ダイエットというより肉体改造

真心米のパッケージ撮影を行う際、必ず桑田さんと記念写真を撮るのですが、昨年のなかなかパンチの効いた「これぞ俺!」という感じの一年前の写真と今年版の先日撮った右の写真と対比になると思い近況報告的な感じでまとめておきます。

おかげさまで血圧を含め色んな数値は正常です。肥満という指数も消えましたので基礎疾患的なものは皆無です。自力で健康を取り戻すきっかけを作ってくれた近所のいまむらクリニックの今村先生に心から感謝しています。
と共に本当に食事に気を使ってくれた我が家のイタリア人に本当に感謝です。彼女がいなければ現在進行形でこの健康を維持出来ていないと思います。

大きな脂肪を落とした後は、最後に残った脂肪を筋肉に置き換える作業を行っていて、最近はそれが効いてきてるのか、会う人に「ムキムキやんか!」と言われるようになりました。個人的には痩せて華奢になりたかったのですが、骨格的にそれは無理とのことで、締めていってるのに胸筋とかがバーンと張り出して「痩せたのに大きくなった」と言われております。
足腰の筋力がついたので、姿勢自体が良くなり、本来の身長になったことも大きく感じさせているのかもしれません。

イチローさんの「ライオンはウェイトをしない理論」ではないですが、身体を大きくしたい訳ではないのでウェイトはしていません。使う赤い筋肉を強化して締めていってるようなイメージです。
足腰はMBTを履いて作ったので、それは継続しています。
月水金が筋トレで火木土が有酸素、日曜日は休み、そんな感じです。

食事は
朝/EAA+マルチビタミンを飲んでからギリシャヨーグルトとパンとバナナ
昼/インスタに上げてるもの・最近は雑穀米ですけど米は食べてます
夜/ささみ1本+何か(ブロッコリーとゆで卵等)
これにトレ後のプロテイン+グルタミン
です。
酒は飲まないです。外に食事に行った時は飲みますが、家では飲まない。
酒飲んだら全てが崩れる自信があるので。

経験則があるので、盛大にリバウンドしてまた落とすという鈴木亮平さん的なことをネタでやってみようかと思いましたが、もう太れないです。そういう身体作りを行いながら落としたので。

ズボンを買いに行った時に店員さんに「ウエスト細いですね」と言われて、え!俺?と思うほど、本人的にはあまり実感はわいておりませんが、多分、僕がやったのはダイエットではなく肉体改造ですね。
僕はストイックではないです。ストイックって辛いことを我慢して乗り越えていくことだと思うんですけど、僕はカミさんのおかげで美味しいものも食べてますし、楽しく取り組めてますので、きっと「マゾでナルシスト」なんだと思います。

ジムにも行かずお金もかけず取り組んで成果が出たのは、色んな友人のアドバイスのおかげです。脂肪の落とし方とかトレーニングの仕方とか、自分ではわからないので、ネット見たりYouTube見たりして情報を取捨選択しましたが、それを裏付けてくれるアドバイスが無かったら方向性を見誤っていたかもしれません。その部分にも本当に感謝しています。

コロナが嫌なのであまり出歩かず、18時までうめちゃんの味の店番をやって1時間くらいトレやって、夜ご飯食べた後はギター弾いてから入念なストレッチをして早々に寝ます。質の良い睡眠こそが健康の源だと思います。

先日、友人のご子息のサッカーの試合の撮影をご依頼頂きましたが、線審と一緒に80分フルタイム上がったり下がったりしながら息切れもせずに撮り切れた時、少しだけですが自信が持てたような気がします。

毎晩飲んだくれていた頃よりも確実に楽しく充実した日々です。

11年目の真心米

今年は桑田さんがユニフォームを着たこともあり真心米は無いと思っていました。昨年、丁度10年という節目だったので、コーチ就任のお話を伺った際、「あぁ丁度10年出来て良かったなぁ」と思ったりもしました。

が!しかし!桑田さんの米作りのきっかけを作られたM先生、そして生産者の橋本さんの強い希望もあり、今年も継続することになったのです。
とはいえ、「継続することに意義がある!」という趣旨なので、必要最低限の量で寄付を行うことになりました。

毎年、親戚のおじさんの田舎に共に帰省する従兄弟のような関係で写真を撮り続けてきましたが、今年は当然のことながらシーズン中ですのでそこに行く訳にもいかず、またコロナの関係で桑田さんも外出出来ないこともあり、僕が宿舎である竹園に行ってセットを組んで撮らせて頂きました。
35年前に初めて会った場所で、お互いがこういう立ち位置になって、それなのに関係性は普遍的で、いつもと同じ写真を撮っていることに感慨深いものがありました。

色んなことを思う11年目の真心米。僕だけ出荷の為にいつものようにソニックに揺られ約束の場所に向かいます。

Still Alive/08/2021

今月も無事に終わりましたが、あいも変わらずのコロナで色んなことがなかなか元に戻りません。そろそろ今の状態で新しい形を構築する方向に舵を切らないといけないのかなぁと思ったり・・・。
今月半ばは梅雨が戻ってきたのか?というくらい雨が続き、気持ちも少し湿った感じではありましたが、体調はすこぶる良いです。

今月も仕事の関係で半ばに京都に行きました。今年はなんだかんだと行く機会も多い多いのですが、全くもって楽しめるメンタリティでもなく、美味しいものを食べて心は満たされているのですが、やはり混沌とした世の中に根っこの部分が晴れることはないです。

とはいえ、そんな事ばかりも言ってられません。うめちゃんの味の新製品、従来商品の強化、残り4ヶ月しっかりと取り組んでいきたいと思います。
ご縁を頂いたハイヒールモモコさんがご自身のインスタとブログでうめちゃんの味をご紹介くださって、今月後半はたくさん売れました。心から感謝致します。
それに伴いお店にも新しいおl客様がたくさんお越しくださって、多くの方から「美味しい」というお言葉を頂き、とても幸せです。ありがとうございます。

ダイエット・・・というか肉体改造は進行中です。今月の終わりに77キロまで落ちました。目標を75キロに設定しているので後少しですね。
筋肉を付けながら落としているので、落ちるペースは落ちていますが、それでも確実に落ちているので、その内到達出来ると思います。

痩せて一番驚いたのが指というか手が自分の手じゃないみたいで、もの凄く軽やかにギターが弾けるんです。なので今月はずっとギターを弾いてました。

そしてゲームをしなくなりました。

Still Alive/07/2021

今月も無事に終わりました。いよいよ夏本番!暑い日が続きますが、昨年までと違って脂が少ないのでさほど苦になりません。なんというか、ものすごくベターっとしたバターのような汗をかいていたんですよね。それがなくなるだけでこれほど楽になるのか!と驚きを隠せない僕です。

そういえば、今月行った現場で汗だくになって撮影していたら、「汗だくで撮影していただいてありがとうございます!でも大丈夫ですか?」と声をかけて頂いたことがあって、いつもの習性で「デブですから汗がハンパないんですよ!」と答えたんです。そしたら、そこにいたお子さんから「え!全然太ってないじゃないですか!」と言われたんです。
あ!俺はもう太ってないんや!で、最近知り合った人は俺が太っていたことを知らないんや!
ということに気づきまして・・・今年の最初はもの凄いデブだったのに、それを知らない人もいる!という事実に驚きを隠せない僕です。

と、驚いてばかりもいられない今日この頃ですが、とにもかくにも体重が減ったことの恩恵を一番得ることが出来る季節が夏!・・・という訳で今年は少し気分も楽に夏を満喫したいと思っております。

毎日のウォーキングと筋トレも休まず続けているのですが、夏はたっぷり汗をかくから本当に気持ち良いです。昨年までは暑いのは良いけど汗をかくのが嫌!と思っていたのですが、それはもう本当に汗の質が違うからなんでしょうね。

ビールを飲む為に一日を過ごしていたのが昨年までの夏であれば、今年はたっぷり汗をかいてから浴びるシャワーの為に一日を過ごしているような気がします。250円で買える缶ビール1本の爽快感よりも90分しっかり運動してかいた汗をながすシャワーの爽快感の方が確実に上回ります!
我が家のイタリア人から「どの口が言ってるのよ!」と言われそうですが・・・。

後はもう本当にコロナがなんとかなってくれたら・・・という気持ちが強いです。仕事にも影響しますし、それ以上に先行きが本当に不安になります。でも自分をしっかり持ってこの難局を乗り切れるよう頑張ります!

家族で京都へ

以前より我が家のイタリア人が「父ちゃんと母ちゃんのエメラルド婚と誕生日の祝いを兼ねて京都に招待しよう!」と企画していた京都行きが実現しました。
毎年、7月4日誕生日の母、7月6日誕生日の父、その間をとって7月5日に食事会を行ってきましたが、今年は二人のワクチン接種が間に合わなかったので、それも併せて接種が終わる7月の終わりにということになっていたのでした。

招待は我々二人からだけではなく、サンライズの照本社長も名を連ねてくれました。父と母の大きく優しい心のおかげで今がある3人からということで招待を受けてもらったのでした。

夏の暑さもあるのでドライブで二人が今まで回ってきた京都を駆け足で辿り、ホテルでゆっくりしてもらって、美味しいものを食べてもらいました。
「また来たい」と思っていたら成功だと思っていたので、最後の食事の席で「次は秋に来ましょう」という我々の言葉に笑顔で頷いてもらえたことが最大の成果だったと思っています。

こういうことがずっと続くことが贅沢な悩みであることは重々承知しています。ただ、後何度こういう旅が出来るかと思うと少し切なく、でもだからこそ、こういう時間を大事にしたいと思いました。

僕に人生を与えてくれたこと、丈夫に産んでくれたこと、愛情を注いで育ててくれたこと、いつも笑顔で見守ってくれたこと、心から感謝しています。

ありがとう。

良いな、高校野球

縁あって中3の時から4年間、密着して撮らせて頂いた野球少年達の最後の夏が終わりました。一日でも長く彼等の夏が続くことを願いながらシャッターを切っておりましたが、地区予選ベスト16で力尽きました。それでも彼等は立派でした。最初に撮らせて頂いた中3の時から比べると、体も本当に大きく逞しくなり、そしてすっかり大人の顔になりました。
僕が一番胸が熱くなったのは、中3の夏の大会で敗退した試合の途中、誰の目にも明らかな誤審に試合中なのに悔し涙を流したキャプテンが、4年後の高3の夏、誰よりも悔しい思いを抱えている試合中、ずっと「逃げるな!」「負けるな!」と声を出し続けていたことです。
当然のことながら、誤審だろうがなんだろうが、審判が下した結果は覆ることはありません。そのことを引きずる幼なさがあった4年前と違い、それを受け止め仲間を鼓舞する姿、それこそが野球を通じて彼が成長した証であり、「高校野球」で一番大事なことなのではないかと思うのです。

旅館の片隅で生まれ育ったので、子供の頃から春と夏は自分が住んでいる場所に高校球児がいました。お兄さんのようい慕い、憧れの対象でしたが、いつの頃からか、勝利史上主義の旗のもと、僕が知っているお兄さん達はいなくなってしまったような気がします。少なからず野球が大好きだった子供の頃の僕は、そういう経験から野球を卒業したのかもしれません。

勿論、高校球児全てがそういう姿勢な訳ではなく、多くは「部活」として仲間と共に一日でも長く野球がしたいと思って取り組んでいることと思います。

今回、彼等の高校三年間を追って、高校野球本来の魅力に触れることが出来ました。そういう意味で、仕事とはいえ、彼等に心から感謝しています。

試合を撮りに行ってはいても、やはり最後の最後は肉眼で見てしまいました。最後のバッターのK君は中学の時から元気一杯で、高校に入って補欠に回ってりしながら、最後の夏にレギュラーを掴んだ子なので、僕なりに少しならずとも思い入れがあって、内野ゴロを打って一塁に向かって走り、最後はヘッドスライディングでアウトのコールを聞き、ベースに顔をうずめる・・・写真を撮らなければいけない場面ではありましたが、僕は撮れなかったです。それこそが高校野球の魅力なのではないかと思います。

少し斜めから見ていた高校野球に対し、最後の挨拶をスタンドから眺めながら、思わず「良いな、高校野球って」という言葉を呟いていました。

彼等がこの先野球を続けるかどうかわかりませんが、彼等の未来が明るく輝くものであることを願ってやみません。

感動をありがとう。

痩せるロジック

先日、「二年ぶりに餃子を買いに来た」と笑顔でご来店頂いた初老のご婦人が、「前いたお兄ちゃは辞めたのか?」と仰るので、「ここにはずっと僕しかいないのですが・・・」と返すと、「いやぁ、もっとよう肥えた丸々としたお兄ちゃんや!」と仰るので事情を説明させて頂くと大層驚かれて・・・「お兄ちゃんと呼ばれるほど若くない」と言って伝えた実際の年齢にも驚いて頂いて・・・いや、こういう事が本当に多いんです。
この界隈を歩いていても「どうしたの!」と、普段会釈くらいで済む間柄の方々が立ち止まって話しかけてくださるので、なんとも申し訳ない気持ちで一杯で・・・。
でまぁ、一番多いのが「どうやって痩せたの?」という言葉で、何度も書いてますけど、僕はプロダイエッターでもないですし、一人一人で思いや環境も違うので、「気がついたら痩せてたんです」という一言で笑って終わりにして頂いているのですが、中には本気の方もいらっしゃって、「本気で悩んでいるから教えてほしい!」と、鬼気迫る表情をお見せになられると、そのままという訳にもいかず、僕なりの「痩せるロジック」を語らせて頂いております。
それを我が家のイタリア人にも語ったところ、「あなたは話が長いから簡潔にまとめてどこかに記しておけば」と言われたので、ここに記しておきます。当然簡潔ではありません。
前回書いた「これが答えだ!」と合わせて参考にして頂ければ幸いです。

「どうして痩せたいのか?」
実はこれが一番大事なのではないかと思っていて、僕の場合は上昇した血圧を自力で落とす為、いわゆるひとつの「健康の為」という理由でした。
実は、毎年冬になるとルイスレザーのサイクロンという「冬場の僕の皮膚」と呼んでいるライダースを着る為に夏の終わりから革ジャンの季節まで短期ダイエットをしておりました。要するに「革ジャンを着る」という理由な訳ですが、これでは根拠として弱い訳です。革ジャンが着れるのは3月初旬まで。結局、11月の終わりに革ジャンを着ることで目標を達成して満足するので、革ジャンの季節が終わる頃にはしっかり元どおり、なんならオーバーしてしまうくらいの無敵のリバウンダー状態です。ここ数年はもはや着ることも諦めて革ジャンダイエットすらしていませんでした。
という訳で、「どうして痩せたいか?」というのは重要なポイントだと思います。
僕の場合、体重がそのままで健康をキープ出来る方法があれば、それで良かったとすら言えます。ただただ「痩せないと生命にも危険が及ぶ(かも)」というところだったので、「頑張ります!」と前を向くことが出来ました。
なので「痩せたい」と思っている人は、「自分はなぜ痩せる必要があるのか」ということをまず結論づけて始めた方が良いです。その根拠が強ければ強いほど、しっかり取り組めるはずです。

「余計な情報を捨てシンプルに考える」
今日から取り組もう!と思っても「何からすれば良いの?」という人は多いと思います。色んな本を見たりネットで情報を漁ったり・・・それはそれで大事な部分もあるのですが、「痩せたい理由」「現在の体重」「食生活」等、それは完全に人それぞれ違うので、あまり情報を漁っても意味がなかったりします。
では、どうすれば良いのか?
シンプルに考えれば良いんです。今現在、ここまでどうやって太ったのか?ということを自分で分析してみてください。僕の場合、朝に何も食べず、昼はおかずもご飯も二人前食べて、夜はビールから始まってワインやウイスキーを結構な量飲みながらガッツリと何かを食べ、最後にインスタントラーメンを作り、アイスクリームを食べて寝ていました。日中はコンビニでファミチキ等を間食したりもしていました。
人それぞれだと思いますが、きっと思い当たる要因があると思います。ただただそれを止めれば良いんです。それでとりあえずは太ることを止めることは出来るじゃないですか。とにかくそれで現状は維持出来るので、太り続けるのが嫌な人は、分析した「太る要因」を潰していく、まずそれを始めれば良いと思います。
ただ、当然それで良い訳ではないですよね? 減らしたい訳ですよね?
そこもとてもシンプルに考えれば良くて、ただただ「食べない」ということをすれば良いんです。簡単な話で「食べれば太る」「食べなきゃ痩せる」それだけのことなんですよ。まず手始めに今すぐ出来る事、それが「食べない」ということです。それをしんどいと思うのであれば、痩せることは諦めた方が良いとすら思います。
相撲部屋に入った新弟子は、太るために泣ながらご飯を食べる訳です。太るのも大変なんです。だから当然痩せるのも大変なんですよ。なので、そこは頑張って頂くしかないです。というか、それしか道はないと思った方が良いです。
「食べない」度合いに関しては、人それぞれ目的も環境も始める体重も違うので、自分に合った方法でトライすれば良いと思います。出来ればお医者さんに相談した方がベターです。
とりあえず、僕がとった手法は何度も書いてきましたが、とにかく「摂取カロリーを可能な限り減らす」という方法です。その上で消費カロリーを上げる。その差が大きければ大きいほど痩せます。簡単な引き算です。とてもシンプルな話なんです。ただし日常生活に影響が出ないようにご注意ください。
カロリーを気にすることは割と大事で、食べ物を買ったり外で食べたりする時にもそれを意識づけることでたくさん食べるという気持ちを抑制する効果があると思います。
そういうことを意識づけると段々コンビニから足が遠のき外食の回数が減ります。お酒に関しても同様に考えれば良いかと思います。
僕の場合、・朝/ヨーグルト ・昼/スープや蒸し野菜 ・夜/カロリーメイト1本という食生活(それ以外は本当に一切食べず酒断ち)で、とにかく一気に落としました。白ご飯やビールを断ったのも「とにかく一気に落としたい!」という思いからです。なので、ここまで極端にする必要は無いかもしれませんが、出来るのであれば自分に火を点ける意味でも最初にドカっとやっちゃった方が良いと思います。
後、ビールはともかく白ご飯に関しては一気に落とす為に断つのは有効ですが、抜き続けるのは逆効果になるので、そこは気を使った方が良いかと思います。
BMIが30前後ある人は、上記の食生活で個人差はあると思いますが一週間で5キロ〜7キロは落とせると思います。
僕はここから有酸素運動を足しました。体重を落としたことで膝への負担が軽くなったので、MBTという靴を履いて歩き始めました。これは普通の靴でも良いですが、10年前にこの靴を履いて結果が出た事もあったので、絶対の信頼を持って導入しました。
最初は本当に20分歩くのも必死でした。途中で泣きそうになったこともありました。でも、毎日毎日「今日はもうワンブロック先まで頑張ってみよう!」「昨日ここまで来たから今日はあそこまで頑張ってみよう!」と自分に言い聞かせて取り込み、気がつけば長い距離を歩けるようになっていました。1月3日に心臓がバクバクいって呼吸が乱れ切った坂道も2月の終わり頃にはスイスイ登れるようになっていました。そういう手応えを感じるとモチベーションにつながっていくので、「自分の中の達成感」「トラウマの払拭」というキーワードは重要だと思います。
そして、一番大事なのが、積み重ねることによって築かれていく「昨日までの頑張りを今日無駄にする訳にはいかない!」というプライドです。

最後はここなんです(←自分のハートを叩きながら読んでください)

そのプライドさえあれば、リバウンドなんてする訳ないんです。だから僕にはリバウンドという概念がない!と言い切れるんです。
なので、出来るだけ初日からしっかり頑張った方が良いです。初日から頑張れば、二日目から「昨日を無駄に出来ない」と思い始めますので。
とにかくどんな事もシンプルに考えれば良いです。色んなことを見たり聞いたりするとブレます。自分を信じて「とにかく食べない」ということを続ければ間違いなく痩せます。そこに運動を足せば健康的に痩せます。後述しますが健康的に痩せることが次につながる道なので、食事だけではなくそこに運動を足すことがマストだと思って頂きたいです。

「どこまで行けるのか?」
結論的に言うと「行けるところまでは行ける」ということです。それを決めるのは自分。要するに自分が行きたいところまで行けば良いんです。大事なのは、それを自分で決めて自分で動くことだと僕は思います。
という訳で僕の中の「痩せるロジック」は、「食べずに運動」一択です。全く食べない訳ではなく量を調整して以前のように食べないという意味です。そうすることで確実に意外な早さで満腹感がやってきます。僕もそうでしたが、たくさん食べること、美味しいものを食べることを生きがいにしてきた者は早々に満腹になると「これで良いのか?」と思ってしまいます。
ハッキリ言います!「良いに決まってるんです!」
我が家のイタリア人から「今までが食べ過ぎていただけで今が普通!それにあなたは50年という月日、他の誰よりも良いものを食べてきたんだから問題無い!」と言われ変に納得してしまったこともあり、あまり気にしなくなりました。
そうなんです!本当にただただ食べ過ぎていただけで今が普通なんです。その普通状態でも僕は腹八分を意識しておりますが、それは一番食べていた頃の腹三分くらいなので、今のままで良いと思っています。そして量を減らした食生活を続けると自然とそれが普通になります。
以前も書きましたが、全てを生活習慣に落とし込んで「慣れ」」てしまえば勝ちなので、そこを意識されると良いのではないでしょうか。
そして「痩せるロジック」で僕が一番強調したいのが「朝昼しっかり食べて夜食べない」です。そこに運動を足して消費カロリーを上げ、摂取を少なくすれば、体重は落ち続けていくと思います。事実、僕はいまだに落ち続けています。健康を害する危険があるところまでは落とせるのではないかと思っています。無理なく取り組めばそこまでもいけるはずだと思っています。行くかどうかは決めてませんが・・・とりあえず標準体重まではいってみようかなと思っています。ここからは無理せず時間をかけても良いかなという感じで。
夜は本当に食べない方が良いです。僕は嫌いなので無理ですが、納豆だけとかでも良いかと思います。満足感はたまにする外食等で得れば良いです。毎晩得る必要はないです。
僕は夜にウォーキングから筋トレをしてソイプロテインを飲んでシャワー浴びてささみという流れなのですが、ソイプロテインで割と腹が膨らむので夜に食べなくても耐えれたりします。むしろ「耐える」という感覚もなく、ただただウォーキングした〜筋トレした〜プロテイン飲んだ〜シャワー浴びた〜ささみとヨーグルト食べた〜まで普通にスっと流れます。これが生活習慣に落とし込むということです。全く苦にならないです。
そういうパターンが構築出来ればもう完璧といえるのではないでしょうか。付き合いやたまには贅沢をということで外食を入れても、翌日から上記のパターンに戻せば良いだけです。
さて、最後に健康的に痩せることが次につながるということが「どこまで行けるのか?」の答えにもなるので締めに書かせて頂きます。
食事制限だけだと必ず行き詰まります。閉塞感に包まれストレスも抱えることになると思われます。体重が落ちて痩せても、健康とは言えない状況になる、なのでまた食べなくてはいけなくなる、結果また太る。これがリバウンドのロジックなのではないかと僕は思っています。
運動、体を動かすことで発散できることは多いです。僕がウォーキングを勧めるのは外の空気に触れ、地面を踏み締めることで充実感を得ることが出来るからです。走ることでも良いですが、元々ジョグをしていない人にとって走ることは敷居が高かったりすると思うので、そこはウォーキングで良いと思います。あくまでも散歩ではなくウォーキングです。しっかりとお腹に力を入れて大きな呼吸で腕を振って最低40分歩き切ることで有酸素運動になります。
僕はここで坂道等をコースに取り入れたので、気がつくと腹筋が割れ始めまして、なら筋トレもやっちゃおうかな〜という感じで、赤い筋肉をつけて引き締め整えることを始めました。
こういう流れを自分で作ることが出来れば、「どこまででも行ける」という事になります。
だから「痩せるロジック」に一番必要なものはここなんです(←胸を叩きながらヨロシク)。
筋トレに関しても、僕は最初否定的でした。ムキムキになりたくないという思いが強かったからです。ただ、「ムキムキな人も本気でやってあれだけムキムキになる訳で、そうではない手法で筋トレするのはダイエットに効果的なんやで!」と友人に教えてもらい、落ちにくい脂肪を筋肉に置き換える為の筋トレを開始しました。
結論的に言うと、ムチャクチャ効果的でした。太りにくい身体作りという意味でも軽めの筋トレを回数こなして赤い筋肉をつけることはおすすめです。全体的に「締まっていく」ということを実感出来ると思います。
筋力がつけばフットワークも軽くなります。「動くのが楽しい!」ということを実感出来ると思います。
健康を取り戻す!というのは痩せることではなくこういう事なんだ!と実感出来れば、それが最大の成果だと思います。

なんにせよ、最後はここです!(←ハート叩いてネ)

Still Alive/06/2021

気がつくと腹筋がバキバキに割れてぷよっとしていた腕がガッシリしだして、やっぱり「日々の積み重ねは大事やな・・・」と呟き、「あなたに一番似合わない言葉」と返される6月の終わり。

とはいえ、やっぱり毎日しっかり積み重ねることが大事だと思いますし、仕事ではそれが当たり前と思って出来ていたことが、なぜプライベートで出来なかったのかと不思議でなりません。
「やれば出来る!」と胸を張れる歳ではありませんが、やっぱり「やれば出来る!」ということなんだと思います。

どうしたって出来ない!のがコロナ禍です。ちょっと仕事的な閉塞感が大きいです。個人事業なのでなんとかなっていますが、法人だったらキツいだろうなぁ・・・と思います。
もっともっと撮りたいです。早く安心して撮られても良い、撮られに行こう。そういうメンタリティが戻る世の中になってほしいです。餃子とカレーの仕事があるからまだ良いですけど、それが無かったらと思うとゾっとします。

今月は二日間、京都で撮影が入っていたのっですが、緊急事態宣言で流れまして、その時にクライアントの社長さんが僕がいつもとっている宿をとってくださっていて、「良かったら奥さんと行って来たら良い」と、予約をそのままにしてくださったので、ご厚意を無にするのも失礼と思い、宣言中でしたが行ってきました。ありがとうございました。

大して忙しい訳でもなく、そういう意味で疲れている訳でもないんでしょうけど、やっぱり気持ちが落ちていたのか、久しぶりに日常を離れてリフレッシュすることが出来ました。

そういうの、大事なんですね・・・。
いつも僕の為に健康的で美味しいものを作ってくれるイタリア人の為にも、本当は僕が誘わないといけないんだなと反省しております。

こういう世の中がいつまで続くかわかりませんが、自分を信じて前を向いていきたいと思います。
今月は僕の誕生月。一つ歳を重ねました。今まで以上に日々の積み重ねを意識して頑張ります。

さようなら肥満だった私

おかげさまで本日BMIが25を割り、体脂肪率も20%を割り、体重も80キロを割ったので、無事に僕から「肥満」という指標が無くなりました。
ジムにも行かず自分の足と腕で掴んだ結果ではありますが、とにもかくにも我が家のイタリア人が支えてくれたおかげと心から感謝しております!
ありがとうー!愛してるぜー!

1月29日から開始して、3ヶ月で20キロ、その後2ヶ月で10キロのペースで落とし、そこから2週間で3キロ落として本日を迎えました。
前回も書きましたが、「目標は通過点、そして永遠」という考え方ですので、ここをゴールにするのではなく、新たな目標を設定し継続していきたいと思います。
とりあえずは、現状のペースを完全に生活習慣に落とし込むことに成功しましたので、無理なく今の状態を継続して、落とせるところまで落とそうと思っています。
体調的にはまだまだ全然大丈夫なので、そこに支障をきたすことが無い限りはこのままいきます。
筋トレが良い形でハマってくれたので、ボディメイクに入っていきたいと思います。
白い筋肉ではなく赤い筋肉をつけていきたいです!
毛むくじゃらなのであえて披露しませんが、腹筋も縦横共に割れてますので、後は胸筋と背中を整えていきたいなーと思ってます!

ある程度のところまでいけば、その状態を持続するという永遠の目標に切り替えようと思いますが、当面は試行錯誤しながらボディメイクの作業を楽しみたいと思います。

何を目指してるかって?
何度でも言います!
「愛してると言ってくれの時のトヨエツです!」

これが答えだ!

血圧正常を目指して4ヶ月経ちました。ここ最近は上が「115前後」下が「80」前後で安定しておりますので、一応の目標は達成したことになります。「薬飲んだ方が良い」と言われていたらこうならなかったと思うので「頑張りませんか?」と言ってくれた近所の「いまむらクリニック」の今村先生(素敵な女医さんです)に心から感謝します。僕の恩人です。

さて、目標が達成されたら終わりなのか?と問われればそういう訳ではなく、体脂肪率が21.5%まで落ちてきてるのと、BMIが25.8まできているので、これを体脂肪率19.9%、BMI24.9を目標にして、現状の活動に筋トレを足して継続しております。ここまできたら自分の中から「肥満」という指数を無くしたくなりました。

要するに「目標を設定してそこに到達して得る満足感を一瞬で味わい次の目標を立てることが大事」だと思っていて、最終目標を「それを維持する」というものにすれば良いだけなのです。

「目標は通過点、そして永遠」という考え方です。

さて、プロダイエッターでもないのに、ここまで痩せてしまうと、「どうやって痩せたんですか?」と聞かれることが多いです。特に餃子を買いにお越しになられたご婦人から「健康的に痩せてる!秘訣を教えて欲しい!」と言われることが多いです。
我が家のイタリア人曰く「あなたは自分では誰でも出来ると思ってるかもしれないけど、あなたがやってることは普通の人はなかなか出来ない事だから!」とのことですので、本当にあまり参考にならないと思いますが、僕が「これが答えだ!」と思ったことを記しておきます。

まず僕の場合は、「痩せる」ということよりも「健康な体と心を構築する」ということを目標にして取り組んできたので、痩せたことはあくまでもその目標に付随した結果だと思ってください。

「これが答えだ!」は、とにもかくにも「生活習慣に落とし込むこと」です。
食事制限、運動、色んなことを「当たり前のこと」にしてしまえば良いのです。
僕のように太る者は太るべくして太っている訳です。人一倍食べて動かない、そして太る食べ物が好き、・・・振り返るとそういう要素が五万とある訳で、それを見直せば良いだけだったんです。
例えば、白ご飯をやめることで「野菜ファーストにした上でおかずだけで食べる」ということを習慣に落とし込む。それを当たり前にしてしまえば良いだけなんです。僕の場合は、そういう要素が色々あったので、全て見直して修正していきました。それで食に関しては解決出来るかと思います。ビール飲まない、ラーメン食べない、コンビニ行かない、出来ることはやっちゃった方が良いです。僕は意志が強い方ではないので、「やめる!」と決めてしまった方がやりやすかったです。「ここまで頑張ったら解禁しよう」的な考え方だと崩れると思ったので、とにもかくにもやめてしまうことが大事だと思いました。
体重を含め自分をコントロール出来るようになれば、多少の増減はコントロール出来ます。
現在、「消費カロリー>摂取カロリー」を継続していますが、この状態を続ければ体重が減るスピードは落ちたとしても、確実に減り続けると思います。ただ、そのまま続けると健康に影響が出てくるので、「この辺がベスト」というところをお医者さんと相談しながら決めて、その数値になったら「消費カロリー=摂取カロリー」にしていけば、大崩れすることなく維持し続けること出来ると思います。たまに外食して「消費カロリー<摂取カロリー」になったら、「消費カロリー>摂取カロリー」にして戻していけば良いということになります。

もう一つは運動要素も「生活習慣に落とし込むこと」です。
よく言われているのが、電車通勤の人は一駅分を歩くとか、必ず階段を使うとか、普段の生活の中で運動をしっかり取り入れるだけでも良いということです。
僕個人の意見ですが、それはそれで大事だと思いますが、やはり「しっかり運動するという意識」を持って取り組んだ方が良いのではないかと考えます。
僕の場合、ちゃんと着替えて歩きます。スイッチを入れるのは大事な事なので。それとMBTは大きな武器になっています。普通の靴で歩くのと全然効果が違うので。
歩くコースも自分で試行錯誤して作りました。アップダウンを交えてストレートの長い距離をコースに入れています。アップダウンは筋力強化を目的として長い距離は燃焼を目的としています。それこそ集中してしっかりと腹に力を入れてちゃんと歩きます。僕は10キロを90分です(ほぼ小走りに近いスピードです)。これを継続するだけで、最近は少し腹筋が割れてきました。
後は落ちにくい脂肪を筋肉に置き換える作業に入っているので、歩いた後は筋トレを行います。ムキムキになりたい訳ではなく、白い筋肉より赤い筋肉を鍛えたいので、軽いダンベルで量をこなす感じです。
歩いた後の筋トレ、その後のプロテイン、ここまでがセットです。
そういうことをしていると、「やらないとスッキリしない」という習慣が出来てきます。疲れたら休めば良いですが、スッキリしないと思えば疲れていてもやった方が良い。そこは気持ちの問題。とにかく睡眠の質が全然違います。それもまた大事なことだと思います。

とにもかくにも健康を維持するのは運動です。糖質制限では健康を維持出来ないです。むしろ健康を害していく危険もあるので、その辺はちゃんとお医者さんと相談して取り組んだ方が良いです。僕の場合は、あくまでも糖質制限は食生活の習慣を改善する為の手法の一つに過ぎないと思っていますし、何よりも数値が高過ぎたので、若干の荒療治にも耐えれる体でしたが、普通の人にとっては極端過ぎる例なので、僕の朝ヨーグルト・昼スープ・夜ささみ1本という食生活はあまりおすすめしません。それに運動を足すのはなかなかヘビーです。その辺がイタリア人の「あなたは自分では気づいていないが実はあまり人が真似出来ないことをやっている」という言葉に繋がっているのかもしれません。

ちょっと動かなさ過ぎかなぁと思う人は、アルバム1枚分聴きながら歩く事から始めたら良いのではないかと思います。燃焼は40分くらい歩かないと意味がないので、アルバム1枚分が丁度良いくらいです。
ちょっと食べ過ぎかなぁと思う人は、少しずつ食べる量を減らせば良いのではないかと思います。

ただ「健康的に痩せたければ食べずに運動!」だけは間違いないと思いますので、そこはしっかり外さず自分のペースで取り組めば良いと思います。「食べたから動く」ではなく「食べずに動く」が大事。どちらかだけでもダメで、やっぱり「食べずに運動」だと思います。全く食べないではなく食べる量を減らすという意味です。ただ「夜は食べない!」は実践した方が良いです。

頑張れば頑張るほど、くじけそうになったら「今までの頑張りが無駄になる」と思って更に頑張れるはずなんです。そう思えない時は頑張りが足りない時なので、更に頑張ってみれば良いのではないでしょうか。

歩き出して一週間くらい、帰宅後に「ここでビール飲んだらムッチャ美味いんやろうなあぁ」と思いつつ、「いや、ここで飲んだら今歩いてきたことが無駄になる!」と思って耐えたんですけど、多分その気持ちが全てに通じる答えだったりするような気がします。

それはきっとリバウンドという問題にも繋がると思います。
リバウンドは「意思」です。食べるからリバウンドする。せっかく構築した生活習慣を継続するのも壊すのも自分の意思です。「今までの頑張りが無駄になる」と思ったら継続出来るはずなんです。
だからリバウンドという概念は最初から無いんです。

「今日頑張らないと昨日までが無駄になる」
それで乗り切れるはずなんですよ。

後、やっぱり側で支えてくれる人の存在は大きいです。
我が家のイタリア人がいなければ目標に向かっていけないです。
本当に感謝しています。

最後になりますが、僕にとってウォーキングに欠かせないのは音楽。
歩いていてお薦めだと思うのは、70年代のスティーヴィー・ワンダーの三部作
『Taking Book』『Innervisions』『Fulfillingness’ First Finale』
でしょうか。
家のステレオで聴いてるよりも外で聴いた方が刺さる!
とにかくこの三枚こそ至高!
改めて「すげぇ音楽!」と腹の底から感じます。
後、やっぱりテンション高めの曲を集めたプレイリストを作るのも効果的だと思います。
一度、中島みゆきさんの曲を聴きながら暗い道を歩いていて、運動そのものより生きているのが嫌になったことがあるので、その辺の選曲には気を使った方が良いです。
「今日は何を聴きながら歩こうかな」そういう楽しみを見つけるのも大事だと思います。

色々な要素を全て生活習慣に落とし込む、とにかく「慣れ」です。
慣れたら勝ち!
それが僕の答えです。