今日はホテル竹園芦屋様で撮影。独立後、社内でしていた仕事をそのまま発注頂いており、月替わりのメニュー等の「月末ルーティン作業」をそのままさせて頂いている、僕にとってはありがたいクライアントさんです。
竹園時代から月に一回、料理人の方と、ある意味勝負出来るこの仕事が、僕の仕事の原点なんだと思ってます。
今月も竹園のメインダイニングであるレストランきくのフラッグシップメニューを中心に撮らせて頂いたのですが、但馬牛を扱う精肉店を持っている竹園だからこそ出来るメニューである「肉づくし」に関して、担当の水谷氏より撮影中「何か気付かないか?」と。言われてみればメインの料理が以前イタリア鍋として出されていたメニューのリメイクだったので、その事を告げると、他のメニューも全部イタリア風にしたとのこと。あぁ、そう言われるとラビオリとかあるね・・・。
で、水谷氏。「イタリア風である事をアピールして欲しい」と。じゃぁ“イタリア風”って書けば良いじゃないですかと返すと寂しそうな顔をする。聞くと以前フレンチ風に仕上げた時、フランスの国旗を入れてもらった、と。どうも僕が所属していた事業部のスタッフがそういう仕事をしたらしい。
じゃぁって事で、今回は僕がイタリア国旗を書いておきました。
料理人のこだわりを撮るだけではなく、そういう所もフィードバックさせる仕事がしたい、常にそう思ってます。