良いな、高校野球

縁あって中3の時から4年間、密着して撮らせて頂いた野球少年達の最後の夏が終わりました。一日でも長く彼等の夏が続くことを願いながらシャッターを切っておりましたが、地区予選ベスト16で力尽きました。それでも彼等は立派でした。最初に撮らせて頂いた中3の時から比べると、体も本当に大きく逞しくなり、そしてすっかり大人の顔になりました。
僕が一番胸が熱くなったのは、中3の夏の大会で敗退した試合の途中、誰の目にも明らかな誤審に試合中なのに悔し涙を流したキャプテンが、4年後の高3の夏、誰よりも悔しい思いを抱えている試合中、ずっと「逃げるな!」「負けるな!」と声を出し続けていたことです。
当然のことながら、誤審だろうがなんだろうが、審判が下した結果は覆ることはありません。そのことを引きずる幼なさがあった4年前と違い、それを受け止め仲間を鼓舞する姿、それこそが野球を通じて彼が成長した証であり、「高校野球」で一番大事なことなのではないかと思うのです。

旅館の片隅で生まれ育ったので、子供の頃から春と夏は自分が住んでいる場所に高校球児がいました。お兄さんのようい慕い、憧れの対象でしたが、いつの頃からか、勝利史上主義の旗のもと、僕が知っているお兄さん達はいなくなってしまったような気がします。少なからず野球が大好きだった子供の頃の僕は、そういう経験から野球を卒業したのかもしれません。

勿論、高校球児全てがそういう姿勢な訳ではなく、多くは「部活」として仲間と共に一日でも長く野球がしたいと思って取り組んでいることと思います。

今回、彼等の高校三年間を追って、高校野球本来の魅力に触れることが出来ました。そういう意味で、仕事とはいえ、彼等に心から感謝しています。

試合を撮りに行ってはいても、やはり最後の最後は肉眼で見てしまいました。最後のバッターのK君は中学の時から元気一杯で、高校に入って補欠に回ってりしながら、最後の夏にレギュラーを掴んだ子なので、僕なりに少しならずとも思い入れがあって、内野ゴロを打って一塁に向かって走り、最後はヘッドスライディングでアウトのコールを聞き、ベースに顔をうずめる・・・写真を撮らなければいけない場面ではありましたが、僕は撮れなかったです。それこそが高校野球の魅力なのではないかと思います。

少し斜めから見ていた高校野球に対し、最後の挨拶をスタンドから眺めながら、思わず「良いな、高校野球って」という言葉を呟いていました。

彼等がこの先野球を続けるかどうかわかりませんが、彼等の未来が明るく輝くものであることを願ってやみません。

感動をありがとう。

痩せるロジック

先日、「二年ぶりに餃子を買いに来た」と笑顔でご来店頂いた初老のご婦人が、「前いたお兄ちゃは辞めたのか?」と仰るので、「ここにはずっと僕しかいないのですが・・・」と返すと、「いやぁ、もっとよう肥えた丸々としたお兄ちゃんや!」と仰るので事情を説明させて頂くと大層驚かれて・・・「お兄ちゃんと呼ばれるほど若くない」と言って伝えた実際の年齢にも驚いて頂いて・・・いや、こういう事が本当に多いんです。
この界隈を歩いていても「どうしたの!」と、普段会釈くらいで済む間柄の方々が立ち止まって話しかけてくださるので、なんとも申し訳ない気持ちで一杯で・・・。
でまぁ、一番多いのが「どうやって痩せたの?」という言葉で、何度も書いてますけど、僕はプロダイエッターでもないですし、一人一人で思いや環境も違うので、「気がついたら痩せてたんです」という一言で笑って終わりにして頂いているのですが、中には本気の方もいらっしゃって、「本気で悩んでいるから教えてほしい!」と、鬼気迫る表情をお見せになられると、そのままという訳にもいかず、僕なりの「痩せるロジック」を語らせて頂いております。
それを我が家のイタリア人にも語ったところ、「あなたは話が長いから簡潔にまとめてどこかに記しておけば」と言われたので、ここに記しておきます。当然簡潔ではありません。
前回書いた「これが答えだ!」と合わせて参考にして頂ければ幸いです。

「どうして痩せたいのか?」
実はこれが一番大事なのではないかと思っていて、僕の場合は上昇した血圧を自力で落とす為、いわゆるひとつの「健康の為」という理由でした。
実は、毎年冬になるとルイスレザーのサイクロンという「冬場の僕の皮膚」と呼んでいるライダースを着る為に夏の終わりから革ジャンの季節まで短期ダイエットをしておりました。要するに「革ジャンを着る」という理由な訳ですが、これでは根拠として弱い訳です。革ジャンが着れるのは3月初旬まで。結局、11月の終わりに革ジャンを着ることで目標を達成して満足するので、革ジャンの季節が終わる頃にはしっかり元どおり、なんならオーバーしてしまうくらいの無敵のリバウンダー状態です。ここ数年はもはや着ることも諦めて革ジャンダイエットすらしていませんでした。
という訳で、「どうして痩せたいか?」というのは重要なポイントだと思います。
僕の場合、体重がそのままで健康をキープ出来る方法があれば、それで良かったとすら言えます。ただただ「痩せないと生命にも危険が及ぶ(かも)」というところだったので、「頑張ります!」と前を向くことが出来ました。
なので「痩せたい」と思っている人は、「自分はなぜ痩せる必要があるのか」ということをまず結論づけて始めた方が良いです。その根拠が強ければ強いほど、しっかり取り組めるはずです。

「余計な情報を捨てシンプルに考える」
今日から取り組もう!と思っても「何からすれば良いの?」という人は多いと思います。色んな本を見たりネットで情報を漁ったり・・・それはそれで大事な部分もあるのですが、「痩せたい理由」「現在の体重」「食生活」等、それは完全に人それぞれ違うので、あまり情報を漁っても意味がなかったりします。
では、どうすれば良いのか?
シンプルに考えれば良いんです。今現在、ここまでどうやって太ったのか?ということを自分で分析してみてください。僕の場合、朝に何も食べず、昼はおかずもご飯も二人前食べて、夜はビールから始まってワインやウイスキーを結構な量飲みながらガッツリと何かを食べ、最後にインスタントラーメンを作り、アイスクリームを食べて寝ていました。日中はコンビニでファミチキ等を間食したりもしていました。
人それぞれだと思いますが、きっと思い当たる要因があると思います。ただただそれを止めれば良いんです。それでとりあえずは太ることを止めることは出来るじゃないですか。とにかくそれで現状は維持出来るので、太り続けるのが嫌な人は、分析した「太る要因」を潰していく、まずそれを始めれば良いと思います。
ただ、当然それで良い訳ではないですよね? 減らしたい訳ですよね?
そこもとてもシンプルに考えれば良くて、ただただ「食べない」ということをすれば良いんです。簡単な話で「食べれば太る」「食べなきゃ痩せる」それだけのことなんですよ。まず手始めに今すぐ出来る事、それが「食べない」ということです。それをしんどいと思うのであれば、痩せることは諦めた方が良いとすら思います。
相撲部屋に入った新弟子は、太るために泣ながらご飯を食べる訳です。太るのも大変なんです。だから当然痩せるのも大変なんですよ。なので、そこは頑張って頂くしかないです。というか、それしか道はないと思った方が良いです。
「食べない」度合いに関しては、人それぞれ目的も環境も始める体重も違うので、自分に合った方法でトライすれば良いと思います。出来ればお医者さんに相談した方がベターです。
とりあえず、僕がとった手法は何度も書いてきましたが、とにかく「摂取カロリーを可能な限り減らす」という方法です。その上で消費カロリーを上げる。その差が大きければ大きいほど痩せます。簡単な引き算です。とてもシンプルな話なんです。ただし日常生活に影響が出ないようにご注意ください。
カロリーを気にすることは割と大事で、食べ物を買ったり外で食べたりする時にもそれを意識づけることでたくさん食べるという気持ちを抑制する効果があると思います。
そういうことを意識づけると段々コンビニから足が遠のき外食の回数が減ります。お酒に関しても同様に考えれば良いかと思います。
僕の場合、・朝/ヨーグルト ・昼/スープや蒸し野菜 ・夜/カロリーメイト1本という食生活(それ以外は本当に一切食べず酒断ち)で、とにかく一気に落としました。白ご飯やビールを断ったのも「とにかく一気に落としたい!」という思いからです。なので、ここまで極端にする必要は無いかもしれませんが、出来るのであれば自分に火を点ける意味でも最初にドカっとやっちゃった方が良いと思います。
後、ビールはともかく白ご飯に関しては一気に落とす為に断つのは有効ですが、抜き続けるのは逆効果になるので、そこは気を使った方が良いかと思います。
BMIが30前後ある人は、上記の食生活で個人差はあると思いますが一週間で5キロ〜7キロは落とせると思います。
僕はここから有酸素運動を足しました。体重を落としたことで膝への負担が軽くなったので、MBTという靴を履いて歩き始めました。これは普通の靴でも良いですが、10年前にこの靴を履いて結果が出た事もあったので、絶対の信頼を持って導入しました。
最初は本当に20分歩くのも必死でした。途中で泣きそうになったこともありました。でも、毎日毎日「今日はもうワンブロック先まで頑張ってみよう!」「昨日ここまで来たから今日はあそこまで頑張ってみよう!」と自分に言い聞かせて取り込み、気がつけば長い距離を歩けるようになっていました。1月3日に心臓がバクバクいって呼吸が乱れ切った坂道も2月の終わり頃にはスイスイ登れるようになっていました。そういう手応えを感じるとモチベーションにつながっていくので、「自分の中の達成感」「トラウマの払拭」というキーワードは重要だと思います。
そして、一番大事なのが、積み重ねることによって築かれていく「昨日までの頑張りを今日無駄にする訳にはいかない!」というプライドです。

最後はここなんです(←自分のハートを叩きながら読んでください)

そのプライドさえあれば、リバウンドなんてする訳ないんです。だから僕にはリバウンドという概念がない!と言い切れるんです。
なので、出来るだけ初日からしっかり頑張った方が良いです。初日から頑張れば、二日目から「昨日を無駄に出来ない」と思い始めますので。
とにかくどんな事もシンプルに考えれば良いです。色んなことを見たり聞いたりするとブレます。自分を信じて「とにかく食べない」ということを続ければ間違いなく痩せます。そこに運動を足せば健康的に痩せます。後述しますが健康的に痩せることが次につながる道なので、食事だけではなくそこに運動を足すことがマストだと思って頂きたいです。

「どこまで行けるのか?」
結論的に言うと「行けるところまでは行ける」ということです。それを決めるのは自分。要するに自分が行きたいところまで行けば良いんです。大事なのは、それを自分で決めて自分で動くことだと僕は思います。
という訳で僕の中の「痩せるロジック」は、「食べずに運動」一択です。全く食べない訳ではなく量を調整して以前のように食べないという意味です。そうすることで確実に意外な早さで満腹感がやってきます。僕もそうでしたが、たくさん食べること、美味しいものを食べることを生きがいにしてきた者は早々に満腹になると「これで良いのか?」と思ってしまいます。
ハッキリ言います!「良いに決まってるんです!」
我が家のイタリア人から「今までが食べ過ぎていただけで今が普通!それにあなたは50年という月日、他の誰よりも良いものを食べてきたんだから問題無い!」と言われ変に納得してしまったこともあり、あまり気にしなくなりました。
そうなんです!本当にただただ食べ過ぎていただけで今が普通なんです。その普通状態でも僕は腹八分を意識しておりますが、それは一番食べていた頃の腹三分くらいなので、今のままで良いと思っています。そして量を減らした食生活を続けると自然とそれが普通になります。
以前も書きましたが、全てを生活習慣に落とし込んで「慣れ」」てしまえば勝ちなので、そこを意識されると良いのではないでしょうか。
そして「痩せるロジック」で僕が一番強調したいのが「朝昼しっかり食べて夜食べない」です。そこに運動を足して消費カロリーを上げ、摂取を少なくすれば、体重は落ち続けていくと思います。事実、僕はいまだに落ち続けています。健康を害する危険があるところまでは落とせるのではないかと思っています。無理なく取り組めばそこまでもいけるはずだと思っています。行くかどうかは決めてませんが・・・とりあえず標準体重まではいってみようかなと思っています。ここからは無理せず時間をかけても良いかなという感じで。
夜は本当に食べない方が良いです。僕は嫌いなので無理ですが、納豆だけとかでも良いかと思います。満足感はたまにする外食等で得れば良いです。毎晩得る必要はないです。
僕は夜にウォーキングから筋トレをしてソイプロテインを飲んでシャワー浴びてささみという流れなのですが、ソイプロテインで割と腹が膨らむので夜に食べなくても耐えれたりします。むしろ「耐える」という感覚もなく、ただただウォーキングした〜筋トレした〜プロテイン飲んだ〜シャワー浴びた〜ささみとヨーグルト食べた〜まで普通にスっと流れます。これが生活習慣に落とし込むということです。全く苦にならないです。
そういうパターンが構築出来ればもう完璧といえるのではないでしょうか。付き合いやたまには贅沢をということで外食を入れても、翌日から上記のパターンに戻せば良いだけです。
さて、最後に健康的に痩せることが次につながるということが「どこまで行けるのか?」の答えにもなるので締めに書かせて頂きます。
食事制限だけだと必ず行き詰まります。閉塞感に包まれストレスも抱えることになると思われます。体重が落ちて痩せても、健康とは言えない状況になる、なのでまた食べなくてはいけなくなる、結果また太る。これがリバウンドのロジックなのではないかと僕は思っています。
運動、体を動かすことで発散できることは多いです。僕がウォーキングを勧めるのは外の空気に触れ、地面を踏み締めることで充実感を得ることが出来るからです。走ることでも良いですが、元々ジョグをしていない人にとって走ることは敷居が高かったりすると思うので、そこはウォーキングで良いと思います。あくまでも散歩ではなくウォーキングです。しっかりとお腹に力を入れて大きな呼吸で腕を振って最低40分歩き切ることで有酸素運動になります。
僕はここで坂道等をコースに取り入れたので、気がつくと腹筋が割れ始めまして、なら筋トレもやっちゃおうかな〜という感じで、赤い筋肉をつけて引き締め整えることを始めました。
こういう流れを自分で作ることが出来れば、「どこまででも行ける」という事になります。
だから「痩せるロジック」に一番必要なものはここなんです(←胸を叩きながらヨロシク)。
筋トレに関しても、僕は最初否定的でした。ムキムキになりたくないという思いが強かったからです。ただ、「ムキムキな人も本気でやってあれだけムキムキになる訳で、そうではない手法で筋トレするのはダイエットに効果的なんやで!」と友人に教えてもらい、落ちにくい脂肪を筋肉に置き換える為の筋トレを開始しました。
結論的に言うと、ムチャクチャ効果的でした。太りにくい身体作りという意味でも軽めの筋トレを回数こなして赤い筋肉をつけることはおすすめです。全体的に「締まっていく」ということを実感出来ると思います。
筋力がつけばフットワークも軽くなります。「動くのが楽しい!」ということを実感出来ると思います。
健康を取り戻す!というのは痩せることではなくこういう事なんだ!と実感出来れば、それが最大の成果だと思います。

なんにせよ、最後はここです!(←ハート叩いてネ)

さようなら肥満だった私

おかげさまで本日BMIが25を割り、体脂肪率も20%を割り、体重も80キロを割ったので、無事に僕から「肥満」という指標が無くなりました。
ジムにも行かず自分の足と腕で掴んだ結果ではありますが、とにもかくにも我が家のイタリア人が支えてくれたおかげと心から感謝しております!
ありがとうー!愛してるぜー!

1月29日から開始して、3ヶ月で20キロ、その後2ヶ月で10キロのペースで落とし、そこから2週間で3キロ落として本日を迎えました。
前回も書きましたが、「目標は通過点、そして永遠」という考え方ですので、ここをゴールにするのではなく、新たな目標を設定し継続していきたいと思います。
とりあえずは、現状のペースを完全に生活習慣に落とし込むことに成功しましたので、無理なく今の状態を継続して、落とせるところまで落とそうと思っています。
体調的にはまだまだ全然大丈夫なので、そこに支障をきたすことが無い限りはこのままいきます。
筋トレが良い形でハマってくれたので、ボディメイクに入っていきたいと思います。
白い筋肉ではなく赤い筋肉をつけていきたいです!
毛むくじゃらなのであえて披露しませんが、腹筋も縦横共に割れてますので、後は胸筋と背中を整えていきたいなーと思ってます!

ある程度のところまでいけば、その状態を持続するという永遠の目標に切り替えようと思いますが、当面は試行錯誤しながらボディメイクの作業を楽しみたいと思います。

何を目指してるかって?
何度でも言います!
「愛してると言ってくれの時のトヨエツです!」

これが答えだ!

血圧正常を目指して4ヶ月経ちました。ここ最近は上が「115前後」下が「80」前後で安定しておりますので、一応の目標は達成したことになります。「薬飲んだ方が良い」と言われていたらこうならなかったと思うので「頑張りませんか?」と言ってくれた近所の「いまむらクリニック」の今村先生(素敵な女医さんです)に心から感謝します。僕の恩人です。

さて、目標が達成されたら終わりなのか?と問われればそういう訳ではなく、体脂肪率が21.5%まで落ちてきてるのと、BMIが25.8まできているので、これを体脂肪率19.9%、BMI24.9を目標にして、現状の活動に筋トレを足して継続しております。ここまできたら自分の中から「肥満」という指数を無くしたくなりました。

要するに「目標を設定してそこに到達して得る満足感を一瞬で味わい次の目標を立てることが大事」だと思っていて、最終目標を「それを維持する」というものにすれば良いだけなのです。

「目標は通過点、そして永遠」という考え方です。

さて、プロダイエッターでもないのに、ここまで痩せてしまうと、「どうやって痩せたんですか?」と聞かれることが多いです。特に餃子を買いにお越しになられたご婦人から「健康的に痩せてる!秘訣を教えて欲しい!」と言われることが多いです。
我が家のイタリア人曰く「あなたは自分では誰でも出来ると思ってるかもしれないけど、あなたがやってることは普通の人はなかなか出来ない事だから!」とのことですので、本当にあまり参考にならないと思いますが、僕が「これが答えだ!」と思ったことを記しておきます。

まず僕の場合は、「痩せる」ということよりも「健康な体と心を構築する」ということを目標にして取り組んできたので、痩せたことはあくまでもその目標に付随した結果だと思ってください。

「これが答えだ!」は、とにもかくにも「生活習慣に落とし込むこと」です。
食事制限、運動、色んなことを「当たり前のこと」にしてしまえば良いのです。
僕のように太る者は太るべくして太っている訳です。人一倍食べて動かない、そして太る食べ物が好き、・・・振り返るとそういう要素が五万とある訳で、それを見直せば良いだけだったんです。
例えば、白ご飯をやめることで「野菜ファーストにした上でおかずだけで食べる」ということを習慣に落とし込む。それを当たり前にしてしまえば良いだけなんです。僕の場合は、そういう要素が色々あったので、全て見直して修正していきました。それで食に関しては解決出来るかと思います。ビール飲まない、ラーメン食べない、コンビニ行かない、出来ることはやっちゃった方が良いです。僕は意志が強い方ではないので、「やめる!」と決めてしまった方がやりやすかったです。「ここまで頑張ったら解禁しよう」的な考え方だと崩れると思ったので、とにもかくにもやめてしまうことが大事だと思いました。
体重を含め自分をコントロール出来るようになれば、多少の増減はコントロール出来ます。
現在、「消費カロリー>摂取カロリー」を継続していますが、この状態を続ければ体重が減るスピードは落ちたとしても、確実に減り続けると思います。ただ、そのまま続けると健康に影響が出てくるので、「この辺がベスト」というところをお医者さんと相談しながら決めて、その数値になったら「消費カロリー=摂取カロリー」にしていけば、大崩れすることなく維持し続けること出来ると思います。たまに外食して「消費カロリー<摂取カロリー」になったら、「消費カロリー>摂取カロリー」にして戻していけば良いということになります。

もう一つは運動要素も「生活習慣に落とし込むこと」です。
よく言われているのが、電車通勤の人は一駅分を歩くとか、必ず階段を使うとか、普段の生活の中で運動をしっかり取り入れるだけでも良いということです。
僕個人の意見ですが、それはそれで大事だと思いますが、やはり「しっかり運動するという意識」を持って取り組んだ方が良いのではないかと考えます。
僕の場合、ちゃんと着替えて歩きます。スイッチを入れるのは大事な事なので。それとMBTは大きな武器になっています。普通の靴で歩くのと全然効果が違うので。
歩くコースも自分で試行錯誤して作りました。アップダウンを交えてストレートの長い距離をコースに入れています。アップダウンは筋力強化を目的として長い距離は燃焼を目的としています。それこそ集中してしっかりと腹に力を入れてちゃんと歩きます。僕は10キロを90分です(ほぼ小走りに近いスピードです)。これを継続するだけで、最近は少し腹筋が割れてきました。
後は落ちにくい脂肪を筋肉に置き換える作業に入っているので、歩いた後は筋トレを行います。ムキムキになりたい訳ではなく、白い筋肉より赤い筋肉を鍛えたいので、軽いダンベルで量をこなす感じです。
歩いた後の筋トレ、その後のプロテイン、ここまでがセットです。
そういうことをしていると、「やらないとスッキリしない」という習慣が出来てきます。疲れたら休めば良いですが、スッキリしないと思えば疲れていてもやった方が良い。そこは気持ちの問題。とにかく睡眠の質が全然違います。それもまた大事なことだと思います。

とにもかくにも健康を維持するのは運動です。糖質制限では健康を維持出来ないです。むしろ健康を害していく危険もあるので、その辺はちゃんとお医者さんと相談して取り組んだ方が良いです。僕の場合は、あくまでも糖質制限は食生活の習慣を改善する為の手法の一つに過ぎないと思っていますし、何よりも数値が高過ぎたので、若干の荒療治にも耐えれる体でしたが、普通の人にとっては極端過ぎる例なので、僕の朝ヨーグルト・昼スープ・夜ささみ1本という食生活はあまりおすすめしません。それに運動を足すのはなかなかヘビーです。その辺がイタリア人の「あなたは自分では気づいていないが実はあまり人が真似出来ないことをやっている」という言葉に繋がっているのかもしれません。

ちょっと動かなさ過ぎかなぁと思う人は、アルバム1枚分聴きながら歩く事から始めたら良いのではないかと思います。燃焼は40分くらい歩かないと意味がないので、アルバム1枚分が丁度良いくらいです。
ちょっと食べ過ぎかなぁと思う人は、少しずつ食べる量を減らせば良いのではないかと思います。

ただ「健康的に痩せたければ食べずに運動!」だけは間違いないと思いますので、そこはしっかり外さず自分のペースで取り組めば良いと思います。「食べたから動く」ではなく「食べずに動く」が大事。どちらかだけでもダメで、やっぱり「食べずに運動」だと思います。全く食べないではなく食べる量を減らすという意味です。ただ「夜は食べない!」は実践した方が良いです。

頑張れば頑張るほど、くじけそうになったら「今までの頑張りが無駄になる」と思って更に頑張れるはずなんです。そう思えない時は頑張りが足りない時なので、更に頑張ってみれば良いのではないでしょうか。

歩き出して一週間くらい、帰宅後に「ここでビール飲んだらムッチャ美味いんやろうなあぁ」と思いつつ、「いや、ここで飲んだら今歩いてきたことが無駄になる!」と思って耐えたんですけど、多分その気持ちが全てに通じる答えだったりするような気がします。

それはきっとリバウンドという問題にも繋がると思います。
リバウンドは「意思」です。食べるからリバウンドする。せっかく構築した生活習慣を継続するのも壊すのも自分の意思です。「今までの頑張りが無駄になる」と思ったら継続出来るはずなんです。
だからリバウンドという概念は最初から無いんです。

「今日頑張らないと昨日までが無駄になる」
それで乗り切れるはずなんですよ。

後、やっぱり側で支えてくれる人の存在は大きいです。
我が家のイタリア人がいなければ目標に向かっていけないです。
本当に感謝しています。

最後になりますが、僕にとってウォーキングに欠かせないのは音楽。
歩いていてお薦めだと思うのは、70年代のスティーヴィー・ワンダーの三部作
『Taking Book』『Innervisions』『Fulfillingness’ First Finale』
でしょうか。
家のステレオで聴いてるよりも外で聴いた方が刺さる!
とにかくこの三枚こそ至高!
改めて「すげぇ音楽!」と腹の底から感じます。
後、やっぱりテンション高めの曲を集めたプレイリストを作るのも効果的だと思います。
一度、中島みゆきさんの曲を聴きながら暗い道を歩いていて、運動そのものより生きているのが嫌になったことがあるので、その辺の選曲には気を使った方が良いです。
「今日は何を聴きながら歩こうかな」そういう楽しみを見つけるのも大事だと思います。

色々な要素を全て生活習慣に落とし込む、とにかく「慣れ」です。
慣れたら勝ち!
それが僕の答えです。

親友の新店

中学時代からの親友が新店をオープンさせます。
灘五郷のお酒と魅力的な「蕎麦前」が楽しめて、勿論彼が精魂込めて作り続ける蕎麦を堪能出来る素敵なお店です。
コロナ禍による緊急事態宣言中ということもあり、大変残念ながら宣言中はお酒の提供と共に蕎麦前の提供もなく、当面はランチ営業のみとなりますが、5月12日に暖簾がかかります。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。ランチがまた魅力的なセットになっています。
そして、緊急事態宣言が終わり、酒類と蕎麦前が楽しめるようになったら、それが本来の姿ですので、是非足をお運び頂きたいです。

彼が自分の店をを出す時、「写真はお前しかいない!」と言って呼んでくれて、以降必ず新店をオープンさせる度に撮らせて頂いてきました。
間近で見て来た僕だからわかることもあります。彼の店作りは、味だけではなく、お客様をあたたくお迎えし、気持ちよく滞在して頂き、笑顔で帰って頂く、その為の「人作り」もしっかりと行っています。なので、撮影は料理だけではなく、スタッフの集合写真も必ず撮らせて頂きます。その時の彼の表情が本当に素敵で素晴らしいのです。自分が信じた味を自分が信じた仲間と共に大切なお客様に提供出来る喜びに満ち溢れています。

毎回書いていますが、本当に声がデカい男です。
コロナ禍で元気無いかな・・・と思っていたら、しっかりデカい声を出していました。
デカい声の人間に悪い人はいないです。
彼は特別声がデカいので特別良い男です。
そんな彼の店です。良い店に決まってます。

「そばで世界を健康に!」
彼のその想いが必ず世界に伝わると信じています。
いつかニューヨークに店を出す時、必ず撮りに行くから!呼ばれなくても行くから!それは俺の夢でもあるので・・・。

デカい声の良い男、後藤くんの新しいお店をよろしくお願い申し上げます。
美味しい料理と素晴らしスタッフが皆さんをお待ちしております。
美味しければお店で一声かけてあげてください。
きっとその言葉が聞きたくて、彼等は日々一生懸命取り組んでいますので。

阪急三宮駅のEKIZO神戸三宮にオープン
「スタンド JAPA SOBA HANAKO」
〒650-0001
神戸市中央区加納町4丁目2-1
tel/078-322-0875
※5月31日までは土日休業 平日11:00 〜16:00 酒類の提供無しです

妻のスープに救われる日々

今朝、血圧を測ったら「127/88」でした。ずっと120/80台を目標に頑張ってきて、130/90台をなかなか割らなかったので、体質的に無理なのかなぁ〜なんて思ったりしたけど、無事に割る事が出来て本当に良かった。体重が減ったり痩せたと言われるよりも嬉しい。

1月29日に測った時が「187/141」で、それがスタートの数値でした。
丁度三ヶ月で「127/88」に到達出来た。
とにもかくにもホっとしている。
一年くらいかかると思っていたので、三ヶ月は上出来過ぎる。

僕はただただ「お金をかけずに誰にでも出来ること」をやってきただけなんですが、先日も書いたけど、そんな僕に「特別」があるとすれば、それはもう我が家のイタリア人の存在以外のなにものでもなく、とにかく本当に毎日一生懸命僕の為に「低糖質&高たんぱく」の料理を作り続けてくれて、「少ない量しか食べないあなたが少しでも楽しめるように」と、同じメニューを作らずにいてくれたことは、本当に涙が出るくらいありがたいことな訳で、中でも彼女が仕事に行く時に仕込んでおいてくれるこのスープシリーズは、僕の最大のモチベーションであり、このスープに支えられ、このスープに救われ、背中を押してもらう日々だと思っています。

何度も書いてますけど、これが到達点だとは思っていなくて、「120/80」台を安定させる事が継続的な目標だと思っています。

よく「そんな生活で苦しくないですか?」だとか「美味しいものを食べれないなんて楽しくないでしょう?」と言われることがあるのですが、特に苦しいと思ったことはないです。苦しいと思ったらやってないと思います。「苦しい」ということに関しては、血圧が「187/141」の生活の方が確実に苦しいので、今の生活は逆に楽です。そして、「美味しいものを食べれない」訳では全くないです。僕は毎日イタリア人のおかげでビックリするくらい美味しいものを食べれています。なので全く問題はないです。

だからきっと行けるところまでは行けるんだと思います。例えゴールが無くても、彼女がいれば、行けるところまでは行く自信が僕にはあります。

35年ぶりのロックガーデン

もう長い付き合いで家族同然の浦上さんが最近山登りにハマっているという情報を聞き、自身も涼しい顔して槍穂縦走しちゅうような我が家のイタリア人が「芦屋に来て長いけどロックガーデンに登ったことがないから連れていって」とお願いしたらしく、二人で行くもんだと思っていたらなぜか僕まで一緒に行かされる事になり・・・。

今はどうか知らないけど、僕らの年代は小中学校の頃の遠足の開始地点がロックガーデンで、そこからあっち行ったりこっち行ったりと学年に応じてコースが変わっていったんですけど、なんせ最初のロックガーデンで体力を激しく消耗するので何一つ良い思い出が無いんですよね。

なので本当に気が進まないまま登り始めた訳ですが・・・。

もう何一つ僕の感情は変わって無かったです。小学校の時の僕と同じ。あの高座の滝に貼ってあるロックガーデンの名付け親だかなんだか知らないけど、あのオッサンをシバきたいわ〜という思いは35年経っても変わらなかったです。それくらい嫌い!ロックガーデン!

とはいえ、さすがに三ヶ月前の僕なら高座の滝までも行けなかったでしょうし、そう考えると筋力と体力がしっかりと復活している証拠な訳で、それはそれで一応大きな収穫でした。

あ!でも本当に一番の収穫は、山で出会う人に笑顔で「こんにちは〜」と言える大人になった事でしょうか。

僕がしていること

2020年4月20日に左の写真をインスタにアップしていたので、良い比較になると思い2021年4月20日右の写真を撮りました。
「ダイエット」という概念でやっている訳ではないのですが、結果的には「効果的に体重を落とす」という行為を行なっているので、全く参考になるかどうかわかりませんが、せっかくなのでここまでの経緯をまとめてみたいと思います。
基本的にお金をかけず誰でも出来る方法だと思います。僕の場合、投資したのはアウトレットで買ったMBT代5000円のみです。12年前にMBTを履いていた時は普段履きにもしていたので3万円くらいのを買いましたが、今回は歩くだけなので見た目もダサくて良いから安いのを選びました。

<動機>
前にも書きましたが、「体重を落とそう」と思ったきっかけは「高くなり過ぎた血圧を薬を飲まずに落としたい」という事です。単純に「痩せたいなぁ〜」という動機であれば、ここまで真剣に取り組んでいなかったと思います。なので、動機の部分はとても大事なのではないかと思います。
僕の場合、「生きてるだけでしんどい」というような状況だったので、あの状態から抜け出せれるのであれば、多少のことは我慢出来るのではないかという気持ちがありました。今でもそれが一番重要な事だと思います。
写真で体重が105キロくらいだったと思います、人生で初めて三桁に到達し「ヤバいなぁ」と思いつつ、コロナ禍でヒマになりヤケも手伝ってこの後体重は増加、最終的にお医者さんと相談して「体重を落とそう」と決意した2021年1月29日の段階で112キロに到達していました。
体重112キロで血圧180、これを血圧120にすることを目標にとりあえずマイナス30キロを目指し2021年1月30日からスタートしました。
2021年4月21日の朝の測定で体重88.7キロで血圧130/90です。後10キロ近く落とすと125/85くらいで安定してくれるのではないかと思っていて、とりあえず体重ではなくその血圧の数値が目標になります。

<方法>
まず最初に決めたのが「白米とビール断ち」です。お腹がポッコリする原因を作っているのが、僕の場合この二つだと思ったので、まずそれを始めました。そこで効果的に体重を落としてからでないと膝への負担を含め運動が出来ないと思ったので、まずそこに着手、結果的に1週間で8キロくらい落ちたので、そこから運動を始めました。
ビールをやめるのは辛かったですが、タバコをやめた時と感覚が近かったので精神的に辛くは無かったです。最初の頃はウォーキング後に「ここでビール飲んだらさぞかし美味いんだろうなぁ」なんて思っていたのですが、「今動いた分がビール1杯でチャラになる」と思ったらとてもじゃないけど飲む気になれなかったです。なので10日くらいで全く欲しなくなりました。白米に関しては後述します。
それに伴い、食生活を見直しました。

・朝/ヨーグルト+プルーン(開始一ヶ月後より+パン or 発芽玄米半盛)
・昼/低糖質&高タンパクメニュー(スープ中心・野菜ファースト)
・夜/カロリーメイト1本(最近はそれを蒸しささみ1本に置き換え)+森永トリプルヨーグルト
※糖質制限や栄養の計算は家内にお願いしています
ただ確実に摂取分が常に足りて無い状態なので体力がない方は無理しないようにした方が良いかと思います。僕の場合、体に肉の貯金がたくさんあるブルジョワだったので、さほど辛さは無かったです。それでも最近は時々フラっとする時があるので、どこかのタイミングで見直しは必要かもしれないです。

以上を現在も続けていますし、目標達成まで続けます。

基本的に「消費カロリー>摂取カロリー」を軸に考えています。そして、消費カロリーを増やす為には運動、僕の場合はウォーキングを行なっています。食事だけで上記のことをすると絶対に無理が生じるのと、どうせなら筋力強化や体力強化を兼ねたいと思っていたので、必ず運動を取り入れるようにしています。梅雨時期に入って歩けなくなれば水泳を取り入れていく予定です。

ウォーキングに関しては、ちゃんと着替えて目的意識をしっかり持って歩くようにしています。僕の場合は、MBTを履いてのウォーキングになります。かかる負荷が全然違うのと、全身の筋肉に効いてきますので、消費カロリーを増やすのと筋力を付けるのとで一石二鳥です。
仙骨を立てて腹筋に力を入れてしっかり早足で歩く。これで10キロ歩き切るとフラフラになります。大体1時間30分くらい。しっかり集中して歩くのが大事だと思っています。
移動で長距離を歩いたりするより、僕の場合はこのやり方が効果的だと感じています。出来れば燃焼系サプリも必須で。

上記のようなリズムを構築出来れば、常時「消費カロリー>摂取カロリー」が保てるので、落ちるペースは段々遅くなりますが、確実に落ちていきます。僕の場合、95キロくらいから落ちるペースが遅くなり、現在は5日で1キロというペースになっています。恐らくこれが1週間に1キロ、2週間に1キロのペースになってくると思われますが、それでも継続すれば「必ず落ちる」ので、自分を信じて継続していくだけ!だと思っています。

「消費カロリー>摂取カロリー」さえ保てていれば、糖質や炭水化物のバランスが多少崩れても大筋で大崩れすることはないので、僕は時々大好物の「モロゾフのとろ生プリン」を食べたりしています。恐らく消費カロリーに対して摂取カロリーが低すぎるので、たまに糖質を少し多めに摂らないと体調にも影響が出るので。ただし、この部分は自分でコントロール出来なければ危険な事になるので気をつけたい部分です。僕は食べたものの数値や諸々の数値をデータ化して自分でコントロールしているので、「最近足りてないから足す」「最近摂りすぎてるからやめる」ということ意識して取り組んでいます。
それが出来ると、二日くらい付き合いで外食が続いても大崩れはしません。ただし、そこでも暴飲暴食する訳ではなく、同席している人が不快な思いをしない程度に量を減らして食べることは徹底したいところです。

<目標とその後>
という訳で恐らくこの状態を続けていけば、僕の中では7月頃には目標の数値である「血圧120/80で安定」に到達出来るのではないかと思っています。その時の体重は恐らく80キロ前後になるのではないかと思われます。

目標に到達したらどうするか?
それを維持すれば良いだけのこだと思っています。
今の段階でコントロール出来ているので「減らすことも増やすことも無い」という状態をキープするのは、さほど難しいことではないと思います。
僕の中では、上記の食生活の昼のところに白米軽く一膳だとか夜にスープを足すとか、そういうバランスの取り方でいけるのではないかと思っています。ダメならまたその時に考えれば良いだけの話だと思っています。
という訳で白米は解禁すると思いますが、ビールは多分もう飲まないと思います。「軽く一杯ならええやろ」が命取りになるのがビールだと思います。お酒は外食時にたしなむ程度で良いんじゃないかと思います。後、今のように追い込む必要もなくなってくるので、家でもたしなむ程度では飲むと思います。でもビールはアカン!ビールだけは命取りになる。それはもう絶対そう思う。

多分、皆さんが一番気になるのがリバウンドという問題だと思います。敬愛するアントニオ猪木さんの言葉を借りるのであれば、「やる前に負けることを考えるバカがいるかよ!」ということです。
リバウンドは「意志」の問題なので、「リバウンドすると思えばする」し「リバウンドしないと思えばいしない」が僕の持論です。なので、僕はリバウンドしない!と思っているので、リバウンドはしません。それも誰の為にやってるか?と問われれば、自分の為にやってることなので、その自分が「しない」と決めたら「しない」ということだと思っています。
最近はリバウンドのことを聞かれるとめんどうくさいので「盛大にリバウンドしたいから頑張って痩せる!」と答えています。僕にとっては本当にその程度の問題です。

以上、参考になったかどうかわかりませんが、これが僕がしていること、考えていることです。
ただ、僕だけの「特別」があるとするならば、それはもう我が家のイタリア人の存在以外の何ものでもありません。彼女がいたからこそ、ここまで順調に推移していますし、気持ちが折れることもなく取り組めています。「これだけ一生懸命やってくれる彼女を裏切ることは出来ない」というのが、もしかしたら僕の最大のモチベーションなのかもしれません。
そういう意味で家庭内にこういう相棒がいることはこれ以上ない強みなんだと思います。

いつも本当にありがとう。

親族会2021年春

実家である竹園の社長(従兄弟)主催で、2019年の春から、毎年春秋の年二回、親族会が開催されています。春は決算報告を兼ねた食事会、秋は創業記念日を共に祝う食事会となっており、家が近所で比較的休日をコントロールしやすいこともあり、僕は毎回必ず出席しております。

今回は春休み期間中ということもあって、遠方からも親しい従兄弟とその家族がかけつけたり、創始者夫婦(祖父と祖母)の祖母側の親戚が参加したり、それなりに賑わって楽しいひとときでした。

僕に出来ることは写真を撮ることなので、最後に集合写真を撮らせて頂きました。

子供の頃は、大勢の親戚が身近に密集して住んでいたので、学校の友達と遊ぶのと同じくらい親戚と遊ぶことが多く、通っていた小学校には1年生から6年生まで必ず親戚がいて、全員仲良くまだのどかだった国鉄芦屋駅前で遊んでいた日を昨日の事のように思い出します。

成長するにしたがって、世襲問題等でその仲はそんなに優しい関係ではなくなりましたが、社長を除いた親戚が竹園の外で生活していることもあり、最近ようやく昔の関係に戻れたのではないかと思います。

多分、そういう関係でなければ、誰もこの会には出席しないと思うし・・・。

今の社長は祖父と祖母が作った看板を一人で背負い、次の代に繋げる為に心血注いでくれているので、とにかく感謝しかありません。何も出来ませんが、その繁栄を心から願っております。

また秋に元気で皆と会えるまで、僕も頑張りたいと思います。

健康体を目指す大きな通過点

昨年末の定期検診の結果を聞きに行ったのが1月28日。
近所の優しい女医さんから「血圧が180を超えていて危険です!でも梅田さんはまだ若いので薬に頼らず自力で体重を落としたら血圧も下がってくると思うので頑張りませんか?」と言われたのが全ての始まりでした。
その時に「今すぐ薬飲まないと死ぬで!」と言われてたら「じゃぁ死ぬわ」と答えていたと思います。

帰って我が家のイタリア人に「そう言われたので頑張ろうと思う」と伝えると、彼女が僕以上に奮起してくれて、低糖質高タンパクのスープシリーズをはじめ、油を使わず無水調理で野菜の旨味を引き出して満足させてくれる料理を作り続けてくれています。毎日インスタにアップしておりますので、気になる方は是非ご覧ください。

という訳で1月29日から禁酒と白ご飯断ちを開始しました。チートデイは僕くらい体脂肪率が高いと無用なので設けずに、朝にプルーンを入れたヨーグルト、昼にイタリア人が作ってくれる料理、夜はカロリーメイト1本とヨーグルトという食生活を開始しました。
体重が落ち始めた2月4日から懐かしのMBTを履いてガチのウォーキングを開始しました。負荷をかけて坂を登ったりスピードを上げて歩いたり、開始から1週間くらいで毎日歩く距離が10キロになりました。店が終わった18時から1時間半くらいをその時間に充てています。

そういう生活を続けて、今朝ついに血圧計のディスプレイから「高」という文字が消えました。我が家で使用している血圧計(オムロン製)は、135を超えると「高」という文字が出るのですが、今朝の数値は「134」でした。

今日に至るまで、インスタを見て頂ければわかると思いますが。我が家のイタリア人は同じメニューを一切出さず、毎日毎日違うものを作り続けてくれました。「少ししか食べないあなたが少しでも楽しめるように」という心遣いが本当にありがたかったです。
お金をかけず自分の意志だけで取り組んでいますが、彼女がいなければ絶対に辿り着けなかった「通過点」だと思っています。
当然のごとくまだまだ続けます。到達点は「健康」です。痩せたくてやってる訳ではなく、健康でいたいだけです。それは自分の為というよりも彼女の為という思いが強いです。
だから自分なりの到達点を目指したいと思います。

二ヶ月前にビール飲んでご満悦にさすっていた太鼓腹(18キロ相当でした)が無くなったのと、血圧計から「高」の文字が消えた、その一つの通過点を記す。