辿り着く道程

今日は桑田真澄さんが立ち上げたNPO団体であるアミーチ・デル・クオーレの指導者講習コースの第九回目の実施日でした。毎度のことながら“事務局”“web担当”“カメラマン”の三役をしっかりこなしてきました。と、今回は三週間ぶりに書いています。前回は東京ドームだったので、このグランドに来るのは約一ヶ月ぶりですね。次回は二週間後です。いよいよ最後です! そう、マジック1!

長いようで短い、それでいてやっぱり長い道程でした。今回、講習後に受講生の皆さんとしみじみと振り返っていたんですけど、本当に一回目は暑くてどうなるかと思ってたくらいだったんですよね。完全に季節はあの頃の裏側に来ています。7月25日からなので、そりゃしみじみ振り返りますよね。

やっぱり皆、なんとなく寂しいんでしょうね。僕なんかもこの日帰りコースが無くなるので、楽になれる!という思いが当然のように強いんですけど、心のどこかではやっぱり寂しい気持ちがあるんですよ。それくらい心に残る仕事でした。ってまだ終わってないんですが・・・。

上の写真は僕の思い出の階段です。グランドから教室に向かう際に登る階段なんですけど、毎回一番最初に桑田さんと近況報告しながらこの階段を一緒に上ることからはじまるんですよね。そして、相棒の関田君と何度も上り下りしましたし、この階段の上でグランドを見ながら色んな事を思い考えてきました。仕事は続いていくので、講習コースが終わってもこの階段を上り下りすることが無くなる訳ではないんですが、7月25日から今日までのような気持ちで上り下りすることはもうないでしょう。

ここで何度も書いてますけど、僕にとっても本当に特別な期間でした。この期間、二週間に一回会ってきた会長や相棒の関田君、今久留主先輩や野々垣さん、麻生ジャイアンツのスタッフの方々、そして優しい優しい父母会の皆さん。今でも目を閉じれば、夏の暑い日、ウンザリしたような、でも活気に溢れた皆さんの顔、秋風が吹くようになって少し楽になった皆さんの顔、色んな顔が浮かんできます。

本当に本当に僕は皆さんに救ってもらったこの期間だったんだと今回の帰りのN700系の車中で涙が止まりませんでした。生きてりゃ色々あって、そりゃもう自分勝手に色んな事を思い考え行動してくる訳ですが、龍馬伝の最終回、岩崎弥太郎が坂本龍馬に言った「お前のそういうところが昔から大嫌いだった」というセリフが自分の胸に突き刺さっています。僕自身、色んな人の為に!と思い行動してきたつもりですが、それを快く思わなかった人もたくさんいたでしょうし、その思いが重荷になった人もいたでしょうし、僕がそうすることで迷惑だった人もいたでしょうし、それでいて僕は自分が思ったように生きれている訳で、きっとたくさんの僕に対するそういう思いが僕の大事なものを奪っていったのかもしれません。初めてベクトルが自分に向きました。ドラマの中の一言でそう思うなんてカッコ悪いですけどね・・・。

きっと、自分の生活している場所を離れ、二週間に一回この場所に来ることで、色んな意味で救われてきたんだと思います。このアミーチの仕事が無ければと思うとゾっとしますね。会長には本当に感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

色んな思いがようやく自分の中で整理出来てきた今日この頃。僕も次回の第一期生の卒業式で一区切りつけることが出来そうです。アミーチ・デル・クオーレがあって本当に良かった。このグランドは俺の心の故郷です。

幸せなひととき

今日は2008年10月の一回目開催からなぜか皆勤賞で参加させて頂いている「すきや連」の例会でした。場所は日本橋 伊勢重さん。2月に打ち合わせで行かせて頂いたので今日が二回目です。炭火で焼くのが特徴のお店です。お店に関しては僕のこのエントリーをどうぞ。例会に関しては、すきや連の旗振り役兼事務局長である浅草ちんやさんの六代目・住吉さんのブログをご覧ください。その内語られるはずです。すき焼き屋ではないしがない脱藩浪人の僕にすき焼きを語る資格はありません。悪しからずご容赦願います。

さて、例会に先立ち句会が開催された訳ですが、なぜか一回目でビギナーズラックで優勝してしまったばっかりに事務局を仰せつかり、今回もその準備等に追われました。いやいや必要とされるのは嬉しいことです。文句はありません。ある訳ないじゃないですか。

句会の方は三回目ともなると策に溺れてしまい、どうにも良い結果は出ませんでした。純粋に句を詠んだ二回目までは入賞を果たしたのですが、こういうのは狙うをダメですね。反省。

例会では竹園の社長さんと隣の席になり、久しぶりに色々話せて良かったです。また、同業の大先輩であるKさんから良い話を聞かせて頂き、実り多き例会でした。

やっぱり、もはやすき焼き屋では無いにも関わらず、こうして毎回呼んで頂き、行けば暖かく、そして優しく迎えて下さり、僕は本当に幸せものです。皆さん、いつも本当にありがとうございます。来年こそは感謝の気持ちを込めて皆さんのお店のすき焼きを撮らせて頂き、それでカレンダーを作りたいと思います!

あっち行ってこっち行って落っこちて

だからと言って池が二つ出来た訳ではありませんが・・・。

という訳で、先週金曜日から怒濤の三連戦でした。金曜日に東伊豆に行き、土曜日に大阪、そして日曜日に東京・・・。最後の東京がいつもの日帰りではなかったのが最大の救いでした。

まず金曜日。桑田さんのNPOのアミーチの受講生の方からの依頼で東伊豆の温泉旅館に料理の写真を撮りに行って来ました。遠いのでどうかとも思ったのですが、常日頃より桑田さんから「人の縁は大事にせなアカンで!」と言われていたし、自分自身も本当にそう思っているので、せっかく声をかけてもらった以上、とにかく行くべし!ということで行かせて頂きました。

朝4時過ぎに出て10時に到着、11時から17時まで撮影、17時に出て23時に到着、と全部6時間単位・・・。まさに6時間で行って6時間で撮って6時間で戻る、そんな感じでした。いや、さほど苦にはならなかったですね。今、俺の心の中で大ブームの小柳ゆきちゃんのプレイリストをエンドレスで聴いてましたんでね。心地良く走れました。第二名神が出来てたので、そんなに遠く感じませんでしたし。昔は車で山形まで行くのが苦にならないくらい、トラック野郎の菅原文太さんに憧れた時代もあったので。

ただまぁ、さすがに歳なのとスケジュールがタイトだったので、途中で挟むにはヘビーな一日だったかもしれません。でも楽しく刺激をもらえる現場だったので、また機会があれば是非お願いしたいと思っております。

翌日の土曜日はお世話になっている保育園の音楽会の撮影。ビデオ担当の今村チーフと共に。いやぁ、この半年間俺を救ってくれた青い鳥の天使達の歌声に心から癒されました。また救われましたね。今回は疲労からも救ってくれたような気がします。

撮影自体は午前中で終わったんですけど、午後からはたまっていた作業を一気に片付けなきゃいけなかったので、事務所で黙々と作業を。

明けて日曜日。この日はこのブログで「今日は桑田真澄さんが立ち上げたNPO団体であるアミーチ・デル・クオーレの指導者講習コースの第八回目の実施日でした。毎度のことながら“事務局”“web担当”“カメラマン”の三役をしっかりこなしてきました。」という書き出しでお馴染みの日。もう第八回目です。

で、今回は桑田理事長からのサプライズプレゼントということで、麻生ジャイアンツの東京ドーム練習にアミーチ受講生が参加!ドームを体験しようの巻!という贅沢な一日でした。

それにしても会長はやっぱりドームのマウンドが似合いますね。

という訳で、いつもの場所いつもの時間ではなく、東京ドームに17時集合だったので、俺も昼前のN700系で東京に向かい、最近は仕事場が都内では無かった為にご無沙汰だった定宿(と呼べなくなってしまいましたね)にチェックイン。もう誰も俺の事を名前で呼んでくれなくなりましたが、いつもいくスパの人達だけは覚えていてくれて、ちゃんと11番のロッカーキーをくれたのは本当に嬉しかったです。温泉がある限り、都内で用事がある時は絶対ここに泊まるゼ!

さて、温泉に入りスッキリしたところでドームに移動。いやぁ、盛り上がりましたね。なんてったってエアロスミスやキッスが立ったフィールドだし、90年には俺自身もストーンズを見に来た場所だし、イエモンが最後のJAMを演奏した場所な訳ですからね。野球見た事なんて殆どないんだから、やっぱりそっちの方で盛り上がってしまいますよ。

とは言っても、やっぱり多少は血が騒ぐ部分が無きにしもあらずだったので、グローブ借りて投げ込んでみました。いや、やっぱりその辺でキャッチボールするのとは全然違ってましたね。非常に気持ち良かったです。一応、受講者の皆さんも練習試合の打席に立たせてもらい、そういうのを撮ったりしていた際、会長から「dpも打つべし!」と声をかけてもらいましたが、そこはやはり俺の場合は手が商売道具ですので何かあったら困るので丁重にご辞退させて頂きました。そりゃもう打ちたかったですけど、何かあってからでは手遅れですから。飯食っていけませんからね。

と、そんな楽しい時間もあっという間に過ぎていき現地で解散。その後、アミーチ実動部隊の打ち上げ兼打ち合わせを終電まで行いホテルに戻りました。

で、翌日である月曜日は完全オフ日。こんな時じゃないと休めないので・・・。久しぶりにゆっくりさせてもらいました。ちゃんと明治神宮にも行けて良かったです。

という訳で、あっち行ってこっち行って最後はちゃんと落っこちる事が出来ました。ホテルって何もしなくて良いから本当にゆっくり出来るんですよね。これくらいの贅沢は許されるでしょう。

アミーチの方は残り二回。それで第一期生が終了します。その後は色々考えていて、またホームページ上等でお知らせ出来るかと思います。

皆さんのおかげで道が続いていく中で、こういうハードな三連戦があるのもやっぱり嬉しい限り。身体はキツいですが、本当に心地良い疲労ともの凄い充実感に包まれるので、本当にありがたいですね。疲れて布団に入ったらまず感謝の気持ちを胸一杯に広げて寝るようにしています。そしてそういう日が続く事を祈っています。

5年ぶりに自宅にデスク環境構築!

で、心のポスターも復活!という感じです。傷だらけの天使と太陽を盗んだ男、要するにショーケンとジュリー。僕の心の二大スターです。個人的には絶対ショーケン派です。完全に小暮修の影響を受けてます。俺は松田優作の“工藤ちゃん”ではなく、ショーケンの“修ちゃん”です。それはもう絶対です。勿論、前略おふくろ様のサブちゃんも好きです。でも、やっぱり傷だらけの修ちゃんです。DVDボックスを持っているにも関わらずブルーレイも買ってしまいました。メディコムトイからフィギュアが出る日を待ち続けています。

と、関係無い話が続きそうなのでこの話題はここまで。

先日のMacBook Pro 17インチ導入に伴い、自宅で仕事が出来るようにデスクを買ってきました。初IKEAで。いやぁ、なかなか楽しいところですね。システムが分からずドキドキしましたけどね。

俺の場合、2005年の11月にPowerBook G4 15インチ(PowerBook最終モデル)を購入するまで、自宅にも事務所にもPower Mac G5 Dual 2.0GHzを自腹で配備するマックジャンキーなサラリーマンだった訳ですが、仕事量の比率が会社の方が高いため(当たり前!)、2005年の11月に会社のマシンをPower Mac G5 Dual 2.7GHzに、自宅とお出かけ用にPowerBook G4という棲み分けを行い、基本的に自宅で仕事をするのを完全にやめた訳です。

で、それから一年後の2006年の11月に引越を行ったんですけど、それを機に自宅からデスクすら撤去、自宅のPowerBookは完全にネットとメールチェックくらいしか使わなくなっていましたし、出張が増えたのでMacBook Airを導入しましたが、最近ではiPadがその役目を担ってくれているので、起動すらしてませんでした。

ついでに言うと、本日デスクを入れる為に部屋を片付けましたが、引越から開封していない荷物が出てくる始末。俺にとってこの4年間は本当に激動だった訳です。殆ど家にいなかったもんなぁ・・・。

でまぁ、先日書いたようにMacBook Proの17インチを導入した背景には、撮影現場での効率アップということは当然のことながら、やはり自宅で作業が出来るようにしたい!という狙いがあったんですよね。

今年に入ってから今日まで、俺が事務所に行かなかった日は11日というペース。ちょっと異常ですよね。

そこで色々検証したんですが、もう少し自宅で作業出来る環境を作れば、半日はゆっくり出来るんじゃないかとか、作業を詰める事でもう少し休む日を作れるんじゃないかとか、そういう色々なケースが想定出来るようになった訳です。

まぁ、自己管理の一環ですかね。今のペースでいくとちょっとヤバい感じではありますので。さすがに俺も若く無いですからねぇ・・・。

とはいえ、やっぱり自宅で作業出来る環境が出来たのは嬉しい。特にこの家に引越してきて4年経ちますが、全然“暮らしてる感”が無かったんでね。フリーで仕事してる訳だし、家で出来るって良いじゃないですか。ま、事務所も実家の2Fなんで、家でやってるようなもんなんですけどね・・・。

とにかく、自分自身の為にもこうして自宅で仕事を出来る環境を整えるのはマストでしたから、引越してくる時に大事に持ってきたポスターも復活させれましたし、なんか俺の部屋が戻ってきた感じで嬉しいですね。

勿論、事務所がメインですよ。引きこもりは20年前に卒業してますので。

25台目のMacはモンスターだった!

MacBook Proの17インチを購入しました。調べてみたら通算25台目のMacでした。最近のMacは本当に壊れないので購入ペースは落ちてますけど、それでも1996年から1年に1台以上のペースで買ってる事になりますね。一時期「(雑誌の)MacFanを買うようにMacを買う男」と言われてましたが、今思うとヤな感じですね。当時カミさんには苦労をかけたと思います。ごめんなさい。

さて、今回の17インチはMacBook Airからの乗換です。全く真逆の選択ですね。それも新しいAirが発表になった日に発注しました。別にあまのじゃくな訳ではないです。

個人的に事務所でMac Pro(Power Mac)、家でMacBook(PowerBook)という選択でやってきた訳ですが、サラリーマン時代の最後の頃に出張が増えて、その当時使っていたPowerBook G4 15インチが重く感じたのでMacBook Airを導入したんですけど、その直後に独立して、現場でプレビューしたり現場でササっと補正してその場で焼いて納品!なんてことが仕事で出てきて、全くもってAirじゃしんどい作業だったんですよね。故に当時からMacBook Proの17インチは狙ってたんですよね。というか、俺の仕事で選択肢はそれしかない!とすら言える感じですね。

ただまぁ、やっぱり独立直後ってなかなか新しい機材を導入するのって難しいし、とにかく今ある物でしっかり仕事をして積み上げていく!という意識でやってたので、一応頭の片隅にはおいてはいたんですが、気持ちの中からは抹殺してたんですよね。

でまぁ、最近はやはり仕事の上での必要性というのが高まったのと、撮影以外のwebの作業だったりするデスクワークとか、わざわざ事務所に来なくても家でやっても良いんじゃないか?という部分において、ちょっと環境を整備したくて、ザキヤマさんじゃないけど「今なんじゃな~い?」ということで導入しました。

正直、ここまでモンスターなマシンだと思いませんでしたね。つーか、デスクトップ持ち歩ける感覚じゃないですか。作業的なストレスが皆無だし、ポテンシャル高過ぎなんじゃないか、と。ホント、一昔前に比べるとコストパフォーマンス高過ぎますよね。良い買物だったと思います。

それでやっぱり美しいじゃないですか。MacBook Airで初導入されたユニボディってやっぱり凄いスね。見ててウットリするような道具ってなかなか無いじゃないですか。素晴らしいですよ。

重さは気になりません。ここまで機材持ち歩いてやってる以上、Airから2kg増えたくらいじゃなんてことないスね。大きさもさほど気になりません。問題はバックでしょうね。対応品が少な過ぎますから。その辺は課題ではありますが、当面はヘッドポーターのPCメッセンジャーでしのぐつもりです。

やっぱりMacが好きなんでしょうね。俺はやっぱりAppleが好きな訳じゃなくてMacが好きなんですよ。iPhoneにしたってiPadにしたってMac OSの思想な訳で、アップルは最後に絶対Macに回帰するじゃないですか。そこが一番グっときますね。

結局、Mac使って仕事出来るのが一番幸せなことかもしれませんね。Macとカメラという大好きな道具を使って仕事が出来るなんて、それだけで充分じゃないですか。やっぱり俺は幸せものです。

とはいえ、導入してから気がついたんですけど、現場でのプレビューに関しては、Eye-FiカードでiPadに飛ばすのも見た目にもネタ的にもアリなんじゃないか、と。どっちみちEye-Fiカード使う訳だから・・・。いや、だから結局俺はMacBook ProもiPhoneもiPadも全部持ち歩くことになるんでしょうね。ジャンキーですから。

道は続いていく

今日は桑田真澄さんが立ち上げたNPO団体であるアミーチ・デル・クオーレの指導者講習コースの第七回目の実施日でした。毎度のことながら“事務局”“web担当”“カメラマン”の三役をしっかりこなしてきました。と、今回はまたもや二週間おきで書いています。次回は三週間後です。だから桑田さんのスケジュールの都合なんです!

今回はスタートが一時間遅かったので、いつもの6時9分ではなく6時45分の新幹線でした。もう二本くらい遅らせる事も出来たんですが、6時台の新幹線は安いんですよね。故に新神戸発6時台最後のN700系をチョイスしました。

いやぁ、しかし寒かった。もう“寒い”という表現がピッタリなくらいですね。やっぱり季節は秋を飛ばしてしまいそうな勢いです。情緒がなくていけませんね。

もうなんか“いつもの電車に乗っていつもの駅で”という感覚ではありますが、車窓から見える風景というか“色”がだいぶ変わってきていて、そういうところにも季節の移ろいを感じずにはいられませんでした。

とにかく切ない。そんな感じですね。

さて、今回の講義は素晴らしかった。いや、いつも素晴らしいんですが、受講した僕でも近所の子供達に守備を教えてあげれるんじゃないか?と思うほど、そりゃもうスポンジに水が吸い込まれていくかのごとく、僕の頭の中にも守備理論が浸透した!そんな感じでした。勿論、僕の場合は昼からの実践を行なわないので、浸透しただけで終わってしまう訳ですが・・・。

昼からは麻生ジャイアンツの広報担当の方と諸々の打ち合せ等を行なっておりました。僕の場合、アミーチだけではなく、麻生ジャイアンツ関連の打ち合せもあるんです。その辺はちゃんと“やってます!”的なところをアピールしておかないとね。

いやいや、でもちゃんとやってますよ。皆さんが熱心ですから、僕が手を抜く訳にはいきません。こちらも全力投球です。

講習会終了後は、会長宅に移動して打ち合せ。先の話等を。有意義な一時だったと思います。やっぱり定期的にミーティングを行なって再確認と今後の方向性を協議するのは大事な事ですからね。

という訳で、今回はあの切ない町田駅経由だったんですけど、前回も書きましたが、さほど切なくなくなったというか、やっぱりそんな事言ってる場合じゃねぇよな!的な感じですね。色々ありますけど、ウダウダ言ってる場合じゃない、と。そんな感じです。決して前向きなポジティブシンキングとかそういうもんでもなく、ただただ目の前に続いていく道をまっすぐ走っていくしかないという、そういう感じですよ。

道が続いていくのは、本当に周りの人のおかげで、だからこそその道をまっすぐ走る事が、しがない脱藩浪人のような俺を支えてくれる皆さんに対して俺が出来る唯一のことな訳で、それをしないで何をする!という感じなんですよね。

慣れた事もあるんでしょうけど、そういう風に思ってやってると、この講習コースの仕事に来るのも遠く感じないし、一日も凄く短く感じます。

今日も会長と二人、「確かに毎日しんどいけど朝起きてする事があるって本当に幸せなこと」と言葉を交わし、気持ちを通わせて頂きました。

そうです。続いていく道がある以上、そこで立ち止まることなんて出来ないんですよ。本当にアミーチでこのグランドに来る度、俺は自分を超えて行ってるような気がします。やっぱりルーキーズのロケ地だけありますね。ま、俺を大きくしているのは夢ではないことだけは確かですが・・・。

気持ちの良い現場

竹園時代の2006年11月に俺が一人で作った「Takezono-Style」というB3両面の折り込みチラシがあり、第6号までは竹園時代に手掛け、第7、8号はStudio dpとして手掛けさせて頂いていたのですが、今回の第9号からは新しい制作会社が作る事になり、ホっとしたような寂しいような、なんとも複雑な思いだったんですけど、竹園の福本社長が新しい制作会社に「写真だけはStudio dpを使うように」と指示して下さったようで、昨日その現場に行って来ました。

(写真は紙面に掲載されるであろう水谷さんのショットです。表紙をはじめたくさん料理写真を撮ったんですけど、それは紙面を見てのお楽しみということで。)

ある意味、「Takezono-Style」の生みの親である事を秘かに自負していたので、一体どんな人が引き継いでくれるのかもの凄く気になっていて、今回撮影で現場に参加させて頂き、ディレクターさんと一緒に仕事をさせてもらったのはとても大きかったです。

制作会社を変えるにあたり、仁義を通してくれた上に、撮影だけでもと依頼して下さった福本社長に心から感謝致します。ありがとうございました。

さて、その現場ですが、非常に気持ちの良い現場でした。要するにディレクターさんがとても良い人だった訳です。まぁ、我々は同業者ですから、そういう意味では色々口に出さなくてもわかりあえる部分っていうのは大きい訳で、指示も的確でしたし、何度も言いますが、本当に気持ちの良い現場でした。

毎月竹園さんに撮影に伺っていますが、竹園時代からずっと僕自身がディレクションまでも行なってきたので、その現場で違う人に仕切られるという事自体が本当に新鮮でしたし、自分の中でまた別の視点が生まれたので、今回の現場が僕に与えてくれたものはもの凄く大きいです。ディレクターの松本監督に心から感謝致します。ありがとうございました。また別の現場で是非呼んで頂ければこれ以上の幸せはありません。

最近は本当に撮影の仕事が多く、色んな現場で色んなものを撮らせて頂く幸せを噛み締めています。仕事は絶好調でプライベートは不調!なんてことを考えていたんですけど、仕事が絶好調なこと程ありがたいことは無いですし、プライベートの不調も誰のせいでもなく自分自身に問題がある訳で、それを絶好調に出来るか出来ないかも自分自身にかかっているので、もう一回自分を見つめ直して、色々乗り切っていきたいと思ってます。

Born To Be Free

色々期するところがあり革ジャンを買いました。自分自身のその決意を刻む意味でプライベートで革ジャンを買い、仕事でレンズを買いました。レンズに関しては、今後更に写真で生きていく!という決意を刻みました。

前々からルイスレザーの革ジャンを一着買おうと思ってて、本当はサイクロンという形のダブルのライダースが良いと思ってたんですが、ダブルのライダースが似合う顔でも体型でもないのでシングルの物に狙いを定め、ドミネーターという型に決めたところ、ネイバーフッドとのコラボ物がリリースされたので、それをチョイスしました。

世代的に革ジャンには特別な思いがあるというか、ある意味アイコンですから、今までもそういう場面ではレザーをチョイスしてきました。

今回、俺も色々ありまして、そりゃもう本当に色々ありまして、何がなんだからわからないまま日々が過ぎている訳ですが、だからといって後を振り返ってばかりもいられないし、それこそ前にも書きましたけど、燃費の悪いアメ車で荒野をただひたすら走る!という状況が本当に続いていて、一瞬荒野を脱して普通の道路に出れたかな?という感じがあったんですけど、自ら荒野を走る道を選んで今日に至っております。

荒野を走る道を選んだ以上、必要なものがあるだろう!と。ある意味、自分自身に蹴りを入れて、それこそ荒野を前に進んでいく為に、自分自身の決意を刻み込めるアイテムとしてチョイスしました。

自由を手にしてみれば、こんなに不自由なものはない!と思う程、そりゃもうがんじがらめな訳ですが、きっといつの日か、本当の意味での自由を手にする事が出来ると信じて、俺は皆さんに支えられながら荒野をただひたすら一人で走っております。

今日も元気をいただきました!

今週は撮影が続きます。カタログ用のサンプル撮影から鍋の撮影等、料理がメインなのですが、今日はお世話になっている保育園の遠足の撮影でした。毎度のことながら、子供達は荒んだオッサンの心を優しく救ってくれました。いつもありがとう。

さて、場所が水族館ということで、一抹の不安を覚えていたのですが、その不安は的中! 3クラス別行動ということで、アッチに行ったりコッチに行ったり・・・その中で皆が弁当を食べているのを撮影した後、少しの時間でロケハンを敢行、水中トンネルが一番の場所!と判断、そこで3クラス待ち伏せして撮影を行い、ある程度のショットをおさえた後は、ラッコ館やペンギン館等、出没しそうなところで待ち伏せして撮ってきました。

今村チーフは自身の子供の運動会に参加する為、本日は欠席だったのですが、走り回る俺の体力が消耗しきった最後のイルカショーの時に合流してくれました。いつも本当にありがとう。

しかし、イルカショーは凄かったな。イルカのプロ意識には脱帽でしたね。子供から大人まで、見ている人達の心を一瞬で鷲掴みでしたよ。勿論、俺も・・・。

子供達は色んな場所で出没する俺に会う度キャーキャー言ってくれて嬉しかったです。仕事ではあるんですが、なんかいつもパワーを貰いにいってるような感覚です。最後のイルカショーでも、俺は仕事で来ているにも関わらず、「ここに座って一緒に見よう!」と手を取って誘ってもらいました。こういうの本当に嬉しいですよね。大人でも子供でも心のふれあいが何よりも元気をもらえる訳ですが、無垢な子供に心の優しさを与えてもらうと本当に癒され元気が出ます。

いやぁ、今日も良い現場でした。回を重ねるごとに馴染んでいきますね。年長の子達に関しては、今から来春の別れを思うと切なくなってしまいますね。

ずっと仕事が立て込みハードな現場が続いていたので、精神的にも肉体的にもイッパイイッパイだったんですけど、今日でかなり元気になりました。青い鳥の天使達!いつも本当にありがとう!

とはいえ、帰りに少し遅めの昼ご飯に生ビールとレバーが含まれていただけで、少し足が痛くなったような気がする(ここ大事)ので、心が元気になっても体の方がちょっと心配ですね。

なんて、痛くなったような気がしただけで、本当に痛くなった訳ではないような気もするので、少しメンタル面を強化しないといけないのかもしれません。でも、レバーはやっぱりダメっぽいな・・・。

あしたのために撮るべし!

月が変わり10月になりました。今年も残すところ3ヶ月。ラストスパートという感じでしょうか。いや、別にそこまでの話でもないとは思いますが・・・。

さて、月が変わろうとやる事が変わる訳でもなく、皆さんのおかげで相変わらず忙しくさせて頂いております。本当にありがとうございます。ソロ活動を開始してから忙しさが止まらず、実は逆に今の状態の方が良いのでは?と思わないでもありませんが、色々苦しんでいる相方を放っておける訳でもなく、しっかりとお金を稼いで、元気になるのを待つ、そんな感じでしょうか。もう僕のことを“マスター・ケノービ”と呼んで頂いても構わない訳ですが、如何でしょうか?

ここ最近はありがたい事に写真の仕事が多く、自分自身が“カメラマン”という看板を掲げていることをしっかり皆さんに認知して頂けているようで嬉しい限りです。独立してから“何でもやります!”と宣言した事から、写真以外の仕事も多く、ちょっと見失いそうになっていた部分が無きにしもあらずだったので、やっぱり写真の仕事を頂けるのは一番嬉しい事です。

とはいえ、そんな事ばかり言ってられる場合でもなく、頂ける仕事はどんな仕事でもしっかりやります!という基本姿勢は貫いて参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

そんな中、先月から今月にかけては基本的に写真の仕事がメインになっており、まさに“あしたのためにその1、内面からえぐり出すように撮るべし撮るべし撮るべし!”を実践しております。

久しぶりに点数の多い撮影も行いました。Green Fingersさんというお花屋さんの先生の作品を100点近く撮らせて頂きました。一気に撮りましたが、さすがに翌日に筋肉痛になりました。心地良い痛みですが、歳のせいかいまだに響いております・・・トホホ。

しかし本当にたくさんの花がスタジオに運び込まれた訳ですが、スタンバイや撤収作業を今村チーフが手伝ってくれなかったら大変な事になってましたね。いつもありがとう。

カメラマンってやっぱり体力仕事だなぁと痛感しますし、立て込んだ撮影が続くと、家に帰ってもフラフラで、目が疲れてるんでしょうね、よく寝れるんですよ。

なんか、今の自分自身にフィットしているというか、生きる為に無心で撮るということが実践出来ているのかなぁ・・・なんて思いますね。いや、ちょっと大袈裟ですけど。

結局、仕事を頂いて、しっかり仕事をこなして、クライアントさんに喜んで頂ける、その繰り返しが僕を支えているんだと思います。色々難しいことも多いんですけど、難しく考えると余計にややこしくなるので、今自分がしなければいけないことをしっかり行なっていけば、必ず光は見えてくると思うんですよね。苦しんでいる相方に俺は本当にそう言いたい。先の事を考えても仕方が無いし、振り返ってばかりいても仕方が無い、今をどう生きるのか? それをまず考えるべきだと思います。今をしっかり生きること、それはすなわち“あしたのため”になるのだから。

「がんばれ」って凄く美しい言葉で、その一言でどれだけ救われるかわかりません。その一言を言ってはいけないなんて、俺はそんなこと認めたくはないですね。