黄昏の宮崎

ソロになってから何かとロードが増えているのは、やはり気軽に声をかけやすくなったからでしょうか。いえいえ、呼んで頂けるのは幸せなことです。文句がある訳ではないんです。ただ、本当にソロだからこそ、これだけフットワーク軽く動けるんだよなぁということを思ったもので・・・。

という訳で、会長より緊急出動指令が出たので宮崎に行って来ました。宮崎といえば、前の職場時代、毎年春季キャンプ時に10年近く通ってきた思い出の地。昨年は父の本の関係で行きましたが(詳細コチラ)、その時に「もうこれが最後だろうな」と思っていたのですが・・・。

僕は常々会長に「××に××時に来ておいてくれと言われれば、そこに必ずいますから!」と言ってますので、こういう緊急出動指令が出ても全く問題ありません。場所が意外であればある程、それなりにワクワクもします。脱藩浪人たる者、西へ東へ北へ南へ、フットワーク軽く動いてナンボですから。

今回は12月に行われるイベントの打ち合わせだったのですが、15時に着いて19時半の飛行機で戻るというスケジュール。いやいや、それも今では普通です。たとえそれが宮崎であっても。というか飛行機で移動する分、今回の宮崎が一番近いと言えるかもしれません。

今回「××に××時に来い」と言われた場所は、以前一度行った事がある場所だったので、空港からタクシーに乗って向かい、先に到着して待っていたのですが、たまたま海の前の場所だったので、なんとなく海を眺めながら黄昏れてしまいました。

加山雄三の「海、その愛」という、“海よ~俺の海よ~”というリフレインがたまらなく鬱陶しい曲がありますが、宮崎の海はそういう海ではないんですよね。だからといって海に向かって「心は広くもたんといかんぜよ!」なんてセリフが出てくる訳でもなく、ただただ黄昏れてしまう、そんな海ですね。いや、それが嫌いな訳ではありませんが・・・。

とはいえ、僕が通ってきた宮崎はやはり南国情緒溢れる春季キャンプの時期ばかりなので(何度か秋季キャンプにも行ったことがありますが)、やはり秋の宮崎には違和感をおぼえますね。結局、黄昏の理由はその辺かもしれません。僕の個人的な今の立ち位置が関係している訳では決してありません。念のため。

わずか4時間半の滞在でしたが、いつも通る道を通ったりしましたし、なんかやっぱり懐かしかったですね。12月のイベント時は数泊しないといけないようなので、もう少し宮崎を満喫したいと思います。

 

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