発売に向かってGO!

という訳で、ようやく本の話が出来るようになりましたのでご報告します。

父が昨年の3月で退職した事は昨日書きましたが、それを機に父の料理人としての生き様の記録的な物が出せないかと思い、フードジャーナリストの向笠先生にご相談したところ、プレゼン資料を作れば出版社を紹介して下さるとのことで、指示に従い動いていると、気がつけばプレジデント社さんから本を出版して頂ける事になっていました。

本当に向笠先生をはじめ、たくさんの方々のお心遣いのおかげだと思っております。本当にありがとうございます。

僕が掲げたコンセプトは、ただただ父の料理を全国のご家庭で再現して欲しい、それだけだったんです。お金が欲しい訳でも名誉が欲しい訳でもなく、ただただ職人としての父の生き様が詰まった料理が、色んな家庭で再現され、「美味しいね」と食べて頂きたい、本当にそれだけなんですよね。きっと、その思いが皆さんに伝わったから出版に辿り着けたのだと思います。皆さん、本当に良い人ばかりで良かったです。

とはいえ、出版社の方は本を作って売るプロですから、どうすれば良い本が出来るのかという事を真剣に考えて下さり、どうすれば本を手に取った人達が父のレシピで料理を作りたくなるのか、そういう事を追求して頂き、結果父の料理を食べてきた人のエピソードを掲載する事になり、その人達というのが、巨人軍の方々だったので、本日巨人軍の球団事務所に本の企画書を持って行き、何の問題も無いとのご判断を頂けたので、ようやく公表出来る運びとなりました。今まで勿体付けて申し訳ありませんでした。フライングして話が潰れたらマズ過ぎますので自粛してきた次第です。

ここ最近、連日のように「レシピ本の撮影」と書いていたのは、この本の撮影だったのです。本当は僕ではない人を選んで下さったも良かったのですが、向笠先生をはじめ、出版社の皆さん、多くの方々から「君のお父さんに対する気持ちが我々を動かしたのだから、最後は君が写真で応えなさい。」と言われ、心を込めてシャッターを切らせて頂きました。

本は6月20日~30日頃に発売になります。またこちらでお知らせ致しますので、是非よろしくお願い致します。

新しい一年

昨年独立した際、とあるご縁で知り合った保育園の理事長様に挨拶状を送ったら、「今期はもう別の所と契約をしてしまったけど来期は是非」と仰って頂き、独立後で不安だったのでもの凄く嬉しく、その言葉だけで充分と思っていたら、本当にご契約頂き、本日最初の仕事として入園式を撮らせて頂きました。本当にありがとうございます。

僕は一年をどこで区切るかなんて特別決めている訳ではなく、一応正月で区切るようにはしているのですが、こうして年間契約の新規の仕事が始まった時は、なんというか、僕にとっても新しい一年が始まったような感じがします。

更に、今日の仕事は子供達にとっての新しい一年の始まりに立ち会い、それを記録する事だったので、余計にそう感じました。ファンダーを覗きながら、無垢な子供達の笑顔に“おめでとう”の言葉と共にシャッターを切らせて頂きました。

子供達と共に始まった僕の新しい一年。色んな行事で子供達とふれあっていく事に喜びを感じ、来年の今頃、また新しい一年の始まりを同じ気持ちで始められるよう、心を込めて取り組んでいきたいと思います。

明日のために打つべし!

というフレーズがここ最近の僕の頭の中に渦巻いています。まさに怒濤の日々を生きている訳ですが、何も考えずに明日のために打つべし!打つべし!打つべし!の精神で頑張っております。まぁ、打つべしというよりは撮るべし!なのかもしれませんが・・・。

とにかくここ数日は本当に撮りっ放しの毎日。毎日なんだかんだと色んな物を撮らせて頂いている訳ですが、28日から30日の三日間は、出版予定の本の撮影が続きました。本に関しては4月2日以降に全貌をお知らせする事が出来ます。もう少しお待ち下さい。

で、自社スタジオでセットを組みつつ、鍋の撮影は竹園さんにご協力頂き、せっせとセットを運んで撮ってきました。久しぶりにグリッドスポットを湯気に当てて臨場感を出してみましたが、なかなか良い感じに仕上がったのではないかと思っております。まだRAWデータですので拡大表示でご覧頂ける感じではありません。というか、本が出たら是非手にとって頂ければと思います。

やっぱり単行本の撮影となると、ちょっといつもと違うテンションになりますね。印刷という部分でも気を使いますし、出版社の意向的な部分でも気を使います。任せてもらってはいるんですが、本全体のトーンを損なわないか?等、やってる間は色んな事を考え、その中で自分のベストを出し尽くした感じです。合計40種類の料理に数百カット。これからセレクトして一気に現像です。撮影は全部で6日間に及んだんですけど、トーンを統一する為、データは一気に同じ日に!と思ってます。破綻の無いデータが上がってきてますので、ここからが僕の本領を発揮するところです。集中して頑張りたいと思います。

でまぁ、その料理撮影だけに集中出来れば良かったんでしょうけど、嬉しい事に他の撮影依頼も多く、更に同時期にお世話になってる人のご子息とその友達が遊びに来て、もう超が付く程のスクランブル状態で、嬉しい悲鳴と本気の悲鳴を交互に上げる日々が続いております。

とりあえず、本日子供達が無事に帰って行きましたので、たまっていたレイアウト作業や仕事で依頼されているwebの更新作業を一気に済ませ、なんとか怒濤の今週の真ん中までやってきた、そんな感じです。

とにかく、そんな状態ですので、何も考えず、明日のために打つべし!を実践していきたいと思っております。

でも、いつまでもこういう日が続いて欲しいですね。そうなるように頑張ります。

3月3回目のロード終了!

という訳でそういう事です。今回は1泊2日と短かったですが・・・。

それでも内容自体は濃かったです。打ち合わせメインだったんですけど、昨日の昼にフードジャーナリストの向笠先生、夜に4月から本格始動する桑田さんのプロジェクトに関して事務局としてタッグを組むS田氏、そして今日の午後にブログを納品させてもらったちんやさんの住吉さんと会談。こちらは納品後のアフターケア的な感じで、殆どが談笑でしたが・・・。

いやぁ、やっぱり一番大きいのは桑田さんのプロジェクトでしょうか。時間もあまり無いですし、一気に作り込んでいかないといけない部分が多く、さすがに打ち合わせ後に久しぶりに頭を抱えました。それでも当然やらなきゃいけないですし、当たり前ですがやりきるつもりなので、まず頭の中を整理し、それをまとめる作業から着手。

結果、帰りの新幹線も新大阪に着くまでずっと作業でした。久しぶりにN700系のポテンシャルをフルに使わせてもらった感じですね。僕のMacBook Airもかなり熱くなってます。お疲れさん。

さぁ、なんとか今月も終わりに向けて先が見えてきました。それは勿論、来月から新しく始まる事の兆しが見えた事になる訳で、僕にとっての終わりなき旅はまだまだ続きそうです。本当にありがたいですね。とにかく頑張ります。

エンコの話

少し前に浅草「ちんや」さんの住吉さんから浅草がその昔エンコと呼ばれていた事を聞き、その際いつか住吉さんが自身のブログで語ってくれるでしょうと記したのを覚えている方も多いかと思います。そうです。書いて下さいました。

ずばり、タイトルは「エンコ」です。どうぞご一読下さい。

いやいや、U社長とか書かれると辛いですね。社長じゃないですから・・・。生涯一現役でいきたいと思ってるんです。

まぁ、そんな事はどうでも良い。とにかく、住吉さんにブログを納品させて頂いたのが先週の日曜日。それからもの凄い勢いで書いてアップして下さってます。それがまた面白い。皆さんも是非ブックマークして下さい。

浅草ちんや六代目のすき焼きフルな日々

僕のクライアントさんは皆さん本当に気持ちの良い方が多いです。皆さんのおかげで本当に楽しく仕事させてもらってます。感謝感謝です。

頑張らねば!

新幹線に乗る前に書店に立ち寄ると、お世話になっている桑田さんが表紙の本があり、何気にパラパラめくると、自著を発刊される事が掲載されていました。前々から本を出すという話を聞いていて、「表紙は僕に撮らせて下さい!」と身の程知らずな申し出をし、常に苦笑いをされていた訳ですが、さり気なくショックだったのは、その表紙が、まさしく僕だったらこう撮る!と思っていたコンセプトと全く同じだった事です。恐らく、使用しようと思っていた機材、ライティングもほぼ同じだと思います。

勿論、僕が選ばれなかったのは当然の事ではあると思うんですが、自分の頭の中にあるものが自分ではない人の手によって成されるのは、それはそれで辛いものです。

いや、だからそういう発言も身の程知らずではあると思うんですが・・・。

昨夜、プロフェッショナル~仕事の流儀~という番組で、三浦カズ選手が「この歳になると惜しいではダメ。決めないと・・・」という言葉を呟いていて、もの凄く胸に響きました。

僕の場合、たかだか独立して一年も経ってない訳ですが、キャリアはもう充分にあるはずで、年齢的な事を考えても、惜しいではダメなところに来ています。身の程知らずであろうとなかろうと、決めるべきところはしっかり決める、そうする為にどうすれば良いのか、それを日々考えて生きていく、僕にとっての二人の賢者が、そう教えてくれたような気がします。

プレジデントシリーズ!

というものが僕の中にあります。僕が秘かに進行させている“梅田雄一・社長を撮る!”というシリーズがありまして、その第一弾として撮らせて頂いた六甲味噌の長谷川社長のデータが、ウェーブ産経HP内の「文化サロン「うま味に差がつく『お味噌』の話」の紹介記事にご使用頂けました。ちなみにここに写っているお味噌の写真は僕ではありません。
しかし嬉しい! こういう二次利用が一番嬉しいス。どんどん使って下さい。で、飽きたらまたいつでも撮らせて頂きますのでお声がけ下さい。

一応、このシリーズ、僕なりに色々考えて撮っておりまして、今回の長谷川社長の場合、堅苦しい感じではなく、もの凄くラフに春先のをイメージしました。もう一つ引いた絵柄で腕を組んでもらってるのもあるんですが、個人的にはそっちがお薦め。またどっかで使って頂きたいですね。

同シリーズでは隣のマダムもすでにホームページや新しいパンフレットで僕の写真を使用頂いていますし、浅草のすき焼き屋さん「ちんや」さんの住吉社長も撮らせて頂きまして、それに関しては六代目という事もあり、かなり重厚な感じで撮らせて頂いております。住吉さんの個人ブログに掲載して頂いておりますので、またご紹介出来ればと思っております。

いやぁ、プレジデントシリーズ、ちょっと盛り上がってきましたね。全国の社長様、是非私を呼んで下さい!

撮りまくる日々

3月16日から今日までの三日間、出版準備を進めている本に掲載する料理の撮影がありました。ズバリ言ってしまうとレシピ本なのですが、出版社の方が来られて父が料理を作っては僕が撮る!という事を三日連続で行った次第です。こういう作業が今月中に後一回あるそうです。

上記は撮影した料理に対して何か書いてる編集のKさん。皆で和気あいあいとした現場になったのは、KさんとYさんの人柄だと思います。心より感謝。

本自体の話は、もうすぐ仮目次が完成するとの事なので、それをもって各方面にご挨拶を行った後、ここで皆さんにもお知らせしたいと思っております。もう少し待ってて下さい。

さて、撮影は2Fの僕のスタジオで!と思っていたのですが、料理が出来上がった瞬間に撮りたい!というKさんの意向に沿って、居間にセットを組んで臨みました。結果、臨場感のある良いデータが撮れたと思います。現像作業はトーンの統一等があるので、全部の撮影が終了した後、一気に行いたいと思ってます。

しかし、この三日間は本当に撮りまくる日々でした。特に17日は朝イチでインターナショナルスクールの撮影(webも依頼されていてその素材撮影)、戻ってレシピ本の撮影、夜は喫茶店でサイフォンでゴボゴボさせたコーヒーのイメージ撮影と、出たり入ったり色んな物を撮らせて頂きました。撮るのが好きでこの仕事を始めたので本当に幸せです。

まぁ、その都度セットを崩して持ち出してまた組んでという事になるので、そりゃもう体力仕事ではあるんですが・・・。

今週は明日も全セットを持ち出しての撮影、明後日も外での撮影と、体力勝負が残っていますが、撮りまくる日々に幸せを感じ、テンション上げて乗り切っていきたいと思っています。

合間のデスクワークがなかなかはかどらないのが悩みの種です・・・。

3月2回目のロード終了!

先週に引き続き今月二回目のロードが無事に終了しました。正直、現在抱えている仕事内容のボリューム的に、ここでロードが続くのはキツいっちゃぁキツいんですけど、呼んで頂ける事は本当に幸せですし、先の話を詰め始めていかないといけない時期にきてるという事もありますので、なんとか頑張ってきました。

とりあえず、桑田さんとの仕事に関しては、本当に4月以降に行われる色々な事に関する打ち合わせだったので、このタイミングで詰める事が出来たのは大きいです。

後、本の出版に関しても、もう時間もありませんし、可能な限り行き来して時間を有効に使っていかないといけませんから・・・。

忙しい事は本当にありがたい事で、これが途切れなきゃ良いなぁと思いながら生きてるんですけど、そういう事を考える事自体良い事ではなく、とにかく今ある仕事をしっかりとこなし、先の仕事に関しても動き出す前に出来る準備はしっかり行い、余計な事を考えず、仕事をくださった皆さんに喜んで頂ける事だけを考えてやっていきたいですね。

N700系の車窓からの眺めで、いつも同じ風景を見ながら上記のような事を考えています。米原周辺なんですけどね・・・。なんか、いつもそこでそうやって考えて気持ちを引き締めて新神戸に戻る、そんな感じが続いています。

そういえば、二回連続でカミさんがホームまで迎えに来てくれてました。僕はカメラとMacを持ってどこへでも行きますけど、なんせ銀河系一の愛妻家ですから、カミさんと離れるのだけが辛いんです。故にホームまで迎えに来てくれるのは本当に嬉しい限り。今日はどうでしょうか・・・。

本当に呼ばれる事は幸せです。呼んで頂けるのなら思いのままどこへでも行きます。走り続ける事が生きる事だと思ってますので。

7期生全員揃いました!

今日は麻生ジャイアンツ7期生の残る一人の撮影。先月の撮影日に休んでいたので、彼だけ「NO PHOTO」マークだったんです。ずっと気になっていて、早くとってあげたいと思っていたので、胸のつかえがおりたような気がします。

新宿でちょっと時間を潰してしまったので、若干遅れ気味に到着したんですけど、皆さん特に責めるでもなく暖かく迎えて下さいました。いつもすみません。

撮影後は、桑田さんと少し話し、桑田さんが帰った後に総監督の関谷さんと今後の麻生ジャイアンツのサイト運営についての意見交換を行いました。

皆さん、色々考えてらっしゃるようで、その熱いエナジーをどうまとめていくのかが今後のポイントになりそうです。毎月1万を超えるアクセスがあるサイトですから、それだけ世間の桑田さんに対する注目が熱いという事なので、なんとか良い形で桑田さんが行っている野球への取り組み等を麻生ジャイアンツを通して伝えていければと思っています。

今回も父兄の方が駅まで送って下さいました。桑田さんは恐らくお父さん達との事なんでしょうけど、「友達出来た?」と聞いてきますが、友達なんてとんでもない。皆さんの仲間に加えて頂けるだけで僕は幸せです。

でも、実は対して歳が変わらないんですよね。ウチは子供がいないから感覚がズレちゃってるんでしょうけど、年齢自体はさほど変わらないんですよ・・・。