Still Alive/08/2020/

少しだけ落ち着いた今月。テレワークが続きながらも美味しいものを作ってくれていたカミさんの為に京都に行って来ました。
外食は、「いつも美味しいものを作ってくれる人の為にするもの」だと思っていますし、外で食べることが外食ではないと思っています。「美味しいものを食べる為に足を運ぶ」ことが、外食の概念だと思って生きております。
また、店を選ぶ基準は「店主が作っていること」です。他店舗展開は論外として、オーナーシェフが作らずホールで喋ってる店はどれだけ美味しくても行かないです。
そんな勝手なこだわりを掲げるので行くお店は限られるのですが、結果的に本当に心から楽しめるお店に巡り合えるので、こだわりは大事だと感じています。
そんなお店にカミさんと二人で行ってきた訳ですが、やはりまだ街自体が元に戻った感じが一切無く、どことなく悲しく切ない思いも残りました。早く前のようになってほしいと願うばかりです。

仕事の方もやはり難しいです。なかなか元に戻らないです。このままだったらどうしよう?と思いながら、でもいつか雲が晴れることを信じて、コツコツしっかりと日々取り組むだけだと思っています。

暑い暑い毎日を過ごした今月。来月もまた残暑が厳しそうですが、夕空に秋を感じられるようになったので、良い風を求めて頑張っていきたいと思います。

Still Alive/07/2020/

今月は少し落ち着いたような気がします。5月末の自粛解除から写真のお客様が戻ってきてくれて、逆に餃子のお客さんが落ち着きました。今月は値上げも行ったので尚落ち着いた印象です。少しずつではありますが、両立のバランスも上手く取れ始めているような気がします。
写真の方は会社関係の撮影が戻ると万全なのですが・・・こればっかりはもう少し時間がかかりそうです。

世間ではGoToキャンペーンだなんだと言ってますけど、なんか全くそういう気分になれないです。出かけなくて良いのであれば出かけず済ませたい。そう思います。仕事で出なきゃいけないこともありますので、普段は余計に出ずに済ませたいです。

6月初旬に就活の写真を撮りに来てくれた子が「内定貰いました!良い写真を撮ってくれたおかげです!」と言いに来てくれました。それだけでも充分嬉しいことなのですが、撮影に来てくれた時に「これを食べて頑張って!」と言って餃子を渡したのですが、「餃子に元気を頂きました!そしてとても美味しかった!」と言って買いに来てくれたのでした。
僕が撮った写真と照本さんが提供してくれる父の味が、こうして人様の人生に携われることが出来て、それは本当に嬉しいことで、ここでこうやって仕事をしていることが間違ってはいない!と証明してもらったようで、心の奥底から温まりました。

いよいよ夏本番!今年は梅雨が長かったですけど、来月は暑くなりそうです。

Still Alive/06/2020/

今年に入って順調なスタートを切っていたのですが、3月からコロナ禍で少し停滞気味になり、4月と5月はスタジオの方は全くダメだったのですが、うめちゃんの味の方は順調で、店番しながら時間があったので色々整理していて、この放置していたブログを見つけました。

 2010年から2013年は僕の中では割と「空白の期間」で、周囲の人は「一生懸命笑顔で頑張っていた」と言ってくださるのですが、僕自身は殆ど記憶がなくて、その頃の心情なりを綴っていたこのブログに蓋をしていたことからも、もしかしたら自分自身で一旦横に置いておかないと先に進めないという判断をしたのかもしれません。今となってはもうわかりませんが・・・。

後、Facebookの方で日々を綴っていたので、そちらに移行していったのかもしれません。それももう今となってはわかりません。

このブログに蓋をした後、2014年からの3年間、店舗付き住宅に引っ越して路面で写真スタジオを展開しました。写真以外の仕事が多くなってきて、少し迷走しはじめていたので、改めて自分は写真で生きていく!という意思表示をしたい!という思いと、独立した時から、「街の暮らしを写す写真館」というのが目標だったので、独立から5年でその目標に舵を切ったことになります。

そこで3年間、色々なことがあって、失敗だったと言う人もいました。確かに商業的には成功とはいえなかったけど、この仕事を続けていく上で、これ以上ない成果を得ることが出来たので、僕の中では成功だと思っています。

その成果を持って、我が家のイタリア人ことカミさんと共に優しい父と母と共に暮らす為に実家に戻りました。その軒先にスタジオを作ってもらって、そこでずっと写真を撮っていく!と決めました。

その暮らしが始まった頃、盟友である照本さんが父と母の為に父の味のアーカイブを商品化する会社を作ってくれて、その商品をスタジオで売る事業も始まりました。

2013年9月で途絶えたこのブログを再開することにしたのは、封印したい過去を振り返ることが出来るようになったことと、SNSではなく、ブログで日々を綴りたいという思いが生じたことが大きいです。

今月で僕も50歳になりました。50年生きてきて、僕は自分が不幸だと思ったことはありません。人からはら不幸に見える事もあったかもしれませんが、僕は常に幸せです。

多くの人に支え愛され僕の人生は続いています。また少しずつその思いを綴っていければと思います。SNSもブログも人の為にするもではなく、自分の為にするものだと思っているので、恐らく今後も未来の自分に向けて書いていくと思います。

※Facebookで綴ってきたものの中で良いものがあれば移植していきたいと思います。

Still Alive/12/2019/

今日も明日もご予約頂いているので、あまり年末年始感も無いのですが、一応大晦日ということで、一年の終わりらしきものを感じでおります。

ゾノ時代は照本さんと共に年末年始関係なく仕事してました。ずっと隣にいて、キン肉マンとテリーマンのように生きてきました。
昨年の春からまた一緒に同じ目標に向かって生きていることに幸せを感じでいます。

いつものシリーズで撮りましたが、多分もう一回撮ると思います。梅ちゃん餃子と梅ちゃんカレーのパッケージが年明けにリニューアルしますので、今のパッケージで今年中に撮りたかったのです。

来年、新しいパッケージを手にもう一度撮ります!

2019年、たくさん餃子とカレーを食べて頂きありがとうございました!
2020年も梅ちゃん餃子と梅ちゃんカレーをよろしくお願い致します!

Still Alive/12/2018/

今日は今年最後の撮影。京都でイタリア人が買ってくれた地下足袋履いてハッスル!総勢10名の家族写真からスタート。お爺ちゃんお婆ちゃんと2組の4人家族。3世代の集合写真は僕が一番好きなパターン。皆さん素晴らしい笑顔で写ってくださいました。僕にとっても一年の良い締めになりました。ありがとうございました。

そして午後からはかっちゃん家の家族写真。一年お休みされましたが、5年目(通算4枚目)のショット。長く続けて頂くことで新しい家族が増えたり、僕の写真で歴史を刻ませて頂きたいと思っております。わざわざお越し頂き心から感謝致します。ありがとうございました。

今年も無事に撮り切りました。なんかずっとタレとか餃子売ってたような気がしますが、振り返ってみると色んな所で色んな写真を撮らせて頂きましたし、スタジオでも素晴らしいご家族やお客様の写真をたくさんたくさん残せました。自分が撮りたかった写真を毎日しっかり撮らせて頂けたこと、心より感謝致します。ありがとうございました。

今年は父のタレと餃子をたくさんの人に食べて頂いた一年でした。ありがとうございました。
年明けにはカレーもリリース予定です。今後ともよろしくお願い致します。

優しい父と母にもいつも支えて頂き、かつ美味しい料理をたくさんたくさん食べさせて頂きました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

そして、いつも笑顔で支えてくれる我が家のイタリア人に心から感謝を。君のおかげで今年も無事に元気で終えることが出来ます。ありがとうございました。去年よりも君のことが好きになりました。きっと来年はもっと好きになると思います。

という訳で無事に今年も終了です。皆さん良いお年をお迎えください。

Still Alive/12/2017/

今年も無事に終わろうとしています。僕の2017年は移転と共に幕を開けました。長く暮らした場所に戻ってstudio dpも9年目に突入しました。久しぶりにロードも多く、大きなプロジェクトに複数参加させて頂き、ここ数年では充実した一年になりました。父と母と相棒の優しさに支えられ、そして何よりも僕に撮る機会を与えてくださった皆さんに支えられ、一年間走り続けることが出来ました。心から感謝致します。ありがとうございます。

家庭的には体調面で色々あった相棒がとても健康になってくれたことが一番嬉しかったです。顔色も良く、笑顔を絶やさない彼女の存在は本当に大きいです。元気になってくれてありがとう。

そして個人的に一番嬉しかったことがSwitchを買ってもらったことだったりするのは内緒にしておきたいことですけど、Switchを手に笑顔の写真をFBとインスタにアップした際、意外と多くのいいねを頂いたので、そこはやっぱり共感してもらえるところなんや!と思ったりして、会う人から「一番嬉しかったことは?」と聞かれたら迷わず「Switchでゼルダ!」と答えております。ゼルダやる前にドラクエ11を神ゲーだと言いましたけど、ドラクエ11が100点のゲームだとしたらゼル伝は10000点くらいでした。宮本さんと青沼さんのものづくりの精神がただただ神ですね。

年越しは中川さんの「俺の肉」と後藤君の「年越しそば」です。親しい方々の食で年を越せることは幸せなことだと思っています。ありがとうございます。今までで一番美味しい年越しそばでした。

長く続いたことが終った年でもありましたけど、来年から新しく始まることもありますし、過去に感謝し未来に希望を持って生きていきたいと思います。

梅田、来年も頑張ります!引き続きよろしくお願い致します!

皆さん!良いお年を!

Still Alive/12/2016/

2016年最後の撮影に行って来ました。3年前から大晦日は中学時代からの大切な友人である加藤君の家族写真を撮らせて頂いているのですが、今年は彼のお嬢さんが成人式ということで着物を着ると、そして奥様のお母様が着付けの先生をなさっているので、各家族全員揃って着物を着ると、なのでスタジオでなく着付け教室まで来てもらえないか?ということで出張撮影になったのでした。全員が着物を着た家族写真はとても壮観で、僕のキャリアの中でもかなりグっとくるショットになりました。ありがとうございました。
加藤君のお嬢さんは本当に美しく、たかだか三年ですけど、年に一回写真を撮る事で彼女の人生に携わらせて頂き、今年は記念の一枚を残す栄誉にあずかりました。心から感謝致します。いつか彼女がお母さんになって、毎年撮ってる「同じ構図の家族写真」に家族が一人増える日が来ることを夢見ながら帰路につきました。成人を迎えた彼女の人生が素晴らしいものになることを祈っています。

今年も無事に撮り納めです。今年もたくさんの写真を撮らせて頂きました。ありがとうございました。来年もたくさんの写真を撮らせて頂きたいと思っております。家族写真や人物写真だけではなく商品写真も料理写真も撮っています。いつでもなんでもお気軽にご用命ください。よろしくお願い致します。

また、今年の最後に移転しました。移転だけではなく引越も兼ねております。大好きな父と母と同居することになりました。相棒も笑顔で一緒に来てくれて、家族四人の暮らしも始まりました。写真を撮ることと生きること、来年は気持ちも新たに頑張っていきたいと思っています。

そして今年はイエモンと共に僕も再結成!もう一度運命のタイマーを回して準備オーライ!

従兄弟で大親友のヤスヤさんから頂いた花を手に、そして毎年恒例の中川さんの「俺の肉」(今年は純俺の肉!)で2016年を締めくくりたいと思います。

皆さん、今年もお世話になりました!来年もよろしくお願い致します!
元旦から撮ってますので初詣の帰りや通りすがりにお立ち寄りください。

Still Alive/12/2015/

昼からご予約の撮影を終えた後、同級生のかっちゃんが撮影に来てくれました。昨年も大晦日に家族で来てくれて、今年も全く同じ構図で撮らせて頂きました。毎年同じ日に同じ構図の写真が増えるのは素敵な事だと思うし、自分の同級生の家族で自分のライフワーク的なそういう撮影が出来るのは幸せなことだと感謝しております。とにかく来てくれて本当にありがとう。昨年も今年も撮り納めが同じ家族!というのは、studio dpにとって最高の幸せです。

明日も明後日も明々後日もstudio dpは開いておりますので、皆さんも是非僕に撮られに来てください。家族写真って本当に良いです。素敵です。そんな一枚を僕に撮らせてください。よろしくお願い致します。

明日も仕事なのでいつもと変わらぬ仕事終わりではありますが、気持ちの上では一つの区切りです。この一年、本当にたくさんの方々にご迷惑をおかけしたことに対し深く反省し、そして本当にたくさんの方々に支えて頂いたことに深く感謝し、店の灯りを落としました。

皆さん、本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。
そして明日からもよろしくお願い致します。

夜はこちらも毎年の恒例、中川さんの「俺の肉」です。実家が肉屋ですけど、僕は中川さんのお肉で一年を終え、一年を始めます。昨年も書きましたが、送り状の品名欄に「俺の肉」と書く人って本当に素敵だと思います。自身の牛肉への愛情、自信、プライド、その全てが「俺の肉」という言葉に集約されていると思います。最高のお肉をありがとうございます!

付け合わせは箱番長から貰った鳴門金時だ!

そして年越し蕎麦は父の「肉きのこ蕎麦」です。こちらも最高!

総決算の食卓!超うめぇ!

この一年も父と相棒に美味しいものをたくさん作ってもらいました。

いつもありがとうございます!いつもいつもごちそうさまです。

そして今年studio dpで一番流れた音楽は「1910 Fruitgum Company」のベスト盤でした。自分が作るプレイリストに高確率で採用していたようです。意外な結果でしたが、バブルガムポップという「聞き流す為の音楽」はBGMにピッタリということなんでしょう。

今年も一年お疲れさまでした。

Still Alive/12/2014/

大掃除を終え、今日は早めに店仕舞いと思っていたら姉から着信。義兄サンのお母さんがいらっしゃってるとのことで家族写真を!とご依頼頂きました。一年最後の撮り納めはこれまた素敵なご家族になりました。撮ってる間、とても楽しく幸せでした。ずっと迷惑ばかりかけてきたので、ちょっと胸にくるものがありました。

仕事を終えた後は中川さんの「俺の肉」と、トオル君の「今年最後に何を食べますか?」というタイトルのオードブルの盛り合せ、そして締めは父の「肉きのこそば」で年越しです。

たくさん笑ってたくさん泣いて、毎日毎日を一生懸命生きていたら年末が来てしまいました。今年が終わってほしくないとか、来年に早く来てほしいとか、そんなことは何も考えてなくて、僕はただただ皆さんの笑顔を待っています。待ち焦がれています。

今年はいつも以上にたくさんの笑顔を撮らせて頂きました。今日、一番最後にしたことは、今年撮らせて頂いた写真を一枚一枚見返したことでした。一枚の写真にたくさんの思い出が詰まっていて、僕は本当に幸せです。写ってくださる笑顔があってはじめて成り立つことなので、本当にみなさんにただただ感謝しかありません。

みなさん、今年も本当にありがとうございました。本当にお世話になりました。来年も変わらず梅田をよろしくお願い致します!

良いお年をお迎えください。

Still Alive/12/2013/

日本映画専門チャンネルの北野映画一挙放送で過ごす大晦日。菊次郎の夏で号泣。久石譲さんとすぎやまこういちさんは俺の中で二大作曲家。
そして突然入った偉大な作家の訃報にしばし呆然。

思い出はモノクローム
色をつけてくれ

まさしくそんな感じ。マエストロが残した音源の中で一番好きなのは「風立ちぬ」で、その次が「青空のように」
今年の夏、富山から戻るサンダーバードの車中で聴いた「オリーブの午后」が僕が聴いた最後の唄声でした。合掌。

そんなことを思いながら今年最後のご飯。先日京都の三嶋亭さんで買った肉を焼いて、京都の澤井醤油さんのポン酢とにんにく醤油で頂きました。
食卓は幸せの象徴。大晦日に美味しいご飯を一人ではなく頂けることに感謝です。ありがとう。

今の気分でアウトレイジに入っていくのは難しいなぁ。ラガヴーリン片手にロンバケ聴きながら寝ますわ。

皆さん!良いお年を!