真心米出荷!

桑田真澄さんのNPO法人であるアミーチ・デル・クオーレの今年の活動のメインである「真心米」の第一回精米分の出荷の為、またしても北九州まで行って来ました。もはや小倉駅も特急ソニックの車窓からの眺めにもすっかり馴染んでしまいました。前の職場にいたら絶対に経験出来なかったことだと思うし、何よりも子供の頃から当たり前のように食べてきたお米を作るところから販売するところまで体験出来たのは、僕にとって本当に財産になりました。機会を与えてくださった会長に心から感謝しています。

今回の「真心米」が出荷されるまで、本当に多くの方々にご協力頂きました。中でも生産者の橋本さんと髙橋さんには、出荷の袋詰めまで一緒に行って頂き、現地での業者の選定等にもお力添えを頂き、更に僕が行く度に本当に暖かく歓待して下さり、本当に本当に感謝しております。

ここに至るまで、道は決して平坦ではなく、色々な行き違いがあったり、離れた場所とのやり取りというコミニュケーション不足に陥ったり、たくさん障害がありましたが、9月半ばの稲刈りを経て、僕自身が会長に直訴して承諾を得た「こういう形で進めたい」という意向を持って9月末に北九州の土を四度目に踏んだ時からは、もう迷うことなく一直線に進んでこれました。これも本当にその時にお会いして心で会話をさせて頂いた生産者の方や農協の方のご理解があってのことです。

今回、袋詰めの作業を行う為、生産者の橋本さんの倉庫に伺った際、積み上げられた真心米のパッケージを見た時、本当に胸に熱いものがこみあげてきました。自分で撮った写真とはいえ、本当に桑田さんの真心を伝えることが出来る写真が撮れたという思いと、この真心米には本当にたくさんの方々の思いが詰まっていることに、素晴らしいお米を手がけることが出来た自分が本当に誇らしかったです。自画自賛なんてものを通り越した、本当に自分自身の心を込めることの出来る仕事が出来たという誇らしさがありました。

生産者の方々は、それこそお米を自分の子供のように大事になさっていらっしゃいますし、変わる天気に土のコンディションを考える日々だったと思います。移りゆく季節の中で本当に大事に大事に育ててくださいました。だからこそ桑田さんも僕も生産者の方に最後までお手伝い頂くことにこだわりましたし、生産者の方のもとからお買い求め頂いた皆様へ発送しかたかったのです。出荷作業は、そういう儀式だったような気がします。

積まれたお米の袋の上でMacBook Proをひろげることになるとは思いませんでしたが・・・。

まだ第二回精米分の作業が残っていますが、ネットを通じて個人の方々への販売分はほぼ完了していて、大きな大きな山を越えた状態です。本当にここまで来るのは大変な道でしたけど、振り返ってみて、その道はまっすぐな道だったので本当に良かったと思っています。

僕はまだ食べてないんですが、美味しいに決まってます。だって、本当にたくさんの方々の真心がこもったお米なんですから。

お買い求め頂いた皆様、本当にありがとうございます。開封した時に僕が撮ったパッケージを見て僕の真心を感じてもらい、お米を食べて桑田さんと今回の真心米にたずさわった方々の真心を感じて頂ければと思います。

 

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