新幹線の車窓から

という本があるのをご存知でしょうか。文字通り新幹線の車窓からの眺めが大好きな人に送る最高の一冊です。

僕は子供の頃から電車の旅が好きです。恐らくモロに999世代だからだと思います。勿論、夢も希望も無い現実を直視しなければならない歳になった今、そんな理由だけで車窓からの眺めが好き!と言い切るのもちょっと違うので、純粋に眺めが好きだから!とさせて頂きたいと思います。

で、純粋に好きと言い切る以上、本当にそうなのか?と問われれば、迷う事なくそうです!と答えれる自信はあります。皆さんご存知かどうか分かりませんが、新幹線のチケットを予約すると(自分が指定しない限り)山側(要するに富士山側)から埋められていきます。故にもの凄く混んでる時以外は殆ど山側の景色を見る機会が多いんです。従って、よく新幹線に乗る人で車窓からの眺めが好きな人は、毎回同じ景色がインプットされていくんですよね。僕も完全にそうです。

そんな人がこの本を読むと、まさに「ああ、あれはこういう建物だったのか!」という事が分かります。もう頭の中のモヤモヤが一瞬にして晴れる、そんな感じでしょうか。

また、この本を片手にEX予約で海側の席を予約すれば、今までと違った新幹線ライフを楽しむ事が出来ます。今回、僕はそうしました。

残念なのは、新幹線史上最高の乗り心地を成し遂げたN700系のグリーン車ですが、N700系は空気抵抗の関係で窓が小さく、思った程車窓が楽しめないというデメリットがあります。本気で車窓を楽しみたい人は、300系のこだまに乗るのがベストでしょう。

関係ありませんが、僕は絶対にN700系のグリーン車に乗ります。交通費を頂ける仕事の場合でも自腹を切ってでもグリーン車に乗ります。プラス5000円で次元の違う移動が出来ますから安いもんです。節約も大事ですが、そこで5000円節約するよりも快適な移動で良い仕事を残す!という選択肢だと僕は思っています。

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