけ作業が残ってしまいました。勿論、あくまでも“自分の中での予定”という事で、締切には全然余裕で間に合う訳ですが、僕も生粋のA型なので、自分で立てた予定とか段取をもの凄く大事にする端から見たら息苦しい男な訳です。

とにかく“明日の自分が楽になるために!”と必死になってやってるいるのですが、いかんせん夜が明けても楽な自分が存在したためしがないという状況が続いております。ま、それは本当にありがたい事ですから、文句を言ったらバチが当りますね。

そういう訳で、子供の頃に読んだ「まんが道」というマンガの中で、締切を守らなかったためにもの凄い事になってしまった若き日の藤子不二雄先生の描写が完全にトラウマになっており、それがために段取を組み続けている!と自己分析する今日この頃。

心を入れ替えた藤子先生(作中では満賀と才野)は、目の前に進行形の仕事を示す表を貼り出す訳ですが、当然のように僕はそれに習って下記画像のようにiCalとiPhoneを連動させている訳です(Macユーザーなので)。

「明日の自分が楽になるために今日出来る事を今日の自分が頑張る」

我ながら良いフレーズだと思ってたんですが、あまり人から賛同された事は無いんですよね・・・。

わんぱくでも良い・・・

たくましく育って欲しい!というCMがありましたが(古い?)、先日撮影してきた麻生ジャイアンツ7期生の子供達は今春小学校を卒業する現役小学六年生! 父母の皆さんの願いはたくましく、そして元気に育って欲しい!といったところなのではないでしょうか。

麻生ジャイアンツさんの選手写真は、昨年の夏合宿の際、ホームページ用に一番最初に撮らせて頂いたんですが、いやぁ中学時代ってもの凄い顔が変わりますよね。現在ホームページに掲載されている顔からだいぶ変わってますからね。出来るだけ早い段階でまた撮り直す事が出来たらと思ってます。一人一人の成長の過程を一枚の写真に投影出来たら最高ですからね。

今回の7期生は顔つきが幼い上に冬だから皆顔が真っ白。やっぱり夏合宿で撮るのが一番良いですね。日に焼けて精悍な顔つきになりますから。ちなみにコーチの皆さんも夏合宿時に撮影した人と冬場に撮影した人に分かれてます。きっと一目瞭然だと思います。夏の日射しってやっぱり凄いですね。

その辺の違い、是非麻生ジャイアンツのホームページでご確認下さい。

やっぱり料理を撮るのは楽しい!

今日は京都の澤正さんで撮影でした。現在のメニューに六甲味噌さんの「酒米仕込み」というとても美味しい味噌汁が付いているとの事で、ご夫婦で食べに行かれるのにO女史と共にお誘いを受けたので厚かましく同行させて頂く事になり、O女史のクライアントさんの食材もメニューに入っている事から、その撮影を依頼され、美味しい食事をご馳走になりながら撮る!という事を行なって来ました。幸せなカメラマンです。

澤正さんは、昨年の夏にもO女史からの仕事で連れていってもらったのですが、東山にあるそば茶寮です。詳しくは僕が書くよりもホームページをご覧頂いた方が良いかと思いますが、ご主人の澤田さんの人柄と美味しい料理で、とても気持ちの良いお店です。皆さん、京都に行かれる際は是非足をお運び下さい。

今日のメニューも絶品揃いだったのですが、O女史のクライアントさんである梅翁園さんの梅干しを使った暖鉢は本当に絶品でした。梅翁園さんの梅干しはO女史から頂いた事があるのですが、非常に奥深い味でお薦めです。

後、僕自身も仕事をさせて頂いているメイプルフレークスを焼物にかけるという発想も素晴らしかったです。越冬キャベツや金時人参のソースという、一見甘味だけが際立つのでは?というところにメイプルフレークスをかけると、甘味よりもコクが際立つという、澤田さんならではの使い方に脱帽でした。

メイプルフレークスのホームページはコチラ。トップの写真等、色々撮らせてもらってます。

勿論、最後の酒米仕込みのお味噌汁は最高。いつも家でも飲んでるのですが、やはりプロがとった出汁で飲むと全然違いますね。こちらの写真に関しては春のポスターになるかもしれませんので、今はまだ公開出来ません。ご容赦下さい。

食事自体も本当に美味しかったのですが、全メニューを撮らせて頂けた事が、僕にとっては一番でした。やっぱり料理を撮るのが一番楽しいし、一番好きなんだと思います。そういう機会を与えて下さった六甲味噌さんとO女史に心から感謝です。雨に降られましたが、僕の気持ちは晴天でした。