昨年の今頃、大好きな現場である保育園の園長先生のお父様が描かれた絵を56枚撮らせて頂いたのですが、その絵が福井県の興行寺の天井にはめこまれ、その記念式典があり、撮影を依頼されたので行って参りました！
朝8時に家を出て雨の北陸自動車道をせっせと北上。祖父が芦原温泉が好きでよく一緒にバス旅行していたので、福井県はさほど遠く感じません。懐かしさを感じながら一人黙々と走ってきました。
お父様より先に現場入りしてライティングを組んでせっせと撮影。お父様が来られてからサクっと一枚撮って完了。後は式典の様子なんかを撮ってミッションコンプリートです。
しかし、昨年撮らせて頂いたあの絵が天井に納まるとまさに壮観。僕自の記憶にも残っている写真ばかりだったので、なんとなく感慨深いものがありました。春先にお父様が体調を崩されたので、今日の撮影になったのですが、お父様からは撮影した絵をブックにまとめて欲しいと依頼されていて、そこにはやはり天井に納まった様子の写真とそこにお父様に入って頂いて撮った写真が無いといけないと思ったので、今回の撮影でようやくブックの製作に入れます。絵単体の撮影が一年前だったので、早く仕上げてお父様にご覧頂きたいと思っております。
お父様もお母様も本当に気持ちの優しい素晴らしい方で、こんな僕を気に入ってくださり、こうして呼んで頂けることにただただ感謝しております。今日も優しくして頂きました。ありがとうございました。
機材を積んで撮影に行くのは、僕の仕事として本来の“ロード”ですから、今日は心地良い疲れに包まれております。最近は写真以外のロードが多かったものですから尚更ですね。一人で帰る帰り道、なんとなくSAでラーメン食べたりしてトラック野郎気分も満喫させて頂きました。
いつもながら本当にご縁に恵まれていることに感謝しつつ、やはり場所が場所なので、お堂の外でお経を聞きながら色んな事を考えておりました。もう秋ですね。