家族はあたたかい

今日は介護施設(サービス付き高齢者向け住宅)の撮影に行って来ました。スタッフの方々が働くところを撮らせて頂きながら、そこで暮らすお爺ちゃんやお婆ちゃんと交流してきました。
色々話を聞かせて頂くと、殆どの方がお子さんが近くのマンションに住んでいて、そこで一緒に暮らせないからここに入居したというお話でした。
それを寂しいことだとかどうだとか言うのは簡単ですけど、現実はそう簡単なことではないんだろうなと思いつつ、仲良くなったお爺ちゃんの部屋まで見せて頂いて、そこの暮らしを受け入れ、前向きにとらえて暮らそうとしているところに、本当に申し訳ないのですが、なぜか切なくなってしまって、いや、なんか、上手く言えないんですけど・・・上手く言えません。

我が家は二世帯で同居していますが、父も母も相棒の明るさに救われていると言ってくれて、そりゃもうイタリア人だから明るいのは明るいんですけど、それだけじゃない何かがあって、多分全員が大人として各々に気を使えていることが平和な毎日を生んでいるんだろうなと思っています。嫌々気を使ってる訳じゃないし、優しい暮らしだと思っています。
この先のことなんて誰にもわからないけど、出来ればこういう優しい日々が一日でも長く続けば良いなと思います。
そんなことを思った飲んだ帰り道、家に辿り着くと心が暖かくなりました。

僕が唯一親戚付き合いをしている大親友のヤスヤさんのご家族にも平和な時が戻ったようで、それが一番嬉しいことだったりします。

家族はやっぱりあたたかい。

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