さらば北九州!

真心米の最終出荷の為に北九州に行って来ました。今年6回目の北九州ですが、これで最後となると、なんとなく切なさすら感じる、まさにセンチメンタルジャーニー。伊代ちゃんは16だったかもしれませんが、僕はもう41です・・・。

5月に初めて降り立った小倉駅ももうすっかり馴染みの駅になりましたし、そこで乗り換えるソニックの車内もすっかり馴染みました。

いつもながら生産者の方々は本当に優しく暖かく僕を迎えてくださり、一緒に作業を行ってくださいました。皆さんのご協力無くして真心米プロジェクトは成り立ちませんでした。本当に心から感謝致します。

今回は前回程の量が無かった為、色んな話をしながらのんびり作業を行いましたが、やっぱり作業中もなんとなく切ない感じでしたね。やってる時は夢中で色んな事を思いますが、一つのプロジェクトが終わる時って、やっぱり切ないですね。やり切った感が大きいですけど、その裏側には確実に別れがある訳で、皆さんとの日々を思い出しながら時間が過ぎて行ったような気がします。

今回も皆さんと共に良い時間を過ごさせて頂き、ゆっくりしたい気持ちがあったんですけど、翌日に大好きな保育園の現場があったので、時間ギリギリまで過ごし、小倉に移動してそこで宿泊、翌朝帰る事にした訳ですが・・・。

さすがに疲労がピークだったのと真心米を全部出荷出来た安堵感からか、6時47分のN700系に乗らなきゃいけないのに起きたのが6時22分。一瞬諦めが頭をよぎったんですけど、もの凄い勢いでシャワーを浴びて用意してチェックアウト。ホームへの階段を駆け上がったところにN700系が滑り込んでくるというギリギリのタイミング。なんとか間に合いました。

走り出す車窓から小倉駅のホームをぼんやりと眺めていたんですが、本当に全てが終わったことの寂しさと、でもやっぱりやり切った充実感に包まれつつ、しかし本当は無事に乗れた安堵感が一番大きいという締まらない終わり方でした。すみません。

去年は10回同じ所に通う仕事があり、その現場でたくさん自分を救ってもらいましたが、今回も全6回、毎回皆さんに優しくして頂き、今年も本当にたくさん救ってもらいました。本当にありがとうございました。来年はどうなるか分かりませんが、こんなに美味しいお米を食べた事はないので、また食べる機会に恵まれることを切に願っております。

 

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