健康であり続ける為に!

ついに発病してしまいました! いや、色んな所で色んな人が色んな病気になっていると思いますが、僕は本当に無縁だと思っていたんです。ええ、過信してました・・・。

8月31日の朝、起きると右足の側面がムチャ痛い訳です。夜中に暑くて目が覚めて、リビングまでお茶を飲みに行った時は痛くなかったのに何故?・・・そんな事を思っても痛いものは痛い。その痛みの質が今までの経験を超えていたので、僕はてっきり寝てる間に左足の踵で蹴って骨にヒビが入ったんじゃないか?と思う程。勿論、もしそんな事があったらそこで目が覚めている訳ですが・・・。

とにかく、原因不明のまま仕事があるので出社。とりあえず「痛いなぁ」と思いながら何もせずに一日過ごせてしまうのが自分自身嫌になる“痛みに対しての鈍さ”であると思うんですが、この日の夜が本気でキツかった。脂汗ダラダラで痛みで全然寝れない。半ば失神するように眠りに落ちるも熟睡出来ず、なんとか朝を迎えて医者に行った訳ですが・・・。

絶対外科的な痛み!と判断、外科で並んでいる所に義兄サンから着信。そこで「そんなんお前、痛風やろ!」と言われハっとしてGOOD(全然グーじゃねぇけど!)。そこから内科にFA宣言、ずっと僕を見てくれているS先生が半笑いで「こういうのは遺伝ですから。間違いなく痛風でしょう。」とバッサリ。とりあえず採決と検尿を行なって二日後の検査結果を待つ事になったんですが・・・。

結論的に言うと、さほど数値が悪い訳では無かったんですけど、症状的には痛風だろう、と。いや、だから俺は5月からプレミアムモルツをやめてプリン体99%カットの淡麗Wという、ビールでもない発泡酒に変えたんじゃないですか!と詰め寄るも、「アルコール自体がアウト!」と最終宣告。ああ、そうでっか。

ただ、やはりここ数ヶ月の暮らしっぷりが悪かったみたいですね。淡々とソロアルバムを作る作業を継続、それなりにクオリティの高いファーストアルバムが完成し、手応えを感じてセカンドアルバムの制作に着手するも、さすがに疲労がピークだったんでしょうね。症状が出る直前は毎晩淡麗W2本しか飲んで無かったのに、それすらも消化出来ない程に弱ってたんですね。自分自身が「まだいける!」と思っていても、身体の中はその気持ちについてこれてなかったんでしょうね。そこが四十路の入口という事なんでしょうか。はたまた大厄の入口という事なんでしょうか・・・。

とにかく、限界だった、と。そういう事なんでしょう。そう思う事にしました。確かに今思えば本当にヒドい生活だったと思います。だって仕事しかしてねぇもん。俺はストレスという言葉程嫌いなものはなく、なんでもかんでもストレスのせいにしてしまえば良いという最近の風潮にも腹が立って仕方が無いんですが、確かにストレスを抱えていたのかなぁという感じが無い訳ではありません。いや、むしろそう思う自分に対して“それはストレスじゃない!”ともう一人の自分が闘っていた事が、一番悪かったのかもしれませんね。

ただねぇ、やっぱり生きていく事って大変じゃないですか。誰しもがすねに何らかの傷を持って、色んなものを抱え背負い歯を食いしばって生きてる訳で、どこにも逃げる場所なんて無いし、現実を受け止めてそこに立ち向かって生きるしかないですからね。ストレスなんて言ってる場合じゃないんですよ。

とはいえ、やっぱり休息というのは必要なのかもしれませんね。もう若く無いんだし。健康だけはお金で買えません。絶対に大事なものです。だから、それを保ち続ける為の休息は絶対に必要なんだと思ってます。足が痛くなんないと気付かない事か!と怒られそうですが、気付いたら良いじゃないですか。許して下さい。

しかし、酒飲めないのも辛いよね。いや、飲むけどサ。

その一足が道となる!

さて9月です。今年も残り4ヶ月ですね。実際、本当に早いですね。特に今年はアっという間に駆抜けてる感じがします。写真は全く関係ありません。昨夜食べた蒸し穴子です。デパ地下で一目惚れ、若干高価でしたが思わず買ってしまいました。高いだけあって美味かったです。寿司ネタで蒸し穴子が一番好きかも・・・。

毎月思ってますが、月が変わったからと言って何が変わる訳ではありません。ただ、月をまたいで行なう仕事もあれば、その月で完結する仕事もあり、8月は割と長く続いてきた仕事が一気に終わっていったという事もあり、今月は割とのんびりスタートか?と思っていたんですが、ありがたい事にすでに新規の発注を頂いており、のんびりスタートという訳にはいかない感じです。いや、本当にありがたいですね。

反面、今まで頂いていた発注が無くなったりもしたんですが、フリーでやってる以上、そういう事は想定内だし、何よりも頂ける仕事に全力投球!するだけだし、無くなったからといって、それで終わるつもりもなく、空いた時間でどんどん新しい事をする為に動くだけだと思ってます。

とはいえ、そうやってかなりアグレッシブではあるんですが、ついにフィジカルにきてしまいました。もう足が痛くて困ってます。痛風なのかもしれません。遺伝で尿酸値が高い為、プリン体99%カットの淡麗Wにしたし、特別贅沢な物ばかり食べてる訳ではないんですが、疲労と冷えが原因なのでは?との診察でした。詳しい検査結果は明後日分かります。

ま、そりゃそうですよね。ここまで無理矢理走ってきたようなもんで、何事もない方がおかしい話ですから、神様が少しペースを落とせ!と言ってくれてるんだ!と。そう思うようにしています。

正直、ここ数ヶ月はちょっと異常でした。アグレッシブさも大事なんですが、フィジカルが落ち切った以上、一旦本当にペースダウンを考えないといけないのかもしれません。無理して壊れてしまったら元も子もありませんから。とにかく何事も徐々に徐々にが大事な時期なのかもしれませんね。

とにかく、一歩ずつしっかり前に足を出していけば、その一足が道となっていくと思いますので、なんとか頑張っていきたいですね。

何があっても前を向く!それが一番大事な事だと信じて・・・。

本当に俺はOKか?

いや、もう口癖のように「OK!」だとか「大丈夫です!OKです!」等と言い続けてきた訳ですが、昨夜ふと「俺は本当にOKなのだろうか?」という事を考えてしまいました。ええ、勿論考えてどうなる訳でもなく、当然のように「OK」でなければいけない訳ですが・・・。

あ、写真は全く関係ありません。毎週土曜日にこのストラップ欲しさにLセットを購入していた訳ですが、最初からポテトとフィレオフィッシュが欲しくて、その二つがちゃんと出てくれたので、そういう意味では「OK」なのかもしれません。でもそんなOK要らん!

しかし、本当にありがたい事に今年は2月から勢いが止まりません。特に5月からは勢いが止まらない上に個人的に色々ありましたので、お金を使うヒマもなく(iPhone4とiPad買ったくらいで外食すらしてない)、休む事なく仕事を続けてきたので、支出と収入のバランスが良すぎて、かなり優良な形態になっております。いや、それは本当に良い事で「OK」な事なのかもしれませんが・・・。

まぁ、使わずに仕事をして収入を得れば、そりゃもうそうなる訳ですが、そういう事をするとどこかに歪みが生じるもので、そういう部分で苦しんでない訳ではありません。いや、実際本当は結構苦しいのかもしれません。“がむしゃら”という言葉が好きな訳では無いのですが、気がつけば、そういう状態に自らもっていくことで、苦しさを紛らわせていたのかもしれません。結果、何も無い荒野を燃費の悪いアメ車でただただ激走!というような感じで4ヶ月目に突入、季節は夏になり、その夏ももう終わろうとしています。

我がバンドも無期限活動休止の状態に入って4ヶ月が経過しようとしています。その間、非常にクオリティの高いソロアルバムを完成させる事が出来るようになりましたが、やっぱりバンドって良いんですよね。人生が難しい訳ではなく、難しく生きようとするからダメなんだと思います。いつもの音が鳴れば良いだけの話で鳴らなきゃ解散すれば良いだけの話ですが、活動を休止した上に解散という安易な結論は大人としてどうか?という思いが無い訳ではありません。

ものの見方は色々あり、その何をもって「OK」とするか分かりませんが、今の俺は本当にOKな訳ではないんだろうなという気がしています。仕事がある事はありがたく、こんな僕に仕事をくださる方々の為に一生懸命働く、その為にやっている、勿論それは大前提なのですが、もっとこう、なんというか、自分が生きていく上で、本当の意味での「何の為に」という事を、もう一度しっかり見つめ直して、秋風が吹く頃には満面の笑みで親指立てて「OK」と言ってみたい、そう思う今日この頃です。

スポーツ報知に掲載されました!

父の本「巨人ナインが愛した味」と父の事が本日8月17日付のスポーツ報知の18面に大きく掲載されています。もの凄く大きな扱いです。是非ご覧下さい。

今回のスポーツ報知の取材は、僕がとってきた取材だったんですけど、その背景にはいつもお世話になっている桑田真澄さんの存在が欠かせません。スポーツ報知にY局次長という方がいらっしゃるんですが、竹園時代の2004年の宮崎キャンプにて、桑田さんを通じて挨拶をさせて頂き、ここ最近のアミーチ・デル・クオーレの広報的な部分に関して、Y氏が桑田さんから「dpに聞いてくれ」と言われたようで、何度か電話でお話しさせて頂いていた経緯があり、先日すきや連で上京した際、本社までご挨拶に伺わせて頂き、その時にさり気なく本を手渡して今回の取材をゲットさせて頂いた次第です。

Y局次長は、「せっかくだから文化部の方に話をしてみる」と仰って下さり、本当にその数日後に文化部の方から取材の日程調整の連絡が入り、とんとん拍子に話が進み今日に至りました。

とにかく人のご縁がつないでくれた紙面だと思っております。そういう意味で、僕の中ではただの掲載という事以上に、人の優しさが詰まった思い出深い紙面となりました。皆さん、本当にありがとうございました。

ウェブ報知でもご覧頂けます。コチラからどうぞ。

怒濤のラッシュ!打つべし!

4月25日に休んでから休めずにいます・・・。一応、今月一杯予定が埋まっているので、恐らく8月に入らないと休めないのではないかと思うのですが、フリーでやってるとそれは本当にありがたい事ですから、文句を言ったらバチが当ります。こういう時に大事なのは自己管理ですね。体調等含め、精神的にも破綻しないように徹底的に自己管理を行なう。それでなんとか乗り切ってきてる感じですね。

そんな中、先月から今月は撮影の仕事が多いです。元々それが一番の生業ですので、普通の事ではあるんですが、デザイン系の仕事で座りっ放しだったりする日もあるので、そのバランスが非常に難しい。故に自己管理が大事になってくる、と。

特にここ数週間は怒濤のラッシュ。毎日何かしら撮影しながら、途中で東京出張というロードを挟み、そしてまたラッシュが続くという、もう頭の中も心の中もスクランブル状態です。

撮影自体も出張が多く、ムシムシ暑い日本の夏に機材を持ってあっち行ったりこっち行ったりは体力も奪われていきますので、体調管理にもの凄く気を使います。

と偉そうな事を書いていますが、結局何をしているか?と言われた場合、休まない変わりに残業をせずに毎日ほぼ決まった時間に帰って家でゆっくり酒飲んで早く寝る、これを繰り返すだけです。そこで余計な事をしてしまったら絶対に取り返しがつかなくなりますからね。とにかく家帰ってビール!を一日の最後の予定にして、それを徹底ですね。寄り道とかしちゃうとそれだけで体力が奪われていきますから。そんな事は出来ません。

ただ、毎日毎日同じような事を繰り返していく精神が危うくなってきそうですが、僕の場合はそうでもありません。とにかく打つべし!ですよ。何も考えずに打つべし!それだけ。

怒濤のラッシュ中ですが、毎晩酔っぱらって先日発売された父の本「巨人ナインが愛した味」を読んで号泣!というのが、どうやら一番のストレス解消になっているのではないかと思います。

昨夜も酔っぱらってゲロ泣きしたままカミさんの所に行ってひんしゅくを買ってしまいましたが、とにかくエエ本過ぎるんです。だから止まらない。ロマンティックも涙も止まりません。

という訳で、各方面からの感想もどんどん届き、それがまた僕の心のダムを決壊させている訳で、皆さんに本当に心から感謝する毎日です。

毎日更新される浅草「ちんや」さんの住吉さんのブログのこのエントリーにて、この本に対する本当に嬉しい気持ちを書いて下さっています。まさにそういう事なんですよ!と僕が言いたい事を書いて下さっています。さすが文才のある人は違う!本当にありがとうございます。皆さん、是非読んでみて下さい。住吉さんのブログは毎日更新されるので、ブックマークに入れる事を強く推奨します!

さぁ、明日の撮影二連発が終わったら、月末のルーティーンワークに入っていきます。打つべし!

ハチよ!スマン!

先日からどうも蜂が多く、なんとなく嫌な予感がしていたんですが、昨日何気なく窓の外を見てビックリ!なんと、目の前の軒下(丁度スタジオ部分)に蜂が巣作りを開始しているではありませんか!もうブンブンと音が聞こえてくるくらいの数の蜂達がいる訳ですよ。♪ブンブンブン蜂が飛ぶ♪なんて呑気に唄ってられるような数ではなく、更に放っておくと巣が確実に拡大されそうだったので、心が痛みましたが駆除する事にしたのですが・・・。

実は僕、自分のマスコットは蜂なんです。実はかなりのハチ好き。いや、その虫としてのデザイン、色使い、怒るとチクっと刺す性格等、かなりメロメロな程に好きなんですね。そんな僕にカミさんが買ってきてくれたハチのイラストが書かれたTシャツは夏場のヘビーローテーションなくらいです。

そんな友好関係を結んでいる蜂の巣を駆除する事なんて僕に出来ない!という訳で、業務提携しているFFトータルデザインの今村チーフがシロアリ駆除の仕事も始めたようなので、だったら蜂の巣も駆除してくれ!と依頼、丁度出張撮影のアシスタント兼機材運搬車運転手として来てくれたので、近所の薬局で買ってきたバズーカータイプのスプレーで駆除してもらいました。

いやぁ、強烈に効きました。一瞬で蜂の気配が無くなりましたからね。その気配がなくなった巣を今村氏はほうきで叩き落とした訳ですが、地上に落ちた巣からは哀れ死んだ幼虫達が散らばり、そりゃもう胸が締め付けられる思いでした。ええ、全て僕の指示のもと行なわれた行為ではあるのですが・・・。

その幼虫達を割り箸でつまんでゴミ袋に入れていく姿を見ていて、こうして蜂の幼虫を食べる習慣が我が国にはあるんだよなぁ~等と呑気な事を考えたりもしていたんですが、頭上では戻ってきたら巣が無くなっている為、ブンブンと徘徊を続ける元住人達がいた為、更にバズーカ砲を発射して駆除してもらった次第です。

ハチ達よ、本当にスマン!でも、放っておいたら刺すやろ?それは困るんだよね・・・。

終わりのない青春

「終わりのない青春 それを選んで絶望の波に飲まれても ひたすら泳いで辿り着けば また何か覚えるだろう」

僕の節目になぜか頭の中で流れる曲の一節です。昨年独立を決めた時、新幹線の中でシャッフル再生していたiPodからこの曲が流れて来た時、やっぱり運命のようなものを感じました。

今回、ロードに向かうN700系の車内で昔一緒に働いていたS君からのメールを受信しました。父の本の出版を案内したところ、購入し一気に読んでくれたようで、その感想だったのですが、やはり自分が働いていた頃の事を思い出してくれたようで、そのくだりを読んでいる時、涙が溢れて困りました。

青春は読んで字のごとく青い春な訳で、若かりし日々の事のように思えますが、僕は人間死ぬまで青春で良いと思っています。僕がS君達と一緒になって仕事をしていた頃、それはもう青春まっただ中!という感じでした。きっと僕は、その青春まっただ中!をいつまでも続けたくて独立したような気がします。毎日毎日、青春真っ盛りで仕事が出来る、こんな幸せはありません。S君からのメールは、その事を僕に再確認させてくれたような気がします。ありがとう。

さて、独立して一年が経過し、仕事の比重や経費の事もあり、出来るだけロードに出ないような方向性を自分なりに打ち出した二年目ですが、やはりロードに出ると一人で考える時間が増えるのでたまには良いですね。

今回も本当に色んな事を考えました。すきや連での人のご縁に続き、二日目は桑田さんが作って下さったご縁で父の本のPRに関して良いお話を進めさせて頂き、本当に人のご縁のありがたみを噛み締め、人に生かされている事を痛感させられました。

幸いにして、忙しくさせて頂いており、何の為に働いているのか?と問われれば、生活の為ではあるのですが、何よりも僕に仕事をくださる人達に喜んで頂く為であり、それを実践出来ている以上、終わりのない青春は続いていくんだと思っています。

ロードに出るといつも以上にカミさんが恋しくなります。僕には帰る場所があって本当に良かった。僕は幸せです。

人のご縁に感謝!

今日は2008年10月の一回目開催からなぜか皆勤賞で参加させて頂いている「すきや連」の例会でした。今回は短角牛のすき焼きを食す!という勉強会的意味合いの強い会でしたが、もはやすき焼き屋では無い僕にそれを語る資格等あるはずもなく、開催場所である「ちんや」さんのご主人である住吉さんのブログのこのエントリーをご一読頂く事を強く推奨致します。

さて、そういう訳で参加当日はすき焼き屋だったのですが、独立を機に連自体も脱退しなきゃなぁと思い、昨年の5月にご挨拶に伺ったところ、発起人である向笠千恵子先生より「脱退する必要は無い」と仰って頂き、こうして毎回参加させて頂いている次第なのですが、実はこの昨年の5月、ご挨拶に伺った際に向笠先生に父の本の相談をさせて頂き、その次の7月7日のすきや連でdancyu編集長の町田さんをご紹介頂き、その一年後の7月6日に無事に本が発売になったことを考えると、すきや連が無ければ、父の本は出版されていなかったという事になる訳で、そりゃもう感謝してもしきれない訳です。

今回の会の冒頭、向笠先生はご自身の新刊が7月15日に発売になるにも関わらず、その事よりも父の本を紹介して下さいました。本当にありがとうございました。

会の最後の自己紹介スピーチでも言わせて頂きましたが、2008年夏の週刊ポストに掲載された長嶋さんが竹園のお肉を語った記事がきっかけで向笠先生からの取材の電話を当時事業部長だった僕が受けたのが全ての始まりでした。本当に人のご縁に感謝というしかありません。ありがとうございます。

先生、ありがとうございました!

作家のつかこうへい先生が亡くなられた。姉が親しくさせて頂いていたご縁で、僕も何度かお会いし、その都度先生らしい激励をたくさん頂いてきた。

忘れられないのが、結婚した直後にお会いし、その事を報告すると、「嬉しそうな顔して愛だの恋だの言ってんじゃねぇぞ!」と一喝されたこと。勿論、照れくさそうな笑顔で。その後、本当に結婚生活が愛だの恋だので乗り越えていける程、甘くない事を身を持って知ったので、先生の一喝が今でも教訓になっています。本当にありがとうございました。

本当にいつもそうやって色んな事を教えて下さったような気がします。公開された先生の遺書に「思えば恥の多い人生でございました。先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています。」と書かれていました。強い人です。本当に強い。

僕は果たしてそうやって強く生きられるだろうか。先生、最後まで僕の胸に響く言葉を残して下さり、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り致します。

ありがとうございます!

先日、こちらで本の紹介をさせて頂いたところ、本日(本当は明日発売なんですが)たくさんの方から「買ったよ!読んだよ!面白かったよ!」というメールを頂きました。本当に本当にありがとうございます。

皆さん、「お父さんやご家族の気持ちが伝わってきます」と仰って下さり、本当に嬉しいです。ただただ感動しています。毎晩酔っぱらってプロジェクトXのDVD(自分が好きなエピソード)を見ながら号泣している最近の僕ですが、まさに自分の人生にプロジェクトXが降り立ったような、そんな気がしています。

ご購入頂き、満足頂ければ我々にとってこれ以上の幸せはありません。その上で、我々の気持ちを感じて下さるなんて、本当に本当に最上の幸せを感じます。

独立を機にこの本を企画させて頂いたので、僕にとっては丁度自分の新しい生活と同時進行だったんです。その過程で本当に色々な事があり、大切な何かを失ってしまいましたが、この本が無事に出て、皆さんからの暖かい言葉の数々を噛み締める度、大切な何かを再認識させて頂き、かつ新しい大切な何かを得れたような気がしています。自分の人生の節目にもなったような気がします。父の為にと思い始めたこの企画ですが、結果的には自分の為でもあった、と。そんな気がしています。

たくさんたくさん感謝の言葉を伝えたいのですが、胸が一杯で今は「ありがとうございます」しか言えません。本当にありがとうございます。